「雨、ふってるね」
「そーだね」
「なかなかやまないね」
「ねー」
ガクアジサイの装飾花ひらきはじめ。
杉林の水場の奥ではオオルリがずっと鳴いている。
遅れていたホトトギスもやってきた。
サンコウチョウの声をまだ聞かない。
夕方、遠くで「ふぃふいふぃっ」と言うので、「お、来た」と思ったら、そのあとに「レイチェルレイチェルレリゴーレリゴーレリゴー」と続いたので、偽だとわかった。
いや、偽なんて言ってはいけませんね。物真似上手のガビチョウ、本物です。
鳥が他の鳥の声を真似るのはなぜか。サンコウチョウになりすましてやろうとガビさんが思っているわけではない。それだけは確か。
オーストラリアにいるコトドリのオスは耳コピの達人で、鳥だけでなく、ワンワン吠える犬の声、ジーカシャッというカメラのシャッター音(昔はアナログ、今はデジタル!)、木を伐採するチェーンソーの音まで、聞いた音は何でもかんでもレパートリーに取り入れてしまうそうだ。
メスはそれを聞いて周囲の環境を判断するのだ…という説もある。それだとチェーンソーなんか真似したオスはぜんぜんモテないのだろうか。
絶対音感のある人は、周囲の物音が何でも「音階」に聴こえてしまうというけれど、物真似鳥もそういう耳を持っているのかもしれない。
今年も会えた、どくだみ八重ちゃん。
葉っぱに化けた子もいる。
半化け?
ミツバの花。小さい小さい。
本日の…
トム。じゃなくて、コマ吉!
きょうは鳥さん出ないから!
字幕読めないからヤメテ。
本日の「いいね!」
フィリピンで新たに制定された法律。
それだけ植える場所があるというのが素晴らしい。