閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

鳥の月

2015-05-14 22:42:52 | 日々

このへんに、巣立ったばかりのヤマガラの一家と、
それより先に巣立ったらしいシジュウカラとエナガの小群、
ヒヨドリが少なくとも1羽、それにアオゲラも1羽いる・・はず。
声だけです。

今シーズンはまだホトトギスを聞かない。
サンコウチョウもまだ来ていないらしい。
オオルリ、ウグイスはよく鳴く。キビタキ(たぶん)も。
新顔はサンショウクイ。チリリリリと高い声で鳴いて、
ときどき庭の桜の木にも来る。
黒白の姿かたちは、セグロセキレイとまぎらわしい。
セグロセキレイはあまり桜の木などでは見かけないし、
鳴き声も違うので、たぶんサンショウクイだと思う。
わたしは双眼鏡が苦手なので(自分がどこを見ているのか
サッパリわからないし、動かすとすぐ酔うし!)
いまいち決め手に欠ける鳥見です。

 

 

竹に雀、っぽいけど、これは山雀(ヤマガラ)。
こっち見てしきりと何か文句言っており。

 

本日のにゃんこ。

とっても悪い2匹の黒猫。

朝6時半。「ピーッ!」という声と、バタバタいう羽音で飛び起きる。
吹き抜けの窓の内側ではばたいているものがいる。
階下では真鈴が、キラキラおめめでワクワクそわそわ見上げている。
あーっ、鳥さん捕ってきちゃったのか!
寝起きのボンヤリ頭で、とりあえず、アトリエに電話して
救援を要請し、階段を駆け下り、真鈴をとっつかまえて、
ちょうどやってきたさんちゃんも一緒にして、廊下に締め出す。
(この順序は、本当は逆のほうが良いです)
そこにMが駆けつけてきたが、窓が高いので網も届かない。
パニック状態の鳥は、しきりに窓ガラスにぶつかっている。
そのうち何かの拍子で、2階のドアの桟にしがみついてとまったので、
無事に保護することができた。
鳥はシジュウカラ。
玄関ドアをあけると、そのまままっすぐ飛んでいく。
待っていたように、もう1羽、一緒になって飛んでいった。
庭に猫毛をあつめにきたところを狙ったのかもしれない。
上手にそーっとくわえて、持って帰って、パッと放したんだ。
すごい。
いや、真鈴、ほめないけど。
飛んでったシジュウカラ、すごい。
奥さんを心配してずーっと外で待っていたダンナさんも偉い。 

その少しあと。
台所に行ったら、きなちゃんが、妙にそわそわしたそぶりをする。
視線の先にあるポリバケツをどけてみると、
ああ、いたいた! 今度は、ちっこいヒメネズミだ。
タッパーでふせて、無事保護。
きななが自分で捕ってきたとは思えないので、
きっとこれも真鈴のおみやげだろうなあ。
おそらく明け方まだ暗いうちにこれを持ってきて、
そのあと見失ったか、飽きたか、で、続けて鳥さんを・・。

その前の晩。
わたしがお風呂に入っている間に、例によって真鈴ちゃんが
おねずを捕ってきて、こともあろうにそれをですね・・
(うう、やっぱり、やめよう、これ書くのは)

その少しあと。
やっと片づけ、寝たと思ったら、さんちゃんがうなってる声で起こされる。
相手は例のよそ猫ジャッキー(仮名)。
取っ組み合ったまま、坂をごろごろと数メートルころがり落ちてくる。
雨は降ってるし、双方戦闘モードもマックスでまったく手がつけられず。
そしてまたしてもワイヤーメッシュ3回抜け、追跡不能。
(朝になったら平然と椅子で寝ていたそうです。
さんちゃん強い。ほめないけど)

そして、今夜、ついさきほど。
階下に降りていったら、ナニモノカがあわてて猫穴から出ていく音。
ライトで照らすと、庭先にジャッキー。
前足を浮かせて、「だるまさんがころんだ!」の停止ポーズ。
台所の前に置いてある猫皿は、どれもキレイに空になっていました。
おーい、さんちゃーん、「灯台もと暗し」とはこのことだよーっ。
(・・いません) 

 

<追記>

そのあとでまた縁側に来たので、よく見たら、
さんちゃんの宿敵ジャッキーとはどうも違うようだ。
縞柄も濃いし、シッポがすんなり細くて長い。
2メートルくらいの距離で人の顔みて鳴いており、
根っからの野良ではなさそうな。
誰なのアナタ。 

 

本日の「いいね!」


Pallas cat(マヌルネコ)(動画)

わああ・・何? なになに!?

 

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