閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

天然ステンドグラス・その2

2019-12-16 23:43:18 | 日々

遠目にひときわあざやかな赤はハゼノキ。

 

ハゼノキとヤマハゼの違いはよくわからないので、どっちか、ということにしておく。
ハゼやウルシの類は、うっかりさわるとかぶれるおそれがあるので、詳しく観察しにくい。
午後の日ざしであんまりきれいだったので、思わず近づいてしまったけど。
(紅葉した葉っぱよりも、樹皮や枝の切り口のほうがアブナイ気がします)

 



ススキの穂も、銀色。飛んでいく寸前。

 

ゴンズイの若木の、非常に個性的な色の紅葉(というのかな?)。

ゴンズイという名の由来は、この木が材としての利用価値がないため、海の魚のゴンズイと同じで役に立たないから…などと言われているが、この説はいまひとつしっくりこない。使いみちが「ない」なんてことを、わざわざ名前にするかしら。その例として海の魚をもってくるのも不自然に思える。
だって、魚のゴンズイといえば、役に立つ立たない以前に、まず「毒針があって危険」でしょ? 「マムシグサ」みたいに毒のある植物につけるならわかるけれど、この木はとげもなく、地方によっては新芽や若葉を食べるという。
もしかしたら、木のゴンズイと魚のゴンズイに関連はなく、それぞれ別の由来があって、たまたま同じ名前になっただけではないだろうか。
ゴンズイは別名ゴゼノキともいうそうで、瞽女さんといえば杖。この木は幹がまっすぐで横枝が少ない。杖にしやすそうだから、「ツエ」がなまって「ヅイ」になった、とか…。
あ、例によって怪しい閑猫説なので、信じないでください。

こちらは色が変わりかけの葉。ちょっと日本的でない感じの木だけれど、名前の由来がわからないくらい昔からあることだけは確か。
じーっと見ていると、細長くてちょっとくねった形といい、縁にちらっと見えるぎざぎざの黄緑といい、どことなく、なぁんとなく、魚のゴンズイがうようよ群れている様子に似ていなくもない…ね…。


お、鳥の巣みーつけた。

 

ヒヨドリさんかな。

 

花束、ではない。今夜のおかず。ごま油と塩でさっと炒める。

 

本日のコマちゃん。

足元で甘えるとき、シッポがすごく太くなるので、写真撮ろうと思ったけど、くるくる、くるくる動き回ってピント合わず。


ぼわわん!

 

本日の「いいね!」

「Main Tent」

東京・吉祥寺の古本屋さん。シャム猫ヨジゲン知ってる知ってる! 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする