毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
2024.08.30.friday、明日は、パンの日です!
朝、そして夕方から夜にはすーっと気温が下がり、
一日の中の温度差による過ごしやすさに、今年の夏は、やっと北海道らしい夏にな
ったなあ・・・と、がしみじみとありがたく感じます。
おかげで日中がそれなりに暑くても、体力気力に余裕がありますもの。
そしてさらには、
すぐそばまでやって来ている新しい秋について、計画やイメージや何となくの希望
などを思い巡らせ、こころ弾みますよね。
毎日の料理にも少しずつ秋らしい温度や食感、食材を取り入れたりして。
静かにでも確実に近づいてくる新しい季節の気配を、私たちの感覚も敏感に反応し
ていますから、ここは意識して、
喜びとともに深呼吸、たっぷり摂取していこうではありませんか。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
香ばしくてむっちりと滋養たっぷりの、グラハム粉60%配合のパンです。
秋のスープに添えて、ぜひ食べてみてください。
明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
残暑のシュワシュワ~
photo by ofumi
朝と夕方以降はちゃんと涼しい空気が戻ってきてますね。
日中は、でもまだまだ気温が真夏並み・・・これぞ残暑というやつですね。
というわけで、今年の夏は、どうやら順調に ” 北海道らしい夏 ” のようです。
日中の暑さには、余裕で楽しみながら対応したいもの。
ティーソーダはいかがでしょう。
今回のレシピ & 見出し画像も、おふみさんよりいただきました。
安定の、そして失敗無しで安心のレシピですよー!
「 美味しいティーソーダの作り方 」
2人分
・茶葉 : 3g
・熱湯 : 60ml
・氷 : 60g
① 3g の茶葉に熱湯60ml を注ぎ、蓋をして2分。濃いめのティーを作る。
② コップ二つに、氷を入れて( 入れても、入れなくても、お好みでOK )
抽出した ①のティーを注ぐ。
③ その上に、好みの量の炭酸を注ぐ。
出来上がり~~!
なんとカンタン。なんて美味しい。シュワシュワ~。
これで元気を出して、もう少しの夏の名残を過ごしましょう。
今週もありがとうございました。
来週も、お待ちしております!!
この夏の思い出
一年に二度、お盆過ぎと年末に、東京で活躍する友人と会って心ゆくまでおしゃべり
をします。たまに予定が合わずに夏だけ or 年末だけの年もあります。
今年の夏は会えました。
彼女は佐織ちゃん。
コマーシャルフォトグラファーとして業界でもトップクラスのベテランなのです。
どさんこで、札幌で学生生活を送っている時期からのパスキューのお客様だった彼女
は、勇敢に東京に出て行って、大好きな写真で立派な大仕事を成すまでになって。
毎年のお里帰りの際には、自分で見つけた小さなお店のしみじみと美味しいお菓子の
お土産を持って、「 土岐 ( 私の旧姓:どき )さ~ん!」 って会いに来てくれます。
仕事のこと、出合ったアートのこと、本のこと、音楽のこと、家族のこと・・・
彼女の素晴らしくて素敵なところは、出合った頃の、二十歳前の頃からの、「 コレ
が好き、」 を何ら変わることなく持ち続けているところですね。
彼女の業績とそのクライアント企業の名前を聞いたら、エッ!?って驚くくらいの
お仕事実績が今やあるのですが、呼んでも聞こえないくらいの高くて遠い特殊な場所
でプロフェッショナルとして努力し続けてきた佐織ちゃんなのですけどね。
佐織ちゃんってば、おっとりと私の向かい側でニヤニヤにこにこ、変わらず私とパス
キューのことも好いていてくれているの。
今年の会食は、エルスカにて。
大きくて丸くて細いステムのワイングラスをカチンと合わせ、もりもりと食べて飲ん
でしゃべって再会を祝ったのでした。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
そろそろ真夏が終了ですね。
みなさまも、この夏の楽しかったことを思い出してはニッコリしみじみなさる
頃でしょう。
昼寝をしたり、レコードを聴いて、昼ビールを飲んだりしてのんびりしたよ、と
残暑お見舞いをちょうだいして、うんうん!いいね!と共感しきり。
夏休みならではの楽しさですね!
新しい秋がもうすぐ。香ばしいパンと暖かい珈琲の日常がなんだか新鮮です。
明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
2024年8月18日日曜日、pm7:23
お盆休みの一週間、
夏休みの最後の一週間( 高校生には )、
充実の一週間でした。
遠方からのお客様をたくさんお迎えしました。
ご旅行や帰省の貴重なお時間の中でお立ち寄りいただき、嬉しい限りです。
今年は、去年と比べるとわりと過ごしやすい夏かもしれませんね。
去年はお盆を過ぎてからの猛暑続きでヘトヘトでしたっけ・・・
来週からは心機一転、平常モードでの初秋が始まります。
気温もこのまま順調に秋の方向に向かってほしいものですねぇ。
今週のおしまいに、トミー・フラナガン 『 SEA CHANGES 』。
柔らかでありながら、研ぎ澄まされた繊細極まるそのタッチ!
トミー・フラナガンはやはり特別。海にまつわる名曲を聴きながら、夏を送る
気持ちになります。
今週も、たくさんのご来店、ありがとうございました。
来週末から、徐々に商品が補充&新入荷で増えていく予定です。
どうぞ遊びにいらしてください。
ご来店、お待ちしております!!
夏、後半。
お盆ですね。
毎年欠かさずに家族三人でお墓参りに行くのでしたが、今年は息子が受験生というこ
とで 「 お墓参りに行く余裕はありません、欠席します。 」 となり、17年振り( たぶ
ん ) に夫と二人のお墓参りでありました。
霊園に着いて、大関家のお墓を探して、持参の雑巾で墓石の水洗いをして、
きれいになったところでお線香とローソクに火を付けて、
手を合わせてナムナムして。
お供え用に持っていった桃山を分けて食べて、おしまい。
霊園の出口付近に広がる緩やかな起伏のある白樺の林、その中の大きな幹の前にて、
これも恒例の記念?写真をパシャリ。
息子が生まれて以降ずっと息子とツーショットの写真でしたが、今年は元に戻って
私一人で無理矢理撮ってもらいました ( あ、撮るの?ハイハイどうぞ、はいパシャ
ッ、3秒にて完了 )。
ああ、この林の奥の方でおしめを替えたこともあったよねー!なんて話ながら、地下鉄
にて街中に出て、お昼はシビレの担々麺・辛さ1( 私はにんにく抜きで )紙エプロン
をつけて、カウンターで二人並んでハフハフといただきました。
久しぶりに美味しかった~!
家に着いて、どれ程成果が上がったかはナゾの息子といろいろしゃべっているうちに
眠くなってきて一時間ほど爆睡し、夕方には毎週月曜日開店の ” バル大関 ” にて
ワインでご先祖様にカンパイし、お盆( 13日月曜日 ) は暮れていったのでした。
みなさま、楽しいお盆休みをお過ごしください!
残暑お見舞い、申し上げます。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
「 お盆を過ぎたら涼しくなりますね、」 の北海道の夏でしたが、今年はどうで
しょうかねえ・・・暑さが名残惜しいような気持ちになれる晩夏だといいけれど。
明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
2024年8月11日 日曜日、pm6:14
真夏を乗り切るための ” とっておき ” は、いろいろと用意しておきたいもの。
前回ご紹介した「 アイスティー 」 に続き、今回は超定番すぎて拍子抜け?かも
しれませんね「 スイカ 」 であります。
子供の頃は、お盆でみんなが集まるとなると、祖母が必ずまるまる一個のでっかい
スイカを買ってきて、水を張ったバケツに冷やしておいて、夜になったら花火と
スイカ( の種飛ばし ) が恒例でしたっけ。
甘さ、果汁、パリッパリザックザクの食感、文句なく美味しかった!
それからウン十年を経て、今。スイカは朝です。
四分の一カットのスイカを買ってきて、すぐに皮から赤い果実を切り離し、食べや
すい大きさに切って容器に入れ冷蔵庫にて一晩。
それを一人分ずつ器にとって、フォークを添えて、朝ごはんのテーブルへ。
寝苦しい夜を経てのぼんやりした頭と体に、ひんやりとしたスイカの果汁が流れて
いくのがわかります。そしてその度に毎朝「 ああー 」 と至福の声を呟くわけです。
なんという爽快感、なんという水分量、後味のキレの良さ、なんという美しい甘さ!
スイカのために朝起きる。
改めて、スイカ大好きと宣言したいです。
朝一番のスイカの後、お茶とパンの定番ブレックファストを始めます。
暑い一週間でした。
たくさんのみなさまのご来店感謝いたします。
これからしばらく真夏日は続くようです、どうぞいろいろお気を付けて。
昔ながらのしょっぱい梅干し、天日塩、番茶に麦茶、日本の夏の伝統定番は
やはり効く、と実感です。いかがでしょうか。
来週も、元気でみなさまのご来店をお待ちしております!!
MINGUS AT CARNEGIE HALL
チャールス・ミンガスとミンガス一味による
最高に熱くて心躍り、ガッツポーズで叫んで立ち上がってブラボー拍手をしたくなる!
1974年のカーネギーホールでのライブ盤です。
メンバーは、
ミンガス組: チャールス・ミンガス ( bass )
ジョージ・アダムス( tennor sax )
ハミエット・ブリュエット ( baritone sax )
ドン・プーレン ( piano )
ダニー・リッチモンド ( drums )
招喚奏者: ジョン・ファデス ( trumpet )
ジョン・ハンディ ( alto & tenor saxes )
ラサーン・ローランド・カーク ( tenorsax & stritch )
チャールス・マクファーソン ( alto sax )
この9人。
親分ミンガスとひと癖もふた癖もありありのミンガス一家の若い衆たちが、カーネギ
ーホールの大舞台できっちりと仕事するのです。
「 お前達さぁ行けーいっ!やってこいっ! 」 との親分の号令( :イメージです笑 )
に次々と飛び出してくる生きのいい舎弟の面々、個性と技を競うかのようなそのソロ
プレーのノリノリの楽しさと、出し惜しみも惰性も妥協も一切なしのサービス満点の
派手やかさに、大ホールは熱狂の坩堝と化します。
CD は1曲目「 Cジャム ブルース 」、2曲目「 パディド 」の2曲のみ( 後に2枚組での
完全盤発売 )、このライブを飾るラスト2曲だったようですが、納得です。
「 Cジャムブルース 」 のテーマを、ピアノ・ドンプーレンが弾き始め、続いて親分
ミンガスの野太く渋いガットベースがドドッ、ドドッン、ドドッっと響き渡り始めた
ら、客席から口笛!歓声!もうワクワクソワソワ!始まる始まる!!
管楽器のフルアンサンブルでのテーマに続き、ハンディのテナー、ブリュイエットの
バリトンテナー、カークのテナーとストリッチがテーマを引き継ぎ、そしてそこから。
ソロバトルが開始されます。
ブリュイエット9コーラス ~ アダムス15コーラス 、そして次ですローランド・カーク
登場!24コーラス。24コーラスですよ!延々と繰り広げられる凄まじいソロは、カーネ
ギーホールを埋め尽くす聴衆を最高の興奮へと導きます。
カークの後ではちと分が悪い?いえいえそんな。ジョン・ファディスのトップハイノー
とのトランペットのソロ、マクファーソンのアルトソロ。
最後に全員でテーマに戻り、そして長い終演奏~静かにエンド。
はぁあ、と余韻に浸る間もなく、「 パディド 」スタートです。過熱状態のホール全体
のあちこちから口笛が鳴り響き、軽快に華やかにテーマが流れます、あとは略( パディ
ドの最後のソロは、ピアノのドンプーレン、最後の最後に恐ろしく素晴らしい天才を聴
かせてくれるのですよ・・・ )。
夏バテが吹き飛ぶような素晴らしい盤。
ジャズの楽しさカッコ良さをこの上なく味わうことが出来る傑作として、推しますね。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
昨日7日は立秋でした。ということは・・・これから続くとの予報の30度越えの暑さ
って、” 残暑 ” になるのかしらん??
明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのお越しを
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
2024年8月4日日曜日、pm7:11
今週出合った素敵なピアニスト、ジョディ・クリスチャンの
『 experience 』を聴きながら、
ようやく閉店作業を終えました。
今週も、暑い最中のたくさんのみなさまのご来店を感謝いたします。
ありがとうございました!
Tシャツに半ズボン姿の方( 特に男性 )の楽しげな夏らしさに良い刺激を
受けたり、ミルク、シュガーシロップ、氷り入りのまかないミニサイズの
アイスコーヒーの苦くてたっぷり甘い美味しさにほっと一息ついたり、
夏度が上昇中の今週でした。
ジュディ・クリスチャンはシカゴ出身のピアニストで、生涯地元での演奏活動
に集中した方だそうです。ソロピアノとトリオ演奏のアルバムですが、静かに
歌っているような、味わい深いそのピアノに、ずっと聞き惚れておりました。
8曲目「 Blues Holiday 」は、口笛とピアノのデュオ。散歩に出て、歩道をスキップ
したくなってしまうような、そんな演奏です。
来週も、みなさまのステキな夏姿にお会いできますよう、
ご来店をこころよりお待ち申し上げます!!
夏のとっておき 2024
photo by Ofumi
今日から8月、葉月、オーガスト!
7月も暑かったけれど、まだまだ耐えられた。
” 真夏日( 30度以上 ) ” が数日は混じるけれど、 ” 夏日 ( 25度以上 ) ” が続く
北海道らしい夏といった感じでしたもの。
しかししかし油断は禁物、真夏の本番は8月、きっとぐいぐいと気温上昇してい
っちゃいますよね・・・そして最近は侮れない残暑。お盆を過ぎてもまだまだ暑
さは続くに違いない。
と、そのような仮設定をしながら、私はこれから真夏日、猛暑日に襲われても耐え
られる、なんとか負けずに元気でいられる対策 ( =お楽しみ )にアンテナをたて
ながらやっていくつもりなのであります! まぁ勇ましいですこと。
今年の夏のとっておきの暑さ対策、それは「 アイスティー 」。
お店で注文することはたまにありましたが、私はキホン珈琲党なのでそのせいか
家で紅茶を楽しむことはあまりなく、紅茶もたまに良いかも・・・と感じ始めた
のが今年の始め。あの香りと甘く渋い紅茶の味がふと脳裏に浮かんだわけです。
珈琲では賄いきれない官能的な感覚部分を紅茶が満たしてくれるのでしょうか、
珈琲と紅茶では明らかに担当別、という気がしますが、それぞれがどのような
パートを受け持っているのか、紅茶とのお付き合いは始まったばかり。
紅茶の世界の輪郭付近にやっとうろうろと立ってみている私に、今回も頼りになる
我が友・おふみさんが、真夏の悦楽・アイスティーの作り方を伝授してくれました。
おふみさんが大好きな紅茶屋さんの黄金比レシピとのことで、紅茶一年生の私が
何回作っても前回大成功のブレない比率レシピ。みなさまも是非~~
アイスティーの作り方
・茶葉の量 ・・・ 作りたい量の 1%
例 )300ml → 3g
・氷の量
300ml のうち、半分は紅茶を淹れる湯、もう半分は氷
例 )300ml → 湯 150ml : 氷 150g
・淹れ方
①茶葉を入れた容器に、沸騰した湯を 150ml 注ぐ
②すぐに蓋をする( 温度を高く保って茶葉の味を引き出す )
抽出時間は 2~3分。リーフティは眺め、ブロークンの茶葉は短め
③蓋をとり、柄の長いスプーンを差し入れ、容器の上部だけを優しく二回まわし
濃度を均一にする。
④氷の入った容器に、茶漉しで漉しながら紅茶を注ぐ。スプーンで数回かき混ぜ
冷たくなったら出来上がり!!
こうして本日の見出し画像の素敵なアイスティーが登場するわけなのです。
暑くて暑くてもうムリーっ、という日には、作り始めながらワクワクしてきますよ。
計量作業を入れても5分で完成するのに、このアイスティーの贅沢感、凉感、美しさ、
香り、癒やし、何よりも美味しさ加減は一体どういうことでしょうか?!
カランコロンという氷の音をたてながらゴクリこくこくと飲む冷たい紅茶に身も心も
スーッと静まり、ついで華やぐ、そんな感じなのです。驚き!
ペットボトル入りがポピュラーかもしれませんが、自分で淹れたアイスティーを知る
と、もう後戻りはないと思う。
去年の夏には全く縁が無かった知ることも無かった自分で淹れるアイスティー。
このアイスティーのために、私はローソンアイス 1kg入り袋 を購入、ご褒美感を盛り
上げます。それくらい、素敵な ” 真夏のとっておき ” の飲み物なのですよ。
おふみさま、今回もありがとう!
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
近代美術館で開催中の 『 鳥獣戯画 』展、いやはや凄まじい盛り上がりですね。
並んでご覧になった後や、整理券で待機中に、
どうぞ当店にて一休みなさってください。日用品を見て、選んで、アイスコーヒーも
ご用意してます。明日はパンも。
こんがりと焼けた丸いパンも山盛りにして、みなさまのご来店を、
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen