閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

夢ふらし

2010-05-01 16:53:24 | 日々
 電車の中で、知らない人がアメフラシを持っている。
 何かの商品を買って「プレゼント」に応募したら当たったとか。
 こういう生き物を安易に景品にするのは困ったことだ。
 「アメフラシはすぐ大きくなるから飼うのは大変ですよ。
 よかったら僕が海に放してきてあげましょうか」
 …などと言ってるうちに目が覚めた。

これはMが見た夢。
シュール?
そんなことはありません。
この人は基本的に「そのまんま」な夢が多いので、
夢解きの必要もなくてつまらないくらい。
そもそもアメフラシなんて夢辞典にものってないし。

アメフラシという生物は、動きはゆっくりしているのに、
成長は意外と早くて驚きます。
3センチほどのうちは、まあ可愛いと言えなくもないですが、
ちょっと見ないうちに、ころんころんのおでぶちゃんになり、
(伸び縮みするので正確な計測のしかたがわからない…)
「えっ? あれが、これ?」という感じ。
水槽が狭くなってくると、順番に海に帰しに行きます。

じつは、西海岸で拾った(というか、ついてきた)数匹を、
たまたまこちらの勝手な都合で、反対側の東海岸に放しちゃいました。
似たような環境だし、どっちにも同じ種が生息しているので、
生態系を混乱させるおそれはないと思うんだけど…
(ないですよねえ、W先生?)

このふたつの海岸というのは、最短の陸路を車で行けば
数10分のところにありますが、海岸線に忠実に沿っていくと、
入りくんだ湾の連続で、かなりの距離になるでしょう。
しかもアメフラシ。
魚みたいに泳げるわけでもなく、
Sea hare(=海のうさぎ)というのは名ばかりで、
ぴょんぴょこ跳ねるわけでもなく(笑)
磯の浅いところで、ひねもすのたのたしているだけの生き物。
東西の交流があるとはあんまり思えない。
方言や習慣が違ったりして戸惑ってるかも。
ごめんね。

(でも、ほら、たまには「クラス替え」があったほうが、
アメフラシ族にとっても新鮮でいいんじゃないかな?)



さて、電車を3つ乗り換えて(遠いよ~)
「アリス・イン・ワンダーランド」観てきました。
うーん、バートンというよりはディズニー映画だったのが
ちょっと残念かな。
チェシャ猫がほわわんで可愛い。
風船みたいに連れて帰りたくなっちゃうくらい。
(浮いててくれるのが何よりですね)
だけどバンダースナッチは「えええ?」だった。
じゃあどんな奴だと思ってたのか、ってきかれると
返答に困りますが…。
コメント
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