4月22日はアースデーです。
アースデーは地球環境について考える日ですが、地球環境を考えることに多くの言葉は必要ありません。漆黒の宇宙に浮かぶ蒼い地球を見れば誰もが同じ思いを持つことと思います。
これまでの宇宙開発において宇宙から撮影された地球の写真はたくさんあります。
どれも素晴らしい写真ですが、今日はとくにお気に入りの写真をセレクトしてみました。
The Blue Marble(ザ・ブルー・マーブル)

これは、アポロ17号の乗員が4万5000kmの彼方から撮影した写真です。アポロが撮影した地球の写真はこれ以前にもたくさんありますが、満月のようにまん丸の状態を撮影したのは後にも先にもこの写真だけです。
みなさんが良く目にする写真は画像処理されたこちらの写真→phptoだと思いますが、こちらがハッセルブラッドカメラで撮影したオリジナルの写真です。個人的にはこちらの生写真の方が色合いと構図がいいなぁ~と思います。
日本の火星探査機「のぞみ」が撮影した写真

火星に向かう途中の16万8100kmから地球と月のツーショットを撮影
欧州宇宙機関 (ESA) が打ち上げた火星探査機が撮影した写真

2003年、火星に向かう途中で撮影、地球からの距離は800万km
こちらは火星に着陸した探査機が撮影した地球

火星と地球は2年2か月ごとに接近するので今年は火星からも地球が大きく見えていることでしょうね。人類が火星から地球を見上げる日はいつの日になるのでしょう。
土星探査機カッシーニが撮影した地球

土星の輪越しに見える地球、距離は14億km彼方です。

輪のすきまから見える地球…よく見ると右側に月が写っています。
そして最後の写真は最も遠いところ、冥王星のさらに外側から撮影した地球です。
撮影した場所は緑のサークルのあたり

太陽系探査のミッションをすべて終了したボイジャー1号に太陽系家族写真を撮ることを依頼したのはSF作家でもある天文学者「カール・セーガン」です。そんな遠いところから撮影した画像に地球は写るのか。60億kmの彼方から5時間30分の時間をかけて届いた写真(光の速さでも5時間30分かかる距離です)を解析したところ、シリウスの800倍の明るさで輝く太陽の光条の中に地球が淡い青い点(a pale blue dot)として写っていました。ペイル・ブルー・ドットと名付けられた写真をさらに分析したところ月も写っていたとのことです。
太陽のすぐそばで輝く金星と地球

Pale Blue Dot(ペイル・ブルー・ドット)

カール・セーガンは「人類の全ての歴史は、この小さな青い点で起こっている。ここは、我々の唯一の家だ」と言ってます。ペイル・ブルー・ドットの写真を見て思うことは、地球はとても小さな存在で、この広い宇宙の中で様々な奇跡が重なって今があるということです。もっともっと地球を大切にしないといけないですね。我々人間は…。

アースデーは地球環境について考える日ですが、地球環境を考えることに多くの言葉は必要ありません。漆黒の宇宙に浮かぶ蒼い地球を見れば誰もが同じ思いを持つことと思います。
これまでの宇宙開発において宇宙から撮影された地球の写真はたくさんあります。
どれも素晴らしい写真ですが、今日はとくにお気に入りの写真をセレクトしてみました。
The Blue Marble(ザ・ブルー・マーブル)

これは、アポロ17号の乗員が4万5000kmの彼方から撮影した写真です。アポロが撮影した地球の写真はこれ以前にもたくさんありますが、満月のようにまん丸の状態を撮影したのは後にも先にもこの写真だけです。
みなさんが良く目にする写真は画像処理されたこちらの写真→phptoだと思いますが、こちらがハッセルブラッドカメラで撮影したオリジナルの写真です。個人的にはこちらの生写真の方が色合いと構図がいいなぁ~と思います。
日本の火星探査機「のぞみ」が撮影した写真

火星に向かう途中の16万8100kmから地球と月のツーショットを撮影
欧州宇宙機関 (ESA) が打ち上げた火星探査機が撮影した写真

2003年、火星に向かう途中で撮影、地球からの距離は800万km
こちらは火星に着陸した探査機が撮影した地球

火星と地球は2年2か月ごとに接近するので今年は火星からも地球が大きく見えていることでしょうね。人類が火星から地球を見上げる日はいつの日になるのでしょう。
土星探査機カッシーニが撮影した地球

土星の輪越しに見える地球、距離は14億km彼方です。

輪のすきまから見える地球…よく見ると右側に月が写っています。
そして最後の写真は最も遠いところ、冥王星のさらに外側から撮影した地球です。
撮影した場所は緑のサークルのあたり

太陽系探査のミッションをすべて終了したボイジャー1号に太陽系家族写真を撮ることを依頼したのはSF作家でもある天文学者「カール・セーガン」です。そんな遠いところから撮影した画像に地球は写るのか。60億kmの彼方から5時間30分の時間をかけて届いた写真(光の速さでも5時間30分かかる距離です)を解析したところ、シリウスの800倍の明るさで輝く太陽の光条の中に地球が淡い青い点(a pale blue dot)として写っていました。ペイル・ブルー・ドットと名付けられた写真をさらに分析したところ月も写っていたとのことです。
太陽のすぐそばで輝く金星と地球

Pale Blue Dot(ペイル・ブルー・ドット)

カール・セーガンは「人類の全ての歴史は、この小さな青い点で起こっている。ここは、我々の唯一の家だ」と言ってます。ペイル・ブルー・ドットの写真を見て思うことは、地球はとても小さな存在で、この広い宇宙の中で様々な奇跡が重なって今があるということです。もっともっと地球を大切にしないといけないですね。我々人間は…。