閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ニワトコなど

2015-02-15 22:50:55 | 日々

ニワトコのつぼみ。
「てんぷらにすると美味しいですよ」と、枝ごといただいたもの。
水にさしておいたら生き生きとしているので、てんぷらも食べたいけど、
もうちょっと鑑賞することにしました。

ニワトコは、春一番に新芽がひらき、薄クリーム色の花をつける木。
以前はこの近辺でも見かけたけれど、いつのまにか消えてしまった。
大きな木にはならないが、枝がよく伸びて道路にはみ出すので、
通行の妨げになって切られたのかもしれない。
奥に分け入って探せば、きっとまだあるだろう。 

アンデルセンの「ニワトコおばさん」はちょっと好きな話だ。
風邪ひいた子が、ベッドでニワトコ茶を飲まされていると、
そのポットから「ニワトコおばさん」があらわれて、お話をしてくれる。
これは西洋ニワトコ(エルダー)で、日本のものとは種類が違うらしい。
樹皮、葉、花、実、根と、全体が、西洋では伝統的な薬用植物。
ハーブティーにするのは乾燥した花。
ドイツでは5月に咲くエルダーの花をフリッターにして食べるとか。

 

 

あけびや葛のからまった木の枝の上のほうに、
金色に光っている不思議な物体をみつけた。
長さは5~6センチくらい。メッシュ仕様で、中が透けて見える。
手の届かない高さなので、帰って写真を拡大して調べたら、
クスサンという蛾の繭らしい。

こういうものの中には、たまにびっくりするほど美しいものがある。
南米のUrodid mothの繭は、細い細いレース糸をかぎ針で編んだようだ。
見てみたい方は→こちら (虫キライ姫にはおすすめしません)
繭の状態は、非アクティブなので、わりと安心して観察できる。
「親」の姿はものすごく苦手で、絶対にお近づきになりたくないですが。 

 



怪獣っぽい雲。
2匹連れだって山の陰からあらわれたところ。

 

 



あ、変身した。ツノが生えた。

 

 

羽。長さ約25ミリ。
ジョウビタキ(♂) 
と、断定する根拠は一応あるけど、あんまり言いたくない。

 

 

反省してますか?

 

 

してないな。

 

本日の「いいね!」


石膏ボーイズPV (動画)

あはは。あと2チームくらい作れそうだよね。

 

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