2022年も残すところあと1か月あまり、みなさん今年も年末が来ましたよ~。
…ということで、年末恒例の「来年見たい天体現象」シリーズの始まりで~す。
で、第1弾は、新月の翌日に見える儚くも神秘的なお月様「来年見える細~い月(月齢1)」です。
2022年は2回ほど撮影に成功したので月齢1前後のお月さまアーカイブを更新しました。残念ながら月齢0.9の月は撮影できませんでしたが、月齢1.1は初記録なのでご覧ください。
新月から21時間17分後の月(月齢0.9)撮影時高度 3.1°(日没14分後)日没時月高度9.2°
2010年4月15日 18時46分 f100mm F6.0 D50 ISO800 1/4(トリミング)
新月から25時間14分後の月(月齢1.0)撮影時高度 3.0°(日没40分後)日没時月高度9.4°
2016年12月30日 17時06分 SE200N 直焦点 D90 ISO400 1/13
新月から25時間29分後の月(月齢1.0)撮影時高度 2.6°(日没32分後)日没時月高度7.6° NEW
2022年8月28日 18時46分 D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f550mm ISO1250 F9 1/40sec
新月から27時間12分後の月(月齢1.1)撮影時高度 3.0°(日没35分後)日没時月高度10.2° NEW
2022年4月2日 18時36分 D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO1250 F8 1/10sec
新月から31時間13分後の月(月齢1.3)撮影時高度 9.5°(日没21分後)日没時月高度13.5°
2009年2月26日17時48分 SE200N 直焦点 D70 ISO200 1/10
アーカイブを見ると月齢1.2がありませんが、実は2022年には月齢1.2の月を見る機会が一度もありませんでした。不思議な感じがしますがその年によって偏りがあるのでたまたまそうだったようです。
では、2023年の「月齢1前後の超スリムなお月さまが条件よく見える日データ」を見てみましょう。2023年 新月翌日の日没時刻(仙台市)・日没時月齢・日没時月高度は下記のとおりです。
ふむふむ、来年は月齢0.9が1回だけありますが日没時の月高度が1.6°なので観望は不可ですね~。月齢1.0は2回あるので、これが来年見られる一番細い新月翌日の月となりますね。
月齢1.2は2回ほどありますがどちらも日没時の月高度が10°以上あるのでキレイに見えることでしょう。来年新月翌日の細~い月を見るチャンスは4回しかないというのは例年に比べるとかなり少ない感じがします。ぜひ晴れてほしいですね。
さて、こちらは番外企画「新月の日に月を撮影しよう!(夕月編)」の基本データです。
2023年はチャンスが3回あるようです。
*最近インターネット上で惑星カメラを使用して日中に太陽を遮蔽して新月直後の月を撮影した写真を見かけます。それも一つの方法ですが、危険が伴いますので、晴れスタ的には日没後に見える月の限界を極めたいと考えています。今のところは… (^^ゞ
…ということで、年末恒例の「来年見たい天体現象」シリーズの始まりで~す。
で、第1弾は、新月の翌日に見える儚くも神秘的なお月様「来年見える細~い月(月齢1)」です。
2022年は2回ほど撮影に成功したので月齢1前後のお月さまアーカイブを更新しました。残念ながら月齢0.9の月は撮影できませんでしたが、月齢1.1は初記録なのでご覧ください。
新月から21時間17分後の月(月齢0.9)撮影時高度 3.1°(日没14分後)日没時月高度9.2°
2010年4月15日 18時46分 f100mm F6.0 D50 ISO800 1/4(トリミング)
新月から25時間14分後の月(月齢1.0)撮影時高度 3.0°(日没40分後)日没時月高度9.4°
2016年12月30日 17時06分 SE200N 直焦点 D90 ISO400 1/13
新月から25時間29分後の月(月齢1.0)撮影時高度 2.6°(日没32分後)日没時月高度7.6° NEW
2022年8月28日 18時46分 D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f550mm ISO1250 F9 1/40sec
新月から27時間12分後の月(月齢1.1)撮影時高度 3.0°(日没35分後)日没時月高度10.2° NEW
2022年4月2日 18時36分 D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO1250 F8 1/10sec
新月から31時間13分後の月(月齢1.3)撮影時高度 9.5°(日没21分後)日没時月高度13.5°
2009年2月26日17時48分 SE200N 直焦点 D70 ISO200 1/10
アーカイブを見ると月齢1.2がありませんが、実は2022年には月齢1.2の月を見る機会が一度もありませんでした。不思議な感じがしますがその年によって偏りがあるのでたまたまそうだったようです。
では、2023年の「月齢1前後の超スリムなお月さまが条件よく見える日データ」を見てみましょう。2023年 新月翌日の日没時刻(仙台市)・日没時月齢・日没時月高度は下記のとおりです。
ふむふむ、来年は月齢0.9が1回だけありますが日没時の月高度が1.6°なので観望は不可ですね~。月齢1.0は2回あるので、これが来年見られる一番細い新月翌日の月となりますね。
月齢1.2は2回ほどありますがどちらも日没時の月高度が10°以上あるのでキレイに見えることでしょう。来年新月翌日の細~い月を見るチャンスは4回しかないというのは例年に比べるとかなり少ない感じがします。ぜひ晴れてほしいですね。
さて、こちらは番外企画「新月の日に月を撮影しよう!(夕月編)」の基本データです。
2023年はチャンスが3回あるようです。
*最近インターネット上で惑星カメラを使用して日中に太陽を遮蔽して新月直後の月を撮影した写真を見かけます。それも一つの方法ですが、危険が伴いますので、晴れスタ的には日没後に見える月の限界を極めたいと考えています。今のところは… (^^ゞ
天文年鑑2023,買いました。来年は1月に月の秤動が大きく楽しみです。また,2月の日没後の月齢0.9,見られたらすごいですね!ただし火曜の17:30では厳しいなぁ…。
晴れスターさんの天文年鑑解析情報,楽しみにしています。
お、11/24が天文年鑑発売日だったのですね。私は1か月前に熱帯密林に予約注文していたのですがまだ届いていないので、配送状況を見たら…昨日→発送済み→11/25お届け予定となってました~。発売日に届くと思って注文したのですがこれでは店頭で購入した方がよかったかな…と思ってしまいました。
さーて、来年はどんな天文現象に巡り逢えるのでしょうか。今から楽しみですね。来年みたい天体現象シリーズは随時アップしていきますのでそれまでお待ちを~。
ご覧いただきありがとうございます。当ブログは観測記録をつらつらとアップしているゆる~いブログですがお楽しみいただければ幸いです。
月は最も身近な天体で晴れていればほぼ毎日見ることができますが、月の形も見える高度も(見えている月面の様子も)変わるのでいつ見ても一期一会なところが最大の魅力だなぁ~と感じてます。月はいつ見てもキレイですよね。
明朝、まさにまたこの写真のような極細月が天気なら見られそうですね。