朝7時ごろ、窓の外をツバメが飛ぶのが見える。
誰かが手の中に握っていて、ときどきパッとまくように、建物の陰からあらわれ、くるくると旋回して、また陰に消える。1羽から10羽ほどの群れでいるらしい。
翼のかたちも、紙飛行機のような滑空のしかたも間違いなくツバメだけれど、南から渡ってくるには時期が早すぎる。イワツバメだろうか。この7階の窓より高いところを飛ぶので、シルエットでしか見えない。
日中になるとツバメは見えず、ときどきカラス、ときどき鳩の群れ。
日に何度かは、屋上に降り立ったドクターヘリが、この山を越えて飛んでいくのも見える。
(1月18日記)
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