閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

電子煙草

2009-01-29 09:51:24 | 日々
ネットショップをうろうろ、探し物の途中、
ふと目をやった画面の端に、気になる商品を発見。

電子煙草…というもの。
見た目はシガレット。材質は軽量アルミ。充電式。
「先端部分が赤く光り、フィルターからは煙(蒸気)が出るので、
リアルにたばこを吸っている感覚を味わえます」とのこと。

前に「LEDお線香」について書きましたが、これはそれを上回る。
だってほんとに「煙(蒸気)が出る」んですよ。
しかもハッカとかストロベリーとかの味つきで。

じつはかねがね不思議に思っていました。
喫煙は本人の健康を害するだけでなく、周囲にも迷惑。
と、もうずーっと前から言われているにもかかわらず、
その対策はほとんど「分煙」か「禁煙」ばかり。
煙草に替わるものはなぜ発売されないのか。

そもそも、どうして現在のような形式の煙草しかないのだろう。
ニコチンだかタールだかを積極的に摂取したい人は
煙の出ない(=他人に迷惑でない)煙草を吸えばいい。
火がついて煙が出るのがとにかく嬉しいという人は
煙だけの(=健康を害さない)煙草でいい。
葉っぱの香りが好きならいっそ昔の「かぎ煙草」にすれば…
などと、喫煙しないわたしは勝手に思うわけですが、
そう単純な話じゃないのかしら。

スモーカー心理を徹底的に調査分析研究した上で、
最先端のバイオテクノロジーなどなどを駆使すれば、
煙草に匹敵する(安全無害な)ナニカを作るくらい、出来るはず。
そしてあらゆるメディアを総動員して流行らせちゃえば。

…と、わたしが考えるまでもなく、作った人がいたんですね。
うん、ひとつの試みとしては、良いのではないでしょうか。
製品としてはまだまだ安っぽく、おもちゃレベルなのが惜しい。
もうひとがんばりして、大人が手にしても格好いいような
高級感を出して欲しいものです。


ところで、探していたのは「ブロッター」でした。
子どもの頃、父の机の上にいつも置かれていましたが、
自分では一度も使ったことがありませんでした。
ああいうものって、もうないのかな、と思ったら、
ちゃんと製造販売されていて、手に入れることができました。
ちょっと嬉しい。
残念なのは、なかなか使う機会がないこと。
少なくともこうしてブログ書いてる限り出番がないわけで…。
コメント
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