レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

ケバブが食べたい

2009-03-01 07:29:09 | ドイツ
 ドイツでポピュラーなファストフードとして、トルコ由来の「ケバブ」がある。ウィキペディアから引用すると、
「中東地域とその周辺地域で供される、肉類をローストして調理する料理の総称
もっとも典型的な調理法は、四角形に切った肉を串に刺して焼いたものである。ケバブ料理の本場として欧米や日本でもっとも知られているトルコでは、串焼きのケバブのほか、ヨーグルトを添えて食べるイスケンデルケバブ や、屑肉を固まりにし、回転させながら焼いたものを削ぎ切りしたドネルケバブ などのバリエーションがあり、様々な焼肉料理がケバブと総称される」
 「欧米や日本では、トルコでのドネルケバブの食べ方の一例である、パンに野菜サラダと一緒に挟む食べ方が広まっており」、「トルコではフランスパンのような棒状のパンを使うが、海外では丸いパンをふたつに割ったものにサンドするのが一般的で、ドネルサンドなどと呼ばれている。肉も、羊肉の代わりに牛肉が使われることが多い」
 私が90年秋にライン河畔のボッパルトで過ごしたときにはそういうのを見た覚えはないが、98-99にはあちこちにあった。黒々とした髪・目のヒゲのおじさんおにいさんたちがいるけど、客はトルコ人に限らない。使っていた肉がなんだったのか、羊だと決め付けていて、なんなのかあまり気にしなかった。直径20センチくらいはある丸いパンを半分にして間に野菜・肉をはさみ、主にヨーグルトをかけたものだった。子供用として小さめサイズもあったけど、それも充分な大きさだった。
 日本で売ってるものはだいぶ小さいらしい。現に、地元のデパートのフードコーナーにも一時あった店の品はたいへん物足りないサイズだった。ウケがよくなかったのか、じきに撤退してしまった。ソースとしてヨーグルトは使ってなかったなぁ。
 
 棒状のフランスパンと牛肉でモドキ品ならばつくれないこともないのだろうけど。食べたい。
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2 コメント

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うちの方にも (サラ)
2009-03-01 11:24:28
うちの方にも「●●ドネル」という軽食店がありました。(●●には地名が入ります。身元バレになるものいやなので伏字)。

オシャレ系のファッションビルの一画で、おじさんが一人で切りまわしているこじんまりした店でした。

このお店ではドネルサンドが主品で、はさむ材にお肉もあれば、半熟卵もあり、ひよこ豆もあり。
スープをセットにしたり、メニューを増やしたり工夫してらしたのですが、しばらくいかない間に撤退していました。
うーーむ、私的には値段もてごろで好きだったんだけどな。

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ところどころで (レーヌス)
2009-03-01 15:25:19
「スシ」がアメリカやオーストラリアであれこれ変わったタネが工夫されるみたいに、トルコ由来のサンドも日本化してもよさそうですね。すると、「ドネルサンド」の定義とはなんなのかという議論も出てきたりして。
 肉のかたまりがつるしてあって、それを薄く削いではさむ、という点はやはり欠かせないのではと思います。
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