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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

東北南部 梅雨明け!

2019年07月30日 | お天気
本日、仙台管区気象台が東北南部の梅雨明けを発表しました。

今年は、平年より5日、昨年より16日遅い梅雨明けです。

それでは早速「ニイニイゼミの梅雨明け発表予報」を検証してみましょう。

観測年  初鳴き  晴れスタ予報  発表日(初鳴から)  梅雨明け(確定値)
2007年  7月20日→  予報なし →  8月 1日(11日後)→ 8月 1日ごろ  
2008年  7月11日→  7月23日 → 7月19日( 8日後)→ 8月 6日ごろ
2009年  7月 6日→7月13日~16日→ 梅雨明け発表なし →  -
2010年  7月 7日→  7月18日 → 7月18日(11日後)→ 7月18日ごろ
2011年  7月 9日→  7月20日 → 7月11日( 2日後)→ 7月 9日ごろ
2012年  7月16日→  7月27日 → 7月26日(10日後)→ 7月26日ごろ
2013年  7月15日→  7月25日 → 8月 3日(19日後)→ 8月 7日ごろ
2014年  7月12日→  7月23日 → 7月28日(16日後)→ 7月25日ごろ
2015年  7月12日→  7月23日 → 7月26日(14日後)→ 7月26日ごろ  
2016年  7月10日→  7月21日 → 7月29日(19日後)→ 7月29日ごろ
2017年  7月 9日→  7月20日 → 8月 2日(24日後)→  特定せず
2018年  7月 2日→  7月14日 → 7月14日(12日後)→ 7月14日ごろ 
2019年  7月25日→  8月 1日 → 7月30日( 5日後)

今年の特徴としては
 ①初鳴きが記録上、一番遅かったこと。
 ②初鳴きから梅雨明け発表までわずか5日だったこと。

ふ~むふむ、どーも、今までとは違う新たなパターンのような気がします。
台風が日本近海で発生したのも驚きでした。気候変動が進んでいるのかも?

とにかく梅雨が明けたので好気流が望めそうです。
機会を見て、今年まだ撮っていない木星と土星の撮影にチャレンジしてみましょう。

小惑星2019 OK

2019年07月28日 | 隕石・小惑星
小惑星接近情報です。
7月27日付け SpaceWeather.com  Near Earth Asteroids によると2019年7月25日に
直径79mサイズの小惑星2019 OK が地球との最小軌道交差距離で55,000km付近をフライバイしたようです。


接近小惑星ランキング(距離編)
■ 1位 5,480km(0.03LD) 2011.2.4 (2011CQ1)* 2m
■ 2位 12,000km(0.05LD) 2011.6.26(2011MD)* 10m
■ 3位 14,000km(0.05LD) 2009.11.6(2009VA)* 6m
■ 4位 16,913km(0.044LD) 2016.3.5(2013TX68) 30m
■ 5位 26,908km(0.07LD) 2013.12.23(2013YB) 2m
■ 6位 27,700km(0.09LD) 2013.2.16(2012DA14)** 58m
□ 7位 38,000km(0.1LD ) 2008.11.3(2008VM) 4m
□ 8位 40,000km(0.1LD ) 2014.9.7(2014RC) 19m
□ 9位 55,000km(0.2LD ) 2019.7.25(2019 OK) 79m 
□10位 72,000km(0.2LD ) 2009.3.2(2009DD45)* 35m
□10位 72,000km(0.2LD ) 2014.3.6(2014EC)* 10m
□11位 76,000km(0.2LD ) 2009.3.18(2009FH) 21m
□11位 76,000km(0.2LD ) 2009.10.22(2008UM1) 2m
□12位 79,000km(0.2LD ) 2010.9.8(2010RF12)* 9m
□13位130,000km(0.3LD ) 2010.1.30(2010AL30)*18m
□13位130,000km(0.3LD ) 2013.2.5(2013CY32)* 10m 
□14位153,000km(0.4LD ) 2014.3.6(2014EF)* 7m 
□15位190,000km(0.5LD ) 2009.2.2(2009CC2) 12m 
□16位248,000km(0.6LD ) 2010.9.8(2010RX30)* 16m
□17位266,000km(0.7LD ) 2009.6.1(2009KR21) 21m
□18位342,000km(0.9LD ) 2009.3.6(2009EW) 23m
□18位342,000km(0.9LD ) 2009.10.17(2009TM8) 17m
□18位342,000km(0.9LD ) 2014.3.5(2014DX110)* 31m

■<GEO = 35,786 km、□<1 LD = 384,401 km

接近距離0.2LD(55,000km)は、接近小惑星ランキングでは超接近とはいえませんが79mという直径は接近した大きさ別小惑星としてはナンバー1になります。

小惑星2019OKは典型的なアポロ型小惑星です。今回の接近は地球軌道の外側から近づいてきたため、最接近前に発見することができましたが、これが地球軌道内側からの接近となると事前に観測をすることはできないため地球に落下するときは、まさに青天の霹靂となり地球にとって大ダメージを受ける結果となります。



今回の接近は月軌道のかなり内側(0.2LD)に入っています。静止衛星軌道(GEO = 35,786 km)の内側までは入っていませんが小惑星の直径を考えるとかなり危険な接近だったといえます。



関連はないと思いますが、7月24日にカナダで隕石落下を伴う大火球が目撃されたそうです。





ニイニイゼミの梅雨明け発表予報!

2019年07月26日 | お天気
東北地方の梅雨明けを首を長~くして待っている皆さん!お待たせしました!
昨日ニイニイゼミが一斉に大合唱を始めました。ニイニイゼミの初鳴きから気象台の梅雨明け発表日を勝手に予想する「ニイニイゼミの梅雨明け発表予報(令和元年度版)」の始まりで~す。

ふぅ~、今年は7月下旬になってもまったくせみの声が聞こえなかったので、こりゃ~初鳴き8月入りの異常事態発生か~と心配していたのですが、昨日突然ニイニイゼミの大合唱が始まりました。

なんとなく、すぐにでも梅雨が明けそうな雰囲気もあるので早速これまでの観測データを確認してみましょう。

観測年  初鳴き  晴れスタ予報  発表日(初鳴から)  梅雨明け(確定値)
2007年  7月20日→  予報なし →  8月 1日(11日後)→ 8月 1日ごろ  
2008年  7月11日→  7月23日 → 7月19日( 8日後)→ 8月 6日ごろ
2009年  7月 6日→7月13日~16日→ 梅雨明け発表なし →  -
2010年  7月 7日→  7月18日 → 7月18日(11日後)→ 7月18日ごろ
2011年  7月 9日→  7月20日 → 7月11日( 2日後)→ 7月 9日ごろ
2012年  7月16日→  7月27日 → 7月26日(10日後)→ 7月26日ごろ
2013年  7月15日→  7月25日 → 8月 3日(19日後)→ 8月 7日ごろ
2014年  7月12日→  7月23日 → 7月28日(16日後)→ 7月25日ごろ
2015年  7月12日→  7月23日 → 7月26日(14日後)→ 7月26日ごろ  
2016年  7月10日→  7月21日 → 7月29日(19日後)→ 7月29日ごろ
2017年  7月 9日→  7月20日 → 8月 2日(24日後)→  特定せず
2018年  7月 2日→  7月14日 → 7月14日(12日後)→ 7月14日ごろ 
2019年  7月25日→

ふ~むふむ、観測を始めてから13年になりますが、今年の初鳴き7月25日は最も遅い記録です。これまで梅雨明け発表はデータ的には初鳴き後2日~24日の間、平均すると12日後となるのですが、今年の予想はかなり難しいですねぇ~。

天気図を見ると梅雨前線はすでに北海道にあります。

この後、台風が弱まって太平洋高気圧の勢力が強まったところで梅雨明け発表となると思われますが、曇りベースの天気では梅雨明け発表はたぶんしないので、東北南部の梅雨明け発表は7月31日~8月2日だと思われます。

それでは、2019年東北南部の梅雨明け発表日を予想します。

今年の梅雨明け発表日はズバリ、8月1日の木曜日です!
単純に予想期間の真ん中を選んでみました~。