レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

P分署 ベイカー街

2020-07-12 13:14:06 | 
『集結 P分署捜査班』マウリツィオ・デ・ジョバンニ
 創元推理文庫で5月に出た。「21世紀の87分署シリーズ」だそうだ。
 「ナポリ最悪の地区にある分署に大量欠員が発生し、各地から腕利きだが問題のある刑事が集められ急造捜査チームを結成する」
 資産家で慈善家の婦人が殺害されて、不貞なその夫に疑いがかかる。
――真相は中々切ない。
 それとは別に、副署長が追っている連続自殺(?)事件も、この先まだ追求されるのか気になる。


『ベイカー街の女たち ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿1』ミシェル・バークビイ
 角川文庫で5月に出た。
 そもそもホームズのところに依頼に来た婦人は、事情をあまりにも話そうとしないので断られ、ハドスン夫人がその打ち明け話をきく。脅迫されている婦人を助けて、ワトスンの妻メアリとコンビを組み、アイリーンやイレギュラーズンバーも一緒に、卑劣な脅迫者を追っていく。
 続きが出るならば読みたい。
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