閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

オオルリ

2023-07-07 19:11:08 | 日々

あのへんで鳴いてます。

 

このへん。

 

日暮れになってもまだ鳴いている。

 

ほらね。

 

オオルリは、こういう見晴らしの良いてっぺんの枝が好きなので、こちらからもよく見える。
逆光で色がよくわからないけれど、おなかの白がはっきりしているから、成鳥かな。
オオルリがのびのびと鳴いていると、すぐ隣の木にガビチョウが来て、先客にかまわず大声で鳴き始めた。
ガビチョウという鳥は、オオルリのようにてっぺんにとまることはなく、木の中ほどの葉のしげった枝に隠れて鳴くので、ほんとはシャイな性格なのかもしれないけれど、なにしろ声がでかいし、マナーというものを理解していないから、どうしてもあつかましいイメージになってしまう。
オオルリ君がうんざりして(かどうか)飛び去ったあとも、ガビちゃんはえんえんとソロライブをやっていた。


 

次々に咲くこぼれヒマワリ。

 

オシロイバナ。理想的な咲き分け。

 

こういう不思議な混色が楽しいのですが、咲いてみるまでわからないので、なかなか思うようにはいかず。

 

こっちの株は全体に色が散っている。

 

ほおずき。小鬼のランタン。
1本の枝にずらりとついた花屋で売っているようなものを作るには、相当手をかけ薬も使わないとだめらしい。今年も虫に食われたり倒れたりの中から、色づいた実をみつけては摘んでくる。

 

こぼれスミレちゃん。身長5センチほど。可愛いです。

 

本日の「いいね」じゃない。

七夕の短冊投稿数、生涯1回に制限

毎年ただでお願いし放題というのも虫の良すぎる話ではあるけれど、有料プラン、高すぎ^^;
(で、あれは「投稿」なの?)

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「なまえのないねこ」TV再々放送

2023-07-05 21:54:44 | お知らせ(いろいろ)


好評につき2度目の再放送だそうです。

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「スターハイツ0号室」電子版

2023-07-03 11:56:09 | お知らせ(いろいろ)

『スターハイツ0号室』(フレーベル館 2001年)が電子書籍になりました。

何年か前から電子化はされていたのですが、図書館・学校関係限定だったので。
昨日、ふと見たら、もう誰でも購入できるようになっていました。

 

もくじが、かなり変わっているんですけど(読みにくいよね・笑)
これは、主人公のマンション管理人のおじさんの趣味にちなんで、クロスワードパズル風になっているのです。
「スターハイツ」という名前の小ぢんまりしたマンションを舞台にしたお話が5つ入っています。

 

挿絵は、マイスリッポ(佐藤直行)さんです。
ちょっと海外の童話っぽくて、素敵でしょう。
話の設定はいちおう日本なんですけど、管理人のおじさんをおしゃれなイメージで描いていただきたくて、この方にお願いしたのでした。

この本は初版が2001年で、記録によればその2年前に書いたことになっています。
翌年、何かの推薦図書になった気がするけど、その後わりとすぐ「品切れ重版未定」になってしまったのね。(重版未定というのは婉曲的表現で、ほとんどの場合は待ってても復活しません)
子どもがひとりも出てこないわけではないけれど、なにしろ主人公は一人暮らしの初老のおじさんだし、訪ねてくる人もセールスマンだったり小説家だったりするので、児童書としては地味で売れない(と思われる)部類なのは、まあいたしかたありません。

今回、久しぶりに本棚から出して読んでみたのですが、これがみごとに覚えていない! えー、こんな話だったっけ? これ、ほんとにわたしが書いたの? と、非常に新鮮な気持ちで読むことができました。
最後に「そうだったのか!」という仕掛けがあって、それを考えたことさえ覚えていなかったという…なんなんだ、この作者は(笑)

この本に出てくるマンションのモデルは、直接的には結婚前にしばらく住んでいた駅から7分のマンションなのですが、実はそれよりずっと前、わたしが小学生のとき、一度だけ連れて行ってもらった大叔母の住まいが「ステラハイム」というマンションで、その名前のイメージが根底にあります。ドイツ語のステラハイムを、英語のスターハイツに変えたわけ。
もくじにある「星の丘のてっぺんで」は、スターハイツをさらに「星の丘」と訳した結果うまれた話。(ということをいま思い出した!)

版元のフレーベル館は、学生時代からお世話になっていたところで、当時の社屋は神田神保町にありました。大学を出たあと、わたしはすこしのあいだ会社勤めをしていたので、仕事終わってから打ち合わせのためタクシーでフレーベル館に直行するということがたびたびあり、夜間受付の守衛さんが内線で「タケシタケイコさんがいらしてますよォ」と編集部に知らせてくださる…何度訂正しても「ケイコさん」と言われてました。
「スターハイツの管理人の森田さん」には、その守衛さんのイメージもちょっとだけ混ざっているのかもしれないです。

 

 

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「なまえのないねこ」タイ版

2023-07-02 14:47:17 | お知らせ(海外版)

『なまえのないねこ』(小峰書店 2019年)タイ語版ができました。
発刊から4年で、すでに6か国で翻訳出版されたとは、すごいなあ。

 

くるくるした文字が可愛い。
グーグル翻訳君によれば、左から3つ(最初の「66」みたいに見えるのは、これで1文字)が「ねこ」で、次の2つが「なまえ」らしいです。タイ文字はなんとなく猫っぽいのが多い。

 

 

本文、とてもしっくりなじんでいます。

猫の名前など、あまり大きく変わったところはなくて、「ハイジとクララ」はそのまま、「つきみ」は「チョムチャン」で、「月を見る」という意味が入っている感じ。「じゅげむ」は「クヮン・ユエン」、これもタイで縁起の良い名前だということです。
「メロン」も「メロン」で、よかった。日本と同じで、タイにもグリーンのメロンがあるみたい。
(これがね、次に出るフランス語版では、どうなるでしょうか…見てのお楽しみ!)

 

後ろ見返し。

タイといえば、シャムやコラットといった高級猫さんの「本場」でもあるけれど、ふつうのストリートキャットもたくさんいそうですね。

 

 

 

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