真鈴さんが興味津々で見つめる先には…
鳩さん?!
10日あまり前に、Mが町で拾ってきた鳩の子。
最初はぐったりしていて、ほとんど目も開かず、片足が折れているのかぶらぶらの状態で、色もドバトだかキジバトだかはっきりしないくらいだった。
こりゃだめかなーと思いながらも、強制給餌をしていたら、だんだん元気になり、日に日に羽ものびてきた。
発見したとき、車道の脇にころがっていたというので、巣立ってまもない雛が飛んでいて車にぶつかったのかと思っていたら、どうもそうではないらしい。
調べたら、ドバトは孵化してから巣立つまでに平均35日ほどかかるそうだ。
ネットで雛の画像を見てみると、この子を拾ったとき(9月8日)の羽毛の様子は15~20日齢くらいに見える。
ということは、巣立ち雛ではなく、飛べないうちに巣から落ちた、ということですね。
ドバトのご先祖は乾燥地帯の岩山のような環境に住んでいたので、巣は樹木ではなく、崖の穴のような「高くて屋根があって平らな場所」に作る。
ごちゃごちゃと物が置いてあるマンションのベランダの隅っこなどは、絶好の「崖の穴」に見えるらしい。
しかし、発見場所の真上にそれらしき建造物等はなく、どこから落ちてきたのかは、謎のまま。
頭にうぶ毛が残っていて、顔つきはまだまだ雛っぽいけれど、羽はもうかなり立派。羽づくろいも一人前。
ケージから出すと、さかんに大きなはばたきを繰り返す。
きょうは一瞬5センチくらい浮いたり、ホーヴァークラフトみたいに床すれすれを滑空したりしていた。
初めのうちは立てなかったけれど、いまは動かないほうの足を杖がわりにバランスをとって直立できるし、トテン、トテンとゆっくり歩くこともできる。
じつはそこのところがいちばん心配だった。
ハトの主食は穀類や草の種なので、ハトはいつも地面をせわしなく歩き回って餌を探している。
歩けなかったら、自分で餌をとることもできないから、一生うちでお世話するしかないだろうなあ…と思っていた。
猫が入れない唯一の場所はMのアトリエなので、飼うならここしかないけれど、水張りしたばかりの真っ白い画用紙がそこらじゅうに置いてあったり、貴重な標本や資料もあったりするから、自由に飛び回ってもらうというわけにはいかないし。
餌はもう自分でついばむことを覚えたから、しっかり飛べて、なんとか歩けるようなら、野生に戻せる(市街地に住んでいてもドバトは「野鳥」なので!)かもしれない。
ふつうなら、早ければ今週末、遅くても今月末には「巣立って」いるはずの雛。
しかし、飛ぶ姿を見せて巣立ちを促す親鳥が、ここにはいない。
そして、飛べない人間の仮親に、この子はすっかり馴れてしまった様子で「ピーピー」と甘え声を出しているのです。
さてさて、このあと、どうなりますか。
赤い彼岸花と、
白い彼岸花。
彼岸花を摘んではいけないと言われた。
持って帰ると家が火事になる、とか。
わたしは迷信を信じるほうではないけれど、迷信そのものは嫌いではない。
もともとは、有毒植物だから危ない、ということなのだろう。
食べなければ大丈夫、と摘んだ本人は思っていても、持ち帰れば幼い弟妹が口にするかもしれない。
火事になる、と言えば、真っ赤な花火のような花のイメージとも重なり、心理的により強い禁忌となる。
そんなふうに考えると、どんな迷信にも非科学的だといって否定しきれないものがあり、興味は尽きない。
白花のほうは、火事になると言っても説得力が薄そうだけど、彼岸花は彼岸花。
このあいだ、柵の外の、ほっとくとぜったい鹿が食ってしまうに違いない花を1本だけ切ってきたけれど、やっぱりちょっとどきどきしました。
ミズヒキに水玉。
トレニアに水玉。
本日の「いいね!」
Tuscany Italy
旅先で偶然こんなのに出会えたら素敵だろうな。
終わりのほうに出てくる人たちが、突然タイムスリップしたようで、びっくり。
(コメントから察するに、トスカーナ地方は競走馬の産地で、このいでたちは何かのフェスティバルに行くところか帰るところ?)
もうひとつ、これは「いいね」という類のものではありませんが…
日本の学校から「いじめ」が絶対なくならないシンプルな理由
少し極端な例もあげられているけれど、基本的にこれは真実だと思う。
学校に居づらいと感じている子は読むといいかもしれない。
居づらくて当然だ、ということがわかるだけでも、いくらか救われるんじゃないかと思うので。