レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

夏の文庫フェア開始

2012-07-01 05:59:49 | 
 去年は7月になってからだったと記憶しているけど、29日に大手書店ではもう並んでいた。

「新潮文庫の100冊 2012 」
「ナツイチ2012 」
「発見!角川文庫 祭2012 」
 
 冊子を比べると、三つすべてにはいっているのは『人間失格』『伊豆の踊り子』『赤毛のアン』『星の王子さま』の4作。
 2社に共通は、
新潮と角川  『坊ちゃん』『こころ』『海と毒薬』『銀河鉄道の夜』『羅生門 鼻 (芋粥)』 『十五少年漂流記』『変身』
新潮と集英社 『不思議の国のアリス』 『シャーロック・ホームズ』

 今年は集英社で古典が減っている印象。 毎年やっている人気マンガ家によるカバーは今回3つ。知ってるのは『るろ剣』の和月だけで、「眠狂四郎」なのは時代劇つながりということで違和感はない。  『踊り子』はまだ荒木絵が続いている。あの絵では濃厚過ぎると思う。
 (敬称略であることに理由はない、なんとなく。悪意もない。)
 景品のハチスタンプをもらいたい気はないけど、三浦しをんと今野緒雪がいるので『いつか。君へ Girls』を購入。

 角川では、これまたストラップいらんけど、ビギナース・クラシックス」の『平家物語』をなんとなく購入した。
 ホラージャンルのはずの「ふるえる」に『怖い絵』がはいっているのは笑える。『人間失格』のカバーの意味不明な子供たちの写真のデザインはまだ残っているのか・・・。

 新潮では、景品が毎年交代する。今年は数年ぶりにブックカバー。「100%オレンジ」のパンダは好みでないけど、この際一つくらい応募したくなる。 星新一と三浦しをんを買った。
 ここのスペシャルカバーは無地の一色カラー。『車輪の下』がオレンジなのはいかがなものか。(私の知る限りでは)去年大不評だった『金閣寺』のキンキンはやめている。
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