中国語(簡体)版2冊。
河北科学技術出版社というところから。
乗り物だから科学技術なのか。
表紙の一番上に「絵本名家鈴木守与竹下文子的超人気代表作」って書いてあります。すごいわねえ。
クレーンは「起重机」。
中国語の机はマシーンのことで、いわゆるデスクは書桌というらしい。
ペーパーバックで、厚さ3ミリくらいしかなく、ぺらんぺらんです。
でも紙質は悪くないし、色もきれいに出ている。
(以前の中国版は、全体に濃いめに、赤を強めに印刷するという感じでしたね)
耐久性はないけど、これはこれで見やすいかな。軽いし。
初版が1991年と1993年。
あらためて見ると、かわいい絵本だな。われながら。
クレーンの港の場面で、コンテナの文字から、描いた人が当時聴いていた音楽を思い出すことができ、こんなところにもささやかなタイムマシンが仕掛けられている。