閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

2021年のごあいさつ

2021-01-04 15:19:02 | 日々

あけましておめでとうございます。
本年も閑猫堂をよろしくお願いいたします。

年末からずっと強風が吹き荒れていて、家の外回りのお掃除もできないまま。
大晦日は、恒例の年越し蕎麦を食べに、西タウンへ。古い蕎麦屋、もうないかも、と毎年危ぶみつつ行くのだが、健在で何より。しかし、お客はおらず、ディスタンスどころか貸し切り状態。壁にはTVロケで町を訪れた芸能人の写真やサイン色紙がびっしり貼られている。志村けんしかわからない。5年前の日付だ。

スーパー2軒まわって歳末買い出し。1軒は魚がめちゃめちゃ安く、60センチを超える鰹とか、力士の優勝祝いみたいな天然鯛がごろごろしていて、Mが欲しそうにしているけれど、そんなに大きいの買ったって食べられませんってば。
海の近くは、まっすぐ歩けないようなものすごい風で、車はたちまち潮まみれになってしまう。
(帰ったらすぐ洗わなきゃね、と言っていたのに、帰ったらころっと忘れ、元日の朝イチでMに洗ってもらう始末)

NHKの「紅白」はもう何十年も観ていなかったが、たまたまTVをつけたので、最後のほう少しだけ。華々しいような寒々しいようなステージ。無観客のせいか、歌い手も司会もぎこちなく見える。氷川きよし、いいなあ。それと玉置浩二。この人の歌は素晴らしかった。聴けてよかった。

元日の夜は、酔猫さんちにおよばれしてご馳走をいただき、2日3日は、箱根駅伝の中継を見る。スポーツ番組は、じいっと座って見ていると疲れるので、なるべく立ってあちこち動いている。
パソコン内にたまったファイルの整理とバックアップをするのも、ここ数年、お正月行事(個人的な)のようになっている。9年前にマドリを撮った動画が出てきた。高い声で甘え鳴きしながら、膝のまわりをくるくる、くるくる回っている。ざっくりした毛の手触りがよみがえる。グリーンの目。懐かしい。
それにしても、増え続ける画像データは、この先どうしたものか。どんな媒体も永久にもつわけではないけれど、自分で見て懐かしく思ううちは保存しておく。それでいいかしら。

お煮しめにタケノコを入れ忘れたことに、年明けてから気づいた。考えてみれば、そもそも真冬にあるはずのないタケノコが、どうしておせちのメンバーに入っているのか、これまで疑問に思わなかったのが不思議。「来年から入れなくてもいいんじゃない?」とMが言う。そうね。


本日の「へえ~」

江戸時代の正月の常識が現代とだいぶ違う

三が日は箒を持たない(福が逃げるから)というのは、昭和の頃には聞いた話。家によっては今も生きているしきたりかもしれない。わたしも掃除機はさすがに出さないけれど、薪ストーブで室内が木っ端だらけ灰だらけになるから、お正月でも箒は必要不可欠だ。福の神さんをうっかり掃き出さないよう、気をつけてます。

 

みなさまにも「福」がありますように!

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