閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

まちぶせ

2016-07-31 15:10:34 | 日々

むこうからさんちゃんが来るのが見えたので、

 

 

まちぶせしておどかそうと、

 

 

待っているのに、なかなか来ない。

 

 

じつは、さんちゃんは花壇の反対側にまわっていて、

 

 

裏をかかれたことに気づかないウラシマ。

 

 

間抜けなんだよ。

 

 

おかしいなァ。まだ来ないなァ。

 

 

 

 

んっ? いつのまに!

 

 

ニンジャか!?

 

さんちゃんは子猫のときからここで育っているので、
このあたりの地理や地形を熟知しており、
忍び足の回り道から、あっと驚くダイナミックな近道まで、
多様なルートを非常にうまく使い分けることができる。
方向オンチのわたしがびっくりするくらい賢い。
ただし、家に出入りできる猫ドアは一か所しかない。
たいていウラシマがその付近に居座っているため、
一日中、さまざまな攻防と駆け引きが繰り広げられている。


ヒトに対しては、もうべったべたの甘猫ウラシマ。
毎晩、わたしがお風呂から出ると、「ピ~~ッ!」と叫んで
走ってきて、ゴロゴロ、ゴロゴロいってまとわりつく。
2階に上がるとついてきて、布団の上でゴロゴロ、ゴロゴロ。
ゴロゴロいってる間は、他の子も警戒しないので、いい具合だ。
それにしても、馴れるの早かったなあ。
きななは、お布団を踏むまでに4年くらいかかったのに、
ウラシマ君は1か月半で、もう腕枕で寝ているぞ。
相変わらず、触った感じが猫というより犬っぽい硬さ。 
「よしよし」と頭をぽんぽん叩いて、「お座り!」とか言いそうになる。 

 

本日のゲスト。

レアな玉虫ゲット♪

例年、夏に一度か二度、飛んでいる姿は見かけるけれど、
生きているのを手の届く場所でみつけたのは初めて。 
Mに見せようと急いでつかんだら、「いててててっ!」。
噛まれたと思ったら、そうではなく、胸と腹の鎧の継ぎ目(?)で
思いっきり指をはさまれたらしい。
それでもめげずにアトリエまで持っていき、とりあえず預けて、
それからカメラをとりに走る。

玉虫をたんすにいれておくと着物が増える…と祖母が言っていた。
子どものとき、おもてで拾った玉虫を、小箱におさめて宝物にしていた。
この虫だけは、なぜか「虫の死骸」という感じが全然しないのだ。
あざやかな色と金属光沢が、何年たっても変わらないのが不思議。
当時は町に住んでいたけれど、玉虫はどこにいたのだろう。 

 

写真を撮りたくて、ここにとまってもらった。
ふつうはこういう草むらにはいない。
食草はエノキやケヤキの木の葉だそうだ。
草の茎をのぼって、羽をひろげて「ぶんっ!」と飛ぶ。
独特な飛行姿勢で、きらきら光りながら、空高く飛んでいく。 

 




あ、これもレアかな。

 

 

折り紙みたいな四角いキキョウ。

 

本日の「いいね!」


ONAK

組み立て15分、折り紙カヌー!

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