閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

あさり

2007-08-06 09:28:44 | 日々

「夏休みの工作」の検索でこちらにいらした方、
まったくなんにもお役に立たなくてすみません…。
でもせっかくだからそのことも書いておこう。

小学1年のとき、「お琴」を作りました。
佃煮か何か入っていた浅い木箱を使って、
輪ゴムの弦を張って、厚紙で「琴柱」も作って。
ぺんぺんとかぼそい音で、ひっきりなしに
チューニングしてないといけないお琴でした。
今考えるとあれはお琴というより
アフリカの民族楽器に似ていたかも。

3年生くらいかなあ、「船」をつくったのは。
長方形の板の端をノコで切ってとがらせて。
それがラワン材か何かやたらとかたい木で、
斜めに切るのにものすごく苦労しました。
ぺらぺら薄くて大きな両刃ノコしかなかったんだもの。
あれは小学生には無理に決まってますよ。
うちの父は日曜大工なんかぜんぜんできなかったし、
教えてくれる人がいなかったのです。
(いまでは自分用の片刃ノコを持ってるし、
たいていのものはじょうずに切れます。
釘打ちもまあ8割くらいは成功する、かな…)

それから、これは工作じゃないけれど、
あさり貝の標本を作って持っていった記憶があります。
ちょうどチョコレートの空き箱があって、
チョコが1こずつ入っていたくぼみに
綿を敷いて貝殻を1こずついれて。
貝の模様が全部違っていて、とてもきれいだったのに、
先生はほめてくれませんでした。
おつゆのあさりの殻なんて安易だと思われたのかも。
でも、わたしはこの箱が大好きで、
返してもらった後も長いこと大事にしていました。
きっとそのころからコーネル趣味の子だったんだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イタリアのショパン・ロシア... | トップ | リベラ »