goo blog サービス終了のお知らせ 

晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

はてなブログ(Hatena blog)に引越しました~!

2025年06月21日 | Weblog
本日、2025年6月21日に「 はてなブログ(Hatena blog)」に引越しました!

Hatena Blog 初投稿「火星とレグルスの接近」をアップ済みなのでご覧いただければ幸いで~す。

2025/6/17 20:38 D810A SIGMA150mm-600mm f5-6.3 f600mm ISO3200 F7.1 1.3sec. μ210+Ortho2×ADC+Neptune614
引越し先→「晴れ時々スターウオッチング(Hatena blog)

横田基地友好祭2025 観覧記録

2025年06月04日 | Weblog
今年も「横田基地 日米友好祭 フレンドシップ・フェスティバル」に行ってきました~。

 今回は事前に娘から「日米友好祭に行ってみた~い」というリクエストがあったので、親子二人での日米友好祭 珍道中となりました~。

 今年もスタート地点は前泊として利用した昭島駅近くの某ビジネスホテルです。娘とは時間を決めて乗車した電車の中で合流です。ざんねんながら天気はあいにくの雨模様… 明日の日曜日は雨が降らない予報なので雨降りの今日はそんなに混まないよね~と期待しつつ牛浜駅に到着したのが8時頃…

 ふむ、改札では横田基地へ向かう人は右へ…の案内が昨年同様でていますが、横田基地へ向かう人はまばらです。傘を差しながら第5ゲートに向かってひたすら歩くと、ほう、昨年と同じDJポリスの声が聞こえるところでストップです。現在時刻は8時10分…

 列越しに第5ゲートを見ると、拝島駅列が案内されてゲートを通過しています。小耳に挟んだ情報によると入場は拝島駅列と東福生駅列が優先されるため牛浜駅列は後回しにされる…とのこと。

 ま、そういうルールなら仕方ないので傘を差しながらしばらく待っていると8時30分頃に列が動き出して、8時32分には第5ゲートを通過して基地内へ入場できました。予想外に早かったぞ~。

 そこからは、金属探知機によるボディーチェックを通過して、雨が降っているので屋根のあるゲートの下で荷物チェックを受けて、8時45分にはめでたく自由の身となりました。そこからはブースエリアに向かって歩いたのですがなぜか自衛隊広報ブースの手前で列がストップです。…どしたの?

 ほう、どうやら、まだオープン時刻の9時になっていないのでここで開門待ちのようです。9時ジャストに列がじりじりと動き出しましたが、みなさん傘を差しているので今どこを歩いているのかよく分かりません。

 しばらく歩くと人の流れがブースエリアへ向かう列と格納庫ステージへ向かう列へと分かれたので迷わず左方向の格納庫15へ入庫です。中は大混雑でしたが、お目当ての Frendship Action Committee になんとかたどり着けました。ふう~

 昨年買っておいしかった「キーライム・パイ」は今年はないようなので「ストロベリーチーズケーキ」と「レモンメレンゲパイ」を1つずつ購入! とりあえず持参したクーラーバックに入れてのちほど娘とシェアしていただきます。

 で、このあとは格納庫H3ブースをさらっと見学してからインフォメーションで本日の飛行スケジュールの確認ですが… ま、この天気なのでそうですよね~。一日中雨の予報ですからね。

 ふと見ると、いつもは混んでいるミーティングポイントのC-130J前が無人のガラガラ状態だったのでここで1枚撮影してから航空機地上展示エリアへ移動です。

 今年の航空機地上展示は米軍戦闘機がF-16のみでC-5 ギャラクシーもなし、小牧基地の事故の影響で航空自衛隊は展示をキャンセルしたので展示機は少なめでした。*変更前の航空機地上展示mapはコチラ→5/13MAP

 9時30分頃に横田基地から開会の挨拶が日本語で流れたのですが雨にもかかわらず来ていただいたことへの感謝と開催の意義、小牧基地での事故への哀悼の言葉が述べられていました。

 さて、今年は昨年のF-22のような超目玉となる航空機はなかったのですが、航空機展示エリア左側の最前列にあったMC-130J コマンドⅡは今年の目玉と言えるなかなかのレア航空機でした。↓

 MC-130J コマンドⅡの「M」はMultimissionを意味していて、特殊作戦に従事するためにC-130 ハーキュリーズをベースに改装が施された輸送機・特殊作戦機です。主な任務としては空中投下による特殊作戦部隊の潜入や特殊作戦ヘリコプターへの空中給油などがあります。

↑ プロペラは6枚羽根のフルフェザリング・リバーシブルタイプ、その左に見えるのがヘリコプターへ空中給油するためのタンクです。光学・赤外センサー等も強化されているようです。↓

 MC-130J コマンドⅡのおとなりではノーマルタイプのC-130Jが展示されていたのですが、荷室見学のサービスをしていたようだったのでちょこっと中を覗いてみました~。

 荷室の中では、ヘルメットをかぶってシートに座って記念撮影してイイよ~とのことだったのでお言葉に甘えて写真を撮らせていただきました。今回はPhotographerの娘が同行していたのでC-130J ハーキュリーズの中で撮影するという貴重な体験ができました~。photo1photo2

 で、見学は荷室だけだと思っていたのですがなんとコックピットの着座体験付きという超豪華なものでした。感激! コックピットは階段を数段昇った所にありました。ワクワクの順番待ちです…

 コックピットに着座して娘と写真を撮っていると後ろにいたイケメン軍人さんが「いっしょにとりますよ~」と流ちょうな日本語で話しかけて撮ってくれました~。なんとやさしい!Thanksです。

 いや~、これぞ友好際です!貴重な体験ができました~と余韻に浸っていると、娘が「あれもやってみたい!」と進んだので見てみるとそこは機銃を把持させてくれる体験コーナーでした。

これまた貴重な体験で…気分はランボーのシルベスター・スタローンでした。笑

 さて、10時から屋外ステージでビリージョエル・トリビュートバンドの演奏が始まる予定だったので屋外ステージが見えるところまで戻ったのですが、雨天で中止になったようです。ざんねん~。

 ということで、ここからは航空機の見学タイムです。今年は反時計回りCV-22から見学します。

 CV-22のおとなりは陸上自衛隊ヘリ・エリアです。↓ 多用途ヘリUH-2(4翅ヒンジレス・ローター)

 φ(.. )自衛隊員さんにヒンジレス・ローターのことを質問したところ、ヒンジ・タイプは操縦桿を動かしてからローターに操舵が伝わるまで若干のタイムラグがあるが、ヒンジレスは操舵がダイレクトに伝わるのでタイムラグがないとのことでした。
 ↓ 多用途ヘリ(2翅ヒンジ・ローター)UH-1J

 ↓ 対戦車ヘリAH-1S コブラ

 自衛隊ヘリのとなりには3機のC-130Jがドドンと展示(駐機?)していました。

 その奥に米軍戦闘機F-16ファイティング・ファルコン(在韓米空軍Kunsan基地所属 wolf pack)が展示されていました。

 雨に濡れた滑走路に機影が反射していて…そのリフレクションがとってもキレイでした!

 こちらは要人や重要度の高い荷物等を輸送する航空機UC-35A サイテーション・ウルトラです。

 さて、ここからはいよいよ大型機展示エリアです!

大型機の1機目はKC-135 ストラトタンカーです。かなりデカいです!

 で、大型機展示エリアのいちばん奥にあったのはP-8A ポセイドンでしたがよく見ると…

 スペシャル・マーキング仕様でした。なんかカワイイぞ~。で、P-8Aポセイドンが大型飛行機展示エリアのエンドなのでここで折り返しです。復路のトップバッターに鎮座するのは…

 そうです!今年で解散するPACAF F-16 Demo Teamのスペシャル・マーキング機です。Demo Teamの年間スケジュールを見ると横田基地友好祭が一般公開されるデモフライトのラスト・デーのようです。

 アメリカでは6月末が年度末となるので今年の三沢基地ではPACAF F-16 Demo Teamがいないということになります。さみしいけど、これまでたくさんフライトを見せてくれたのでSpecial Thanks!です。

 φ(.. )今日はこのような天気だったので飛ぶことはないだろうと早めに帰ったのですが、後日の情報によると雨が上がったスキをついて超低空フライパスをしたそうです。手が届きそうな雲底で3回もフライパスをしたとはさすがです!スゴすぎる~!
 *PACAF F-16 Demo Teamは5月30日に三沢基地にて関係者向けアクロバット飛行を実施してラストフライトとなりました。


 大型展示機の最後はC17 グロ-バルマスターです。昨年コックピット体験搭乗した機体ですね~。


 さてここからは小型民間機の展示エリアです。1機目は横田基地所属の ダイヤモンドスターDA-40 です。

 こちらも横田基地航空クラブ所属で、ダイヤモンド社の双発機 DA-42 トゥインスターです。

 一般参加?の民間機としてはホンダジェットとX-CUB,Cessna,C-172が展示されてました。

 ↓ こちらは連絡機LC-90です。マップでは陸上自衛隊となってますが海上自衛隊の航空機…ですよね。

 こちらは毎度おなじみのC-12J ヒューロン輸送機です。C-12Jは三沢へ向かう時に仙台上空を通過することがあるので双眼鏡で確認したことがあります。

 見学の最後は今年唯一の米軍ヘリコプターUH-1N ヒューイ、横田基地所属は今年で終りのようです。

 航空機展示エリアを一周してきたのでここでおやつタイムです。MC-130J コマンドⅡの主翼下で雨宿りをしながらスイーツをいただくことにしましょう。

 はじめに「レモンメレンゲパイ」をいただいたのですが、こ~れはうまい!口の中でとろけるメレンゲのやさしい甘さの後に爽やかなレモンの風味が口いっぱいに広がって、ベースのタルト生地とレモンクリームもほどよく混ざって食感も100点満点です!

 「ストロベリーチーズケーキ」も美味でしたが、「レモンメレンゲパイ」は昨年の「キーライム・パイ」に負けず劣らずのおいしさでした~。(大絶賛の娘はお土産用に「レモンメレンゲパイ」をワンピース買ってました)

 さて、スイーツタイムの後はブースエリアでグルメ探訪です。今年もいろいろゴチになりました。

 こちらはフィリピンの春巻き「CRISPY LUMPIA(クリスピー・ルンピア)」です。ルンピアはフィリピンの郷土料理のようで、日本の春巻きより細めで皮がパリパリ、チリスイートソースを付けていただきます。

中の具はシンプルですがサクサクしていてチリスイートソースとの相性抜群!とても美味でした~。

 フライドオレオも食べましたよ~!Cyber-zilla Booster Clubで2個600円でした。定番の激甘でしたが甘さに慣れたのか、ほどよく感じておかわりがほしくなりました~。笑

 で、右が本日のメインディッシュ! Yokota Coaches Association(The) のステーキ・セットです。なんとステーキ500gとHwaiian Roll(チップス菓子)とミネラルウォーター500mlのセットで2000円です。やす~い!
 
 雨が強かったので格納庫15で雨宿りをしながら実食タイムにしました。おー、ステーキはいわゆる赤身肉でキッチンバサミがほしいほど肉質は固めでしたが、これぞアメリカン・ステーキ!肉の旨みが口中に広がりとても美味でした。さすがに500gは多すぎて娘とシェアしてちょうどよい量でした。

 さて、雨も強くなってきたので航空自衛隊宇宙作戦群ブースで記念写真を撮って友好際の観覧は終了です。午後からは国立極地研究所の北極・南極科学館へ向かいます。目的はズバリ火星隕石の見学です。

 北極・南極科学館は牛浜駅から5つめの立川駅で降車して、立川バスに乗って立川学術プラザで降りるとすぐ目の前です。科学館の入り口前では巨大な黒雲母片麻岩がお出迎えをしていました。

 入り口の床には(入館料は無料です!)南極・北極の解説入り巨大地図があるのですがこれが素晴らしくて、この解説を見ているだけで1時間は楽しめます~。(←個人の感想です)(^^ゞ

 南極の氷に触れる体験コーナーもあります。解説は分かりやすい図入りでとても工夫されています。

 で、こちらが見たかった「月隕石・火星隕石」展示コーナーです。

 左が月の石で、白い斜長石が入っている典型的な月高地の岩石ですね。そして右がジャジャ~ン、南極で発見された火星隕石です。おー、しかもこの固体はあの「Yamato 000593」です!これはすごい!

 φ(.. ) 説明しよう!「Yamato 000593」は2000年11月29日にやまと山脈氷原で発見された火星隕石である。極地研究所で保存している隕石は17400個もあるが火星隕石はわずかに15個。火星由来というだけでも珍しいがこの「Yamato 000593」は地球上で見つかる3種類の火星由来隕石(Shergottote,Nakhlite,Chassignite)の中でもとくに珍しい「ナクライト(Nakhlite)」である。発見時は世界で4つ目!

 「ナクライト(Nakhlite)」は13億年前にタルシス山・エリシウム山・大シルチスにあるいずれかの火山の玄武岩質マグマから形成された火成岩と考えられている。この「Yamato 000593」は約1100万年前に隕石の衝突で火星の表面から宇宙に放出され、約5万年前に南極大陸に落下したことが分かっている。発見時の大きさはラグビーボール大(29cm×22cm×17.5cm.13kg)で地球上で発見された火星隕石としては2番目に大きい。その現物が大阪・関西万博の日本館で展示されている。

 いや~、スゴイですね~。発見時に風化で割れた部分から光沢のある緑がかった鉱物が見えたというように「ナクライト(Nakhlite)」は緑がかったオリーブ色になっているのが特徴です。これが無料でいつでも見られるとはなんとすばらしいことでしょう!

 ↑ 隕石の展示はほかにもたくさんあって、巨大な隕石を思う存分なでなでしてもいいコーナーや薄片を顕微鏡で見るコーナもあって半日見学コースでは時間が足りないくらいでした~。

 ほかにも南極に生息する生物の剥製や標本、南極地質の標本などもたくさんあります。圧巻は出口の近くにある直立したホッキョクグマの剥製です。立つとこんなに大きかったのですね。こわ~

 さて、話を横田基地友好祭に戻します。公式発表によると今年の来場者数は2日間で11万7000人だったそうです。昨年より約19万人少ないことになりますが傘を差していたこともあってそんなに空いているようには感じませんでした~。来年は天気が良くなることを期待しましょう!(↓横田基地公式HPより)

 で、今年も花火は見られなかったので来年こそは!と宣言だけはしておきましょう。(↓横田基地公式HPより)

〈航空祭ブログ〉
三沢基地航空祭2024 観覧記録 2024.9.24(40,000人) 
三沢基地航空祭2023 観覧記録 2023.9.10(70,000人) 
三沢基地航空祭2022 観覧記録 2022.9.11(35,000人←入場制限あり

松島基地航空祭2024 観覧記録 2024.8.25(30,640人)
松島基地航空祭2023 観覧記録 2023.8.27(40,000人)

横田基地友好祭2024 観覧記録 2024.5.18(302,000人)
横田基地友好祭2023 観覧記録 2023.5.21(193,000人)

goo blog サービス終了のお知らせ!? 

2025年04月14日 | Weblog
うわ~、まじか~、ついに来たか~! goo blog サービス終了です!!
 

 ブログ・サービスが終了する話題は最近よく目にするので、明日は我が身… と思っていたのですが、いざ突きつけられるとかなりショックです!

 本日のお知らせによると2004年3月にサービスを開始したgoo blog は2025年11月18日をもって終了するとのこと… 晴れスタが blogを開設したのは2007年4月だったので今年で晴れスタ blogはシーズン19に突入していたのですが、ざんねんです。

  blog の引越しデータ作成等の情報は4月16日に詳しいお知らせがあるそうなので、それを見た上で今後のことについて検討していくしかないのですが、何がベストかをじっくり考えて今後のことを決めていきたいと思っています。

 ま、9月30日までは新規記事を投稿することができるということなので、これまで同様に観測・観望記録をアップしつつこれまでの18年間の観測・観望・雑感記録を残す方法を考えていくことにします。

 当ブログは観測データ画像や観望雑感などを記録する備忘録的な感じで始めたデジタル日記なのでブログ開設当初の訪問者数はずっと一桁だったのですが、今は更新していない日でもブログの訪問者数が170を下回ることがないので驚きとともに感謝の気持ちでいっぱいです。

 すべてのことには終りがあります。そして、つねに新しいことが生まれています。今回の blog サービス終了はブログをリニューアルさせるチャンスととらえて「シン・晴れ時々スターウォッチング」をスタートさせたいと思ってます。

 ブログの引越し等については随時お知らせしますが、9月30日までは相も変わらずのゆる~いアップを続けますので、時間があるときや思いついた時にちょこっとお寄りいただければ幸いです。

白昼の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)撮影中に写ったのは…

2024年10月11日 | Weblog
昨日、10月10日の出来事で~す。

 C/2023 A3が前方散乱で最大光度になる10/9は曇りで撮影できませんでしたが、10/10は太陽が雲間から顔を覗かせていたので庭木で太陽を隠しながらC/2023 A3の位置が晴れるのを待つこと十数分…

 雲が切れてきたのでココから撮影開始です!と言っても今日の天気では完璧な快晴にはならないので、本日は適正露出を探るためのテスト撮影です。

 ズームレンズの焦点距離を200mmにして庭木で太陽を隠します。太陽の上方4°のところに彗星があるので太陽がファインダーに入らない画角で撮れば写野の中のどこかにC/2023 A3があるはずです。

 問題は露出です。太陽の近くなのでISO200に設定して、今回はシャッタースピードを1/1600、絞り値はf/14にして撮影してみます。この露出で連続高速シャッターを切ってコンポジットをして画像処理するのがイチバン良さそうですが…

 彗星の明るさが-5等級程度では確認はかなり難しい気がします。ま、とりあえず今日はプラクティスとして3コマずつ何セットか撮影をしてみることにしましょう。

 ふう、3コマを4セット撮影して本日のテスト撮影は終了です。

 では、データをPCに移して画像チェックです。まー、今日の天気では彗星らしきものが写ることは無いよなぁ~と思いながら見ていくと、最後の画像に小さな光点が写っていました。

2024/10/10 13h39m38.59s  D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f210mm f/14 ISO200 1/1600sec(photo

 はて、水星にしては明るすぎるし、金星はこの位置にはありません。再度確認してもこの画像1枚だけにしか写っていないので、ドット抜けか輝点ノイズかと思ったのですが…

 よくよく見ると、わ~ぉ!驚愕の事実を発見… なんと、4セット目の画像3コマのすべてに光点が写っています! しかも移動しています。これは超高速飛行物体です!

2024/10/10 13h39m38.19s+38.39s+38.59s D810A AS-F NIKKOR 24mm-70mm F2.8 ED f210mm f/14 ISO200 1/1600sec(gif)

 驚くべきはこの3コマは連続高速シャッターを切ったのでシャッター間隔はわずかに0.2秒だということです。つまり1枚目から3枚目までの経過時間はたったの0.4秒です。

 一体これはなんでしょう? 焦点距離は210mmなのでステラナビを使ってざっくり換算すると、この物体が0.4秒で移動した距離は角度にして約3°(満月6個分)です。人工衛星にしては速すぎます。(この時間にISSが通過していないことは確認済み)

 う~む、考えられるのは昼間の流星ですが… どうなんでしょう?

 こちらは比較明合成した画像です。手持ち撮影のためブレがあります。


 これは雲基準の合成画像ですが雲は東へ移動しているので飛行物体の2-3コマ間が短くなっています。


 飛行物体の速度を実感するために実際の撮影間隔である0.2秒でGIfアニメも作ってみましたが、動きがあまりにも速いのとブレがひどいので見ていて気持ちが悪くなりました。笑
*オススメできませんが見たい方はこちらからどうぞ→閲覧注意GIFアニメ


〈10月12日追記〉
今回撮影した超高速物体がどのくらい速かったかを検証するために眼視で見える人工衛星では最もスピードが速い落下直前の衛星と比べてみた。(参照ブログ→大気圏再突入直前のDRAGON CRS-23 DEBについて

 今回撮影した超高速物体は0.4秒で約3°(満月6個分)移動しているので、これを秒速に換算して見かけ上の平均移動角度を落下直前衛星及びISSと比較すると下記のようになる。

・超高速物体=1秒間に満月15個分(見かけ上の角度=およそ7.5°)
・落下直前衛星=1秒間に満月4個分(見かけ上の角度=およそ2°)
・ISS=1秒間に満月2個分(見かけ上の角度=およそ1°)

 以上のことからこの物体が人工衛星ではない…ということが言える。

となると残る可能性としては、やはり白昼の流星と考えるのが妥当である。

 流星の初期速度は最小が11.2km/s、最大で72.8km/s なので単純計算すると最速の流星は秒速7.7kmのISSの約10倍のスピードを持つことになる。そう考えると1秒間における見かけ上の移動角度が満月15個分(およそ7.5°)も納得できるスピードだ。

 しか~し、超高速物体が写っている画像を拡大してみると、流星ではないような気がする。

↑ この画像はレベル調整やシャープ処理をしていない素の画像だが、よくみると何か規則的な配列のようなものがあるように見える。(13h39m38.59sに撮影した画像)(photo)

 で、画像処理をするとこんな姿が浮かび上がった。

 はて、これはなんでしょう? 人工的な物体であることは確かなようです。(photo)

 この形を見てピンときたのは、AST SpaceMobile 社が2022年9月10日に打上げた通信衛星ブルーウオーカー3(BlueWalker 3)だが、HEAVENS ABOBEの通過情報をみると10月10日13時39分には上空を通過していなかった。(そもそもスピードが違いすぎるのでブルーウオーカー3ということはありえない)

 となると、この超高速物体は… う~む、ナゾが深まります。

三沢基地航空祭2024 観覧記録

2024年09月24日 | Weblog
三沢基地航空祭2024の観覧記録 です。

 今年は無料駐車場の注意書きとして「5時30分の開場時間前に車を止めることができません」となっていたので、駐車場オープン時刻に現着するよう折爪SAで仮眠を取って時間調整をしました~。

 折爪SAに到着したのは23時頃で、まだ誘導員の方もいない状態でしたが仮眠を終えて目を覚ました03時30分頃には駐車場は満車状態でたくさんの誘導員の方々が車の出入りを誘導していました。

 そこからゆるりと出発して三沢の無料駐車場に着いたのは4時30分を過ぎた頃…いつものように駐車場オープンを待つ車が縦列駐車をしていましたが5時を過ぎた頃に駐車場がオープンして車は少しずつ進んで5時30分に駐車完了!
 
 今回はシャトルバスで基地に入場するオカゲートを利用します。オカゲートこんな感じで簡易トイレもあります。バス待ちの人はロープに沿って並びますが目の前が開けているので基地内を見ながら待つことができます。(この時は左にある格納庫が開いてF-35のエンジンスタートが見られました)

 各ゲートのオープン時刻は8時の予定でしたが基地側の配慮でなんと7時26分にゲートオープン!オカゲートは4台のシャトルバスでピストン輸送をしていたので7時46分にはバスに乗車できて7時53分には基地内に到着!ここまではとてもスムーズでしたが荷物検査はずいぶん時間がかかりました。

 今年はサイズにかかわらず三脚、脚立、レジャーシート、テーブルが持ち込み禁止品になったこともあってチェックはとても厳しいものでした。カメラリュックは全てのポケットをチェックされて、スマホケースの小さなサイドポケットも開いて確認されました。

 荷物検査待ちの時間は長かったのですがオープニングフライト機のF-35とF-16が続けざまにテイクオフしていったのでテンションは爆上がりでした~。

 さて、荷物検査とボディチェックを終えて基地内に入ると、おー、F-35とF-16が並んで展示されています。あとでわかったことですがこの2機は兵装展示用で、実際にサイドワインダーミサイル(模擬弾)を実装する様子を見せていました。

 で、今回の撮影場所は昨年とほぼ同じ右側のT-4が展示されている付近にしました。今回も写真と動画の同時撮影を行いますがiPhonでの動画は望遠側の画質が悪くなるので今年は新システム導入です。

 なんとD810イチデジのシューアダプターにCanon G7Xを装着! G7Xの光学系最大ズーム(35mm換算焦点距離f100mm固定)で動画の撮影をします。このシステムは3日前に思い付いたのでぶっつけ本番ですが、10時40分からのF-16曲技飛行までには間に合うようにスキルを高めましょう。

 さて、時間は8時30分になりました。オープニングフライトの時間です。今年のオープニングフライトはF35の4機編隊とF-16の2機編隊とE-2Dの単機飛行です。

 お~、F-35がやってきました!手前2機がオジロワシの第302飛行隊で、奥の2機がカエルくんの第301飛行隊ですね。4機編隊は迫力がありますね~。

 さあ、次はF-16です。三沢に配備されているF-16(36機)は配備強化のためF-35(48機)に入れ替わるという発表が7月4日にありました。配備時期は未定ですがいずれ三沢でF-16の飛行が見られなくなるということになりますね。F-16 Demo Teamがどうなるのか気になるところです。


 オープニングフライトのフィナーレは E-2D アドバンスド・ホークアイです。

 オープニングフライトは以上ですが、今年はオープニングセレモニーとしてWings of Blue(米空軍士官学校)によるパラシュートジャンプがありました。オープニングフライト中も上空でC-130が待機していましたがオープニングフライト直後に間髪を入れず降下が始まりました!

 今年の三沢航空祭は待ち時間なしで様々な飛行展示を見せてくれます。9時00分からはRQ-4 グローバルホークの展示飛行(航空祭では初公開!)もあるので期待度MAXです!
 
 Wings of Blueのパラシュートジャンプが終わると待っていたかのようにオープニングフライト機が次々に着陸してきます。で、タキシングしているF-16とF-35を撮影しているときのことです。ふと、 静かなジェット音が聞こえてきたので、はて?…と、思った瞬間!

 わぉ!なんと目の前をRQ-4 グローバルホークが… テイクオフです。飛んでいる姿は初めて見ました~。全長は13mですが翼幅は35mもあります。その姿は怪鳥ですね。実用上昇限度は19,800mです。

 三沢に配備されているRQ-4 グローバルホークは3機ありますがこの機体は001の初号機のようです。RQ-4は攻撃能力を持たない純粋な偵察機で本日は14時20分まで基地上空を飛び続けるようです。


こちらはオープニングフライトを終えた機体の写真集です
F-35A 第301飛行隊

F-35A 第302飛行隊

F-16

JASDF E-2Dアドバンスド・ホークアイ

 このあとWings of BlueのC-130も降りてきましたが、なんかもう1機降りてきたぞ~と見てたら、羽田発のJAL153便ボーイング737が降りてきました。三沢は自衛隊・米軍・民間共用の空港ですからね。

さあ、次はお待ちかね!F-35Aの機動飛行です。今回の機動飛行は天候が良かったことも相まってF-35のスペックをすべて惜しげもなく見せたまさに後世に語り継がれる伝説のデモ飛行となりました。

 これはけっして大げさな言い回しではなく(自衛隊規定の範囲内では)これ以上の飛行は無いと言い切れるほどのパフォーマンスでした。なので、あえて動画は編集なしのノーカットバージョンでお送りします。

 フレームアウトやフォーカスアウトでお見苦しい箇所もありますがまずはご覧ください。(視聴は全画面で、可能であれば音量は大きめにすると会場の雰囲気が味わえると思いま~す)
 いや~いかがだったでしょうか?最大仰角での低速急旋回は常時アフターバーナーONです!それでいて超低速ターンと急上昇をタイムラグなしで行うとは、もはやUFOの動きに近いモノがありますね。

 そして何と言っても動画6分15秒から始まるこの機動がスゴイ!わずか数秒で機体を120°~130°方向転換したと思ったらそこから急上昇、そして何度見ても理解不能なのはロールをせずにロー方向に機首を180°転換して急降下する機動… これはまるでスペースシャトルの動きですね。驚愕です。拡大GIF


 機動飛行も凄かったのですがハイスピード・パスでのヴェイパー・コーンはオドロキでした。これほど完璧なヴェイパー・コーンは初めて見ましたが、ボボ・ボ・ボゥという空気の振動も感じられて鳥肌モノでした。会場からも待ってましたと言わんばかりの歓声が上ってプチ興奮状態でした。


 そして、こちらの「ナイフ・エッジ」はBGM効果もあってこれまた会場が興奮のるつぼとなりました。

 今回のF-35A機動飛行のマイ・フェイバリット・フォトはナイフ・エッジの瞬間を捉えたこの1枚です。

 F-35の背面をこれほどの至近距離で撮影したことはなかったので貴重な写真です。

 これまで、F-35は有り余るパワーを振りかざして飛ぶ戦闘機というイメージがあったのですが…

 その実態は、第5世代FCSであり得ない動きをする近未来の飛行機だということを実感しました~。

 ↑ 右側のエルロン・ラダー・エレベーターの動きに注目!なんなの、これ~!? ですね! いや~スゴイものを見せてもらいました。

 機動飛行を終えてタキシングしているF-35の背後ではCH-47Jチヌークが展示に向けて飛行を開始していました。今年の三沢は息をつくヒマがありません。


 こちらのチヌークも大暴れでその力強さと、とてもヘリとは思えぬ軽快動きには驚きました。

 これは、チヌークのタッチ&ゴー!?ですね…

 UH-60の救難デモは遠い場所で行っていたので戻ってきたところで撮影です。

 さあ、時刻はまもなく10時です。10時05分からF-2Bの機動飛行が始まりますがテイクオフした様子が見られないので、たぶん松島基地からの飛来ですね。…と待つこと数分、

 お、やって来ました! オープニングフライト機と同じように東側から侵入してきました。

 基地上空を通過した後、西側からのスローフライトで機動飛行開始です!フライトの様子は動画でご覧くださ~い。(今回はフォーカス固定で編集もしてあるので見やすくなっておりますよ~) (^^ゞ

F-2B 機動飛行

 機動飛行後はそのまま松島基地へ帰投だぁ~と思ったら、

 なんとドラッグシュートを開きながら降りて、そのまま地上展示機となりました。

 F-2B機動飛行のあとは、F-15による訓練飛行です。千歳基地から飛来した2機のF-15の飛行時間は短かったのですが、青空の中で見るF-15はとってもキレイでした。(↓ クリックで拡大GIFアニメが見られます)


さあ、次はお待ちかね!午前中のメインイベント「PACAF F-16 DemonstrationTeam」によるデモフライトです!PACAF F-16 デモ・パイロットの任期は2年です。

 イーサン・"バンタム"・スミス大尉は任期2年目なので三沢フェスは今年がラスト・イヤーになる可能性大です。きっと迫力あるアクロを見せてくれることでしょう。期待しましょう!

 演技課目の№1「タキシング」は撮影場所からは見えないので、動画は課目№2「アフターバーナー・テイクオフ」から始まります。どうぞご覧ください。

MISAWA 20204 「 PACAF F-16 DemonstrationTeam」デモフライト
 う~む、ざんねんですが何らかの機体トラブルで後半の課目はキャンセルになったようです。 

 ちなみにキャンセルなった課目は「ロー・スピード・パス」「ナイフ・エッジ・パス」「マックス・クライム・ウィズ・ロール」「スパイラル・ダイブ」「デディケーション・パス」「ローリング・ピッチ」です。ここからが見どころ満載だったのですが…

 とくに「マックス・クライム・ウィズ・ロール」で高度100mからイッキに5,000mまで上昇して、そこから急転直下の急降下を行う「スパイラル・ダイブ」が最大の見どころだったのでその動画を撮りたかったのですがね~ またの機会ですね。

 今年は松島基地航空祭でのお披露目がなかったので来年はぜひ来てほしいですね。

 …ということで、これで午前の展示飛行はすべて終わりました。ふう、では、ここから地上展示機を見に行くことにしましょう。

 目の前にはT-4がありますが、その隣はヘリ・エリアのようです。展示してあるヘリは対潜哨戒ヘリDH-60K、多用途ヘリUH-1J、対戦車ヘリAH-1S、救難ヘリUH-60Jの4機でした。

 その向こうには胴体にエンジンが付いているリア・ジェットが並んでいます。自衛隊機の展示は、救難捜索機 U-125A、飛行点検機 U-680A、基本操縦練習機T-400、訓練支援機U-36Aの4機でしたが、

 リア・ジェットというくくりでしれっと米軍A-10を一緒に展示しているところがなんともおもしろかったですね~。

 そうそう、滑走路側ではなく格納庫前のオープンスペースでは全方向から見ることができる360°ビュー展示機があります。なんとそこにRQ-4 グローバルホーク003号機がありました。わぉ!

 日本に配備されているRQ-4グローバルホークはブロック30という第3世代の機体ですが、米空軍では2022年度でブロック30を全機退役させていて運用中のブロック40も2027年までに退役させるようなので機密解除といったところなのでしょうね。

 360°ビュー・スペースには巨大なP-8ポセイドンが当たり前のようにおいてあって、それが通行のジャマになるわけでもなく、冷静に考えるととんでもなく広いのですが脳がバグって遠近感まひでした~。

 さて、滑走路展示スペースをさらに進むと、おー、ガンメタリックの機体がずらりと並んでいます。

 ふむ、松島基地航空祭で見た第301飛行隊のスペシャル・マーキングF-35(デカかえるくん)と第302飛行隊のスペシャル・マーキングF-35がいますね~。オジロワシのスペマは初公開のようです。



 と、ここで360°ビュー・エリアで砂糖に群がるアリのような人の集団を発見!

 おー、A-10です。みなさん思い思いの場所でA-10をベタベタ触ってます。え!? いいの?

 よく見ると、規制線(ロープ?ひも?)はあるのですが、明らかに位置がおかしいです。前輪と後輪を囲む形でゆる~く張られているだけなので機体にも翼にも手が届いてしまいます。

 いや~、せっかくですからガトリング砲の感触を楽しませていただきました。さすが、絶対墜落しない機体と言われているだけあってゴツイですね。空飛ぶ戦車といった感じでした。

 さて、滑走路側に戻って展示機見学の続きです。ここからは中型機の展示スペースとなります。一番目だってたのは青空をバックにいぶし銀ボディーが光っていた中型輸送機C-1の試作機001号機です。

 C-1と言えば川﨑重工業の飛行機として有名ですが、この試作機と試作002号機は日本航空機が作っていたようですね~。知りませんでした。

 そのほかの中型機としては海上自衛隊の対潜哨戒機P-3Cが2機展示してありました。


 そう、なぜか滑走路展示エリアの端っこにはリア・ジェットの多用途支援機U-4が展示されてました。

 U-4(ユー・フォー)だけに、未確認飛行物体扱いとして滑走路の端に展示したとしたら粋な計らいですが真偽のほどは未確認です。 (^^ゞ

 中型機の360°ビュー展示機としては自衛隊のオスプレイと米軍のC-130がありました。これらは見学ができたようで長蛇の列ができていました。



 さあ、最後は大型展示機です。大型機としては、輸送機・川﨑C-2、自衛隊の空中給油機KC-767、米軍の空中給油機・KC-135ストラトタンカーの3機ですが、これらの機体はすべて360°ビュー・スペースにドドンおいてあります。その広い展示スペースですが、

 自衛隊の空中給油機KC-767の奥に見える赤いフェンスが広い展示エリアの西側エンドの端っこです。グーグルマップで見ると現在位置はここでした。ふう、思えば遠くに来たものだ~。

 さて、そろそろ小腹も空いたのでここでアメリカングルメ&スイーツ探検隊の出動です!露店が並ぶ売店エリアはここからすぐの場所ですが、目指すはテントの屋根が青い露店です。

 青い屋根のテントは米軍基地の方々が出店している露店なので
本場のテイストが味わえます。

 で、今回はフィリーチーズステーキをチョイスしてみました。フィリーチーズステーキはフィラデルフィアが発祥で炒めた牛肉と溶けたチーズをホーギーロール(フィラデルフィア地域のローカルなパン)に挟んだ温かいサンドイッチです。

 ステーキサンドイッチとありますがよく見ると中身はひき肉です。アメリカでは肉を焼いたものを総じてステーキと呼ぶそうでフィリーチーズステーキの中身はお店(家庭)によってちがうようです。

 今回のスイーツとしては、ソーダケーキ(ホイップクリームとカラースプレー付き)とキャロットケーキを買ったのですが、午後の展示飛行が始まったので家に帰ってからいただきました~。

 午後は第302飛行隊のF-35×2機による機動飛行からスタートです。

 こちらもキレッキレの飛行でしたがG7Xのバッテリーが尽きたので動画はなしです。(^^ゞ


 さあ、そして展示飛行のトリを飾るのはF-35とF-16の…おっと、機動飛行となってます。昨年はF-35とF-16の航過飛行だったはずですが、これは、どういうことでしょう?



 なんと、今回はアナウンス付きで同じ課目を交互に行う機動飛行対決です!こ~れはスゴイ。見応えありです! 見ていた場所は西の端だったのでアナウンスは良く聞こえませんでしたが、「9G 360°ターン」や「スローフライト」からの「ハイレートクライム」などF-16 vs F-35 の性能対決を惜しげも無く見せていました。

 こちらは「ハイ・スピード・パス」によるベイパー・コーン対決の様子です。

 午前ほどの激しさはなかったのですが彩雲っぽいベイパー・コーンが出現しました。

 F-16でも同様のベイパー・コーンが現れました。ラッキーなことに直上通過時にベイパー・コーンが現れたので大迫力で見ることができました~。

 F-16 vs F-35 の機動飛行対決はとっても見応えがあったのでぜひ来年も行ってほしいですね~。

 今年の三沢基地航空祭は天気も展示飛行もこれ以上は無いというほど素晴らしいもので大満足でした。帰りもシャトルバスに乗りましたが待ち時間は50分でした。やはり帰りは混みますね~。

*三沢基地航空祭2024:入場者数(40,000人)

〈航空祭ブログ〉
三沢基地航空祭2023 観覧記録 2023.9.10(70,000人) 
三沢基地航空祭2022 観覧記録 2022.9.11(35,000人←入場制限あり

松島基地航空祭2024 観覧記録 2024.8.25(30,640人)
松島基地航空祭2023 観覧記録 2023.8.27(40,000人)

横田基地友好祭2024 観覧記録 2024.5.18(302,000人)
横田基地友好祭2023 観覧記録 2023.5.21(193,000人)


松島基地航空祭2024 観覧記録

2024年09月03日 | Weblog
今年も行ってきました!松島基地航空祭の観覧記録で~す。

 昨年は利用した駐車場が松島基地から2.5kmと遠かったので、今年は基地まで1.3kmで100台のスペースがある第9駐車場JAいしのまき矢本支店)にねらいを定めて自宅を5時30分に出発!

 で、第9駐車場に着いたのは6時20分でしたが… え!?100台あるスペースがすでに満車で入れません。駐車場開放時間が6時00分だったので大丈夫だろうと思ったのですが甘かったようです。

 幸い、200mほど北にある第2駐車場東松島市矢本保険相談センター)に駐車できたので良かったのですが、ここもほぼ満車状態で50台ある駐車スペースで空いていたのは2台分だけでした。

 ここから歩いて今年は若松門から基地内へ入場しますがこれにはわけがあります。若松門から入場するとRWA15エンド(風向が北西の時に離発着する副滑走路)のタキシングウエイを通って基地内へと進みますが、このタキシングウエイ沿いが航空祭では滑走路に一番近い撮影ポイントとなります。

 ただし、ブルーインパルスの飛行を見るには展示基準点を正面から見る基地内中央がベストですが、F-2B機動飛行やF-16デモチーム(今年は来ないけど…)の飛行を見るにはオススメの場所です。

 さて、撮影ホームベースを確保できたのでオープニングフライトまで基地内展示航空機の見学です。今年は、U-125A、UH-60J、F-15、C-130H、EC-1、US-2 の展示が予定されていましたがUS-2は来なかったようです。

U-125A 救難捜索機、オープニングフライト機


UH-60J 救難救助機、こちらもオープニングフライト機です。


F-15Jイーグル( 第203飛行隊 創隊60周年 記念塗装機)

 今年の展示機の目玉はコチラ↑ スペマのF-15J第203飛行隊 創隊60周年 記念塗装機)です。展示飛行を予定しているので背中にマーキングされている赤いちゃんちゃんこを着た還暦ヒグマが見えるか要注目です。

C-130H


EC-1電子戦訓練機 入間基地より飛来

 そして、今年の展示機の大目玉はこのEC-1電子戦訓練機です。EC-1は通称カモノハシと呼ばれている電子戦訓練機で入間基地(航空戦術教導団電子作戦群)に1機のみ配備されている超レア機です。今年度中に退役が予定されているので入間基地以外でも展示してほしい!という航空ファンのリクエストにお答えした形での飛来ですね~。ありがたいことです。(別アングルフォト→photo1 photo2 photo3 photo4 photo5 photo6 photo7 photo8 photo9

 さて、そろそろオープニングフライトの時間なのでホームベースに戻って待機です。


 おー、9時ぴったりに最初のオープニングフライト機 UH-60Jがやって来ました! が~、この侵入経路は…撮影ポイントの真上通過コースです! これじゃぁ~、機体の下面しか見えないぞ~

 …の懸念どおり、UH-60Jも、U-125Aも、F-2Bも、つまらな~い写真になってしまいました。トホホ…ま、それだけ滑走路に近いということで次のF-2B機動飛行に期待しましょう!(←ポジティブシンキング)
T-4(ブルーインパルス)のオープニングフライトはキャンセルになったようですね。

 オープニングフライト直後の9時10分(ジャストタイム!)に海側からF-2Bの2機編隊が侵入してきました。F-2B機動飛行の始まりです!今回は詳細レポート(解説イラストボード付き)でお送りしますよ~。

F-2B機動飛行(午前の部
1.ハイレートクライム&270°ターン
2.コンバット・ブレイク


3.スローフライト

4.ファンブレイク&720°ターン

*「スローフライト」&「ファンブレイク&720°ターン」の動画はこちら↓

5.ハイ・スピード&クライム
6.ナイフ・エッヂ
7.オーバーヘッド720°ターン(コックピット拡大photo


8.RWA33 T&G(タッチ&ゴー)

ギュイーンとフルパワー急上昇!(コックピット拡大photo

9.仙石線ブレイク
 以上がF-2B機動飛行(午前の部)でした~。いや~気合いの入った機動飛行でしたね~。タッチ&ゴーを目の前で見られたのは鳥肌もんでした。満足満足…

 さあ、次はブルーインパルスの訓練飛行です。このような天気なのでアクロは無しだと思いますが、ホームベースの松島基地で見るブルーは格別です。しかも午前と午後の2回も飛行が見られるのは松島基地航空祭だけですからね~、ワクワク…


9時32分に離陸したブルーインパルス6機が会場正面から侵入してきました!


1.デルタ・ダーティー・ローパス


2.リーダーズ・ベネフィット・ローパス


3.ポイント・スター・ローパス


4.スワン・ローパス


5.グランドクロ・スローパス


6.エシュロン・ローパス


7.ピラミッド・ローパス


8.ツリー・ダーティー・ローパス


9.フェニックス・ダーティー・ローパス


10.ダブルライン・ローパス


 終わってみれば、今回の航過飛行はダブルライン・ローパスを含む全10課目のパーフェクト・バージョンでした~。ダブルライン・ローパスは初見でしたが高速で通過するダブルライン・ブルーは思いのほか迫力があってプチ感動でした。

 さて、ブルーインパルスのあとはU-125A 救難捜索機とUH-60J 救難救助機による救難訓練飛行です。上空周回して要救助ポイントを確認したU-125Aが放出した救難物資は見事にターゲットエリアにピンポイントで着地! その正確さは予想以上で超ビックリでした。

 要救助者をリフトアップするUH-60J

微動だにしないホバリングの安定性はこれまた想像以上で
その操縦技術の高さに驚きました。(photo

 さあ次は、F-35の展示飛行です。さきほどスペマのF-15はこのあとの展示飛行に向けてテイクオフしていきましたが、F-35は三沢基地からの飛来なので到着を待ちます。

 お、見えました!海側から2機編隊でアプローチしてきました。F-35の展示飛行は11時00分からですが、ファーストショットの撮影時刻は10時59分47秒でした。なんという正確さでしょう!オドロキ~

 高めの飛行高度と曇天の逆光でステルスグレーのF-35Aを撮影するにはキビシイ条件でした。

 撮影時は気付きませんでしたが、2機編隊の1機は第301飛行隊 50周年 記念塗装機でした。

 301飛行隊マークのマフラーをしたカエルくんがビッグなカエルくんになっています。

 ノーズギア・カバーにも 50th Anniversaryの文字がマーキングされているようです。

 マーキングの詳細は9月8日の三沢基地FESで確かめることにしましょう。

 F-35AのあとはF-15J(第203飛行隊 創隊60周年 記念塗装機)の展示飛行です。

 還暦ヒグマも見せてくれましたよ~。
 

 アフターバーナーON! F-15の爆音はF-35Aに負けず劣らずのナイス・サウンドですね。

 以上で展示飛行の午前の部は終了で~す。午後に備えて食料調達と昨年見学できなかったB格納庫(救難隊・管制隊・気象隊装備品展示)に行ってみることにしましょう。

 B格納庫にはU-125A 救難捜索機が展示されてありました。U-125Aは戦地での捜索救難を想定しているので、あえて視認性が低い青色塗装が施されているとのことです。それは知らなかったぞ~。

 気象隊装備品コーナーには「携帯型気象観測装置(TACMET-R)」なるものが展示されていました。これがあればピンポイントで気象情報が分かるわけですね。自衛隊活動と気象は直結してますからね~。


 さて午後の展示飛行はF-2B機動飛行とブルーインパルス曲技飛行ですが、午前中はりきって撮影しすぎたためイチデジのメモリーカード残量とスマホのバッテリー残量が少なくなってしまいました。(^^ゞ

 …ということで最小限のフォトギャラリーとなっています。まずは F-2B機動飛行(午後の部)からご覧くださ~い。午後の機動飛行は2機編隊×2の4機構成でした。

F-2B機動飛行(午後の部)

 こちらは青空を背景に撮影できた唯一の写真です。航空祭中に雨が降らなかったのは奇跡的!

 メモリーカード残量とスマホバッテリー温存のためF-2B機動飛行(午後の部)photoは以上です!

 さあ、いよいよ次はブルーインパルスの曲技飛行です!…とは言っても天気は変わっていないので午前と同じ航過飛行になってしまうのは、いたしかたないことです。

 しか~し、航過飛行では脚とフラップを下ろしたままのダーティー・ローパスと脚を格納したハイスピード・ローパスの2種類があるので同じ課目でもその違いを楽しむことができます。

 とくに、ダーティー・ローパスは着陸灯をキラキラと輝かせながら太いスモークを曳いて低速で通過して行くので曇天の日はとてもキレイに見えますよ~。

  ブルーインパルス曲技飛行フォトギャラリー
1.デルタ・ローパス


2.グランドクロス・ダーティー・ローパス

*ここでお隣さんの航空無線レシーバーから興味深い交信内容が…
・地上管制「シーリング7000になりました」→参照
・1番機隊長「(5番機のZEEKさんに向けて)ジーク、ファンブレイクから入れる?」
・5番機「ウエザーチェックします」
・5番機「え~、ベース7000、滑走のベース2500ぐらいのが8分の3、たまたま開いているぐらいなイメージ」
・1番機隊長「了解、3~4区分だったら行けそう、ファンブレイクから入るよー」
このあと「ここからアクロに切り替えます」の場内アナウンスが流れて観客から大拍手!


3.ファン・ブレイク


4.フォー・ポイント・ロール


5.チェンジ・オーバーターン


6.インバーテッド&コンティニュアルス・ロール


7.レベル・オープナー

8.インバーテッド・ロール

9.スロー・ロール


10.レター・エイト


11.ハーフ・スロー・ロール


12.トレイル・トゥ・ダイヤモンド・ロール


13.オポジット・コンティニュアス・ロール


14.フォー・シップ・インバート


15.オリジナル・レベル・キューピッド

 φ(.. ) ミニ解説:ハートを大空に描く課目「キューピッド」には、ハートをほぼ垂直に描く{キューピッド(矢の貫き有り)」とハートを斜めに描く「スラント・キューピッド(矢の貫き有り)」とハートを水平に描く「オリジナル・レベル・キューピッド(矢の貫き無し)」の3種類がある。今回は雲が低いので水平バージョンでした。

16.シングル・クローバーリーフ・ターン

 φ(.. ) ミニ解説:1~4番機が旋回しながらトレイル隊形→ダイヤモンド隊形→アローヘッド隊形へと移行していくシングル・クローバーリーフ・ターンは全区分の課目の中で唯一、アローヘッド隊形が見られるマニア垂涎の課目。

17.シックスカード・ライン・ローパス

 φ(.. ) ミニ解説:トランプのファイブカードを模した隊形はあるが、このシックスカード隊形は見たことがない。超レア!
 この直前に1番機隊長の「オポジットトライアングル、ダブルロールバック、サクラはスキップ」のコールに対して「ダブルロールバックは雲に入るかも…」の交信があってキャンセルになったので、次の課目のボントンロールへのつなぎとして行った隊形なのかもしれない。


18.ボントン・ロール

 φ(.. ) ミニ解説:ボントン・ロールはデルタ隊形の6機がスモークオフと同時に右ロールを実施して会場を抜けていく課目で、6機の息の合ったロール機動が見どころの人気課目である。今回の撮影ポイントはたまたま1番機の直下だったため120m上空という至近距離(しかも真上で!)6機がロールする瞬間を見ることができた。その迫力と美しさには度肝を抜かれてしばし立ち尽くすほどであった。ほれぼれ~、

19タック・クロスⅡ


20.ローリング・コンバット・ピッチ


21.コーク・スクリュー

 以上が本日のブルーインパルス曲技飛行の全課目でした~。

 今回の曲技飛行は雲底の高さが2500m程度という中で天候に合わせて課目を変更しながら21課目もアクロを実施できたのは毎日訓練を行っているホームベース基地ならではのことですね。期待どおりのすばらしいアクロでした~。

 さ~て、次は9月8日の三沢基地AIR FEST です。Misawa Air BaseのホームページにはF-22、A-10 のデモフライトを行う予定とあります。天気が心配ですがF-22、A-10のフライトはぜひ見たいですね。

*松島基地航空祭2024:入場者数(30,640人)

〈航空祭ブログ〉
横田基地友好祭2024 観覧記録 2024.5.18(302,000人)
三沢基地航空祭2023 観覧記録 2023.9.10(70,000人) 
松島基地航空祭2023 観覧記録 2023.8.27(40,000人)
横田基地友好祭2023 観覧記録 2023.5.21(193,000人)
三沢基地航空祭2022 観覧記録 2022.9.11(35,000人)

横田基地友好祭2024 観覧記録

2024年06月04日 | Weblog
今年も「横田基地 日米友好祭 フレンドシップ・フェスティバル」に行ってきました~。

 今回は事前準備もバッチリ! 横田基地フレンドシップ・フェスティバルの攻略本と言っても過言ではないほどのクオリティで詳細レポートをお送りしま~す。(←自画自賛)

 日米友好祭2024のスタート地点は前泊として利用した昭島駅近くの某ビジネスホテルです。朝食会場に行くと長玉レンズを小脇に抱えた人や大きなカメラリュックを背負った人が全体の8割ほどで外では早くも朝食を終えて出発するグループも見られました。

 で、ホテルをチェックアウトして昭島駅で青梅線に乗車したのは8時05分ごろ、昨年は拝島駅で降車しましたが、今年は牛浜駅から第5ゲートまでのルート確認のためあえて牛浜駅で降車します。

 拝島駅では昨年のような「当駅での降車にご協力を~」のアナウンスはありませんでしたが横田基地へ向かう人の8割が降車して、残りの2割が牛浜駅での降車という感じでした。

 牛浜駅へ到着したのは8時15分頃…改札を出ると係の人が「横田基地へ向かう人は右側へお進みくださ~い」と誘導しています。右へ進むと先に改札を出た人の列が続いているのでその後を歩いて第5ゲートへ向かいます。

 さて、この列がどこでストップするかで混み具合が分かるのですが、はて、列は止まることなく第5ゲートへ向かってひたすら進みます。なんと、第5ゲート前で誘導をしているDJポリスの声が聞こえるところまで来て止まりました。距離にして第5ゲートまで150mというところです。

 小耳に挟んだ情報によると「牛浜駅で降車した人がルート16号線を左折した方向に列を伸ばして東福生駅からの列と合流してしまったので、そちらの列を先に入場させるため牛浜駅列の入場はいつになるか分からない」とのこと。わぉ!(こんな感じです→地図

 その情報どおり、1ミリも動かない時間が30分間以上も続きましたが8時50分頃に列が少し前に進んだので列越しに第5ゲート交差点を見ると、ほほう、今年は東福生駅列と拝島駅列を同時に入場させているようです。おっと、牛浜駅列も入場を開始しています!

 そこからは順調に進んで9時05分第5ゲート通過!、身分証(免許証)の提示と荷物チェックを受けるゲートではかなりの混雑でしたが、すべてのチェックを終えて入場した時刻は9時20分でした。今日は初日の5月18日(土)なので日曜ほどの混雑はなかったようです。少し歩くと広~いブースエリアが見えたのでここでカメラリュックからイチデジを出して撮影の準備です。

 横田基地友好祭は地上展示がメインなので今回のレンズは広角レンズのみです。さて、ゲートを入って最初にお出迎えをしてくれるのは航空自衛隊ブースのゆるキャラ「はやてくん(ハイタカ姿のF-35)」です。さっそく写真を撮ろうとカメラの電源を入れると、はて、電源が入りません…

 バッテリーの接触不良か?と思ってバッテリー扉を開けると…、え!? 接触不良どころかバッテリーそのものが入っていません! なぬ~、なんたる大失態! 充電して充電器をコンセントから外してそのままカメラバッグに入れてしまったようなので、つまり昭島駅近くの駐車場でお留守番をしているということです。

 う~む、これにはさすがにへこみましたが、持参レンズは広角なのでスマホのカメラで代用できるっちゃ~できるので撮影は最小限にして、航空機の見学とグルメ実食をメインに友好祭をとことん楽しむことにしましょう!(←ポジティブシンキング!)
 
 今回の友好祭攻略法ですが昨年の教訓を活かして、Aブースから時計回りで基地を一周します。これが一番効率の良い回り方です。アメリカングルメもチェック済みです。ハンバーガー・ブースは5カ所ありますが今回は一番人気の外人バーガーに行きます。アメリカンホームメイド・ケーキは「Frendship Action Committee」のチーズケーキ一択です。H2エリアにあります。

 フライドオレオは「Yokota First Four Council J126」と「Cyber-zilla Booster Club G114 374CS」の2ブースがリストに記載されていたので行ってみましょう。では、さっそくH2ブースへレッツ・ゴー!

 H2ブースは格納庫ステージの左側にあります。H2とH1はアメリカンスイーツとホームメイドケーキを、右側のH3はおもにグッズを販売していました。

 「Frendship Action Committee」はとってもアメリカンな感じのお店です。プライスリストを見ると、ん?、聞いたことも見たことも無い「キーライム・パイ」なるものが売ってます。

 お店の人に聞いてみると「フロリダでとれるキーライムを使って作るパイで、フロリダではポピュラーな食べ物だけど日本ではあまり知られていない」とのこと。これは迷わずゲットです!チーズケーキは次の機会にしましょう。

 さあ、次は「インフォメーション」で本日の展示飛行スケジュールの確認です。ふむ、予定どおりで変更はないようです。では、次はDブースにある「外人バーガー」に行きます。お昼頃になると2時間待ちの列になるので早めのゲットです。

 「外人バーガー」ブースの正式名称は「Eadle Airlifters(イーグル・エアリフターズ)」です。ブースに行くとマスコットのイーグルがお出迎えしてくれます。9時40分ですでにこの長さの列でしたが20分待ちで外人バーガーゲットできました。(バーガーをオーダーするとスタッフ全員が声をそろえて「ワン、ガイジン、バーガー」と復唱するのでそれもお聞き逃しなく!)

 さあ、次はいよいよ航空機地上展示エリアに突入です!ワクワク…

 航空機地上展示エリアのトップバッターは、ロッキード C-130J スーパーハーキュリーズです。 C-130Jは68年の歴史を誇るハーキュリーズの最新型でエンジンをロールス・ロイス/アリソン製のAE 2100D3に、プロペラはハミルトン・スタンダード製の平面型四翅(54H60)からダウティ・ロートル製の三日月形六翅(R391)に変更しています。

 「C-130 ハーキュリーズ」はどこへでも飛ぶことができて何でも運ぶことができる最高の航空機と言われており、力持ちで勇敢な神話上の英雄にちなんで「ヘラクレス(=ハーキュリーズはヘラクレスの英語読み)」の名前が付けられています。(ベトナム戦争時には1機で452人(通常の搭載人員は92人)を輸送したという武勇伝があるそうです。さすがヘラクレス!)

 ちなみにロッキード社は星座にちなんだニックネームを飛行機につけるのが伝統らしく、自衛隊で使っていた哨戒機「P-2」には「ネプチューン( Neptune)」、現役の「P-3」には「オライオン(Orion)」という名がついています。

 こちらは同じハーキュリーズですが航空自衛隊小牧基地所属の第1輸送航空隊 C-130Hです。全長は約40m、全幅は約30m、プロペラブレードは4枚です。

↓ こちらも航空自衛隊の飛行機ですが、「航空保安無線施設」の機能を点検する「飛行点検機 U-680A」という機体です。航続距離が長く短距離での離着陸ができることから、日本の最東端の南鳥島に行ける数少ない航空機のひとつだそうです。所属基地は入間基地で 保有機数は2機です。

 こちらは新田原基地所属の F-15J 戦闘機、梅組 305 飛行隊です。

 さて、ここからはいよいよ米空軍戦闘機展示エリアに入ります。ワクワク…

 最初にお目見えするのはEA-18G 電子戦機 グラウラーです。

 で、こちらは沖縄県嘉手納基地に暫定配備中の F-16(サウスダコタ州空軍 114FW 179FS LOBOS SOUTH DAKOTA)です。ステルス能力をアップさせた濃いグレー色の特別な塗装が施されている Have Glass Vバージョンといわれる機体のようです。F-16は2機展示していました。

 ↓ こちらの尾翼にブルドッグが描かれたF-16が2機目(ミネソタ州空軍 148FW 179FW DULUTH)ですが、その向こうに見えるのが…そうです!今回の展示機の目玉! F-22ラプターです!

↓ これが世界最強のステルス戦闘機 F-22 ラプターだ~! なんか薄っぺらで突起がないぞ~!

 友好祭での展示は12年ぶり、所属はハワイ州 第119戦闘飛行隊で嘉手納基地からの飛来です。

 機体正面からの画像はこちら→photophoto

 さて、F-22は戻ってきたときにまたじっくり見るとして、この先の大型機展示エリアに行ってみましょう。昨年はここで断念したのでここからは未体験ゾーンです。大型機展示エリアまではかなり距離がありますが頑張って歩くことにしましょう。ファイト~!

 大型機展示エリアの一番手前にいるのは、C-17 グローバルマスターⅢです。

 C-17の後ろ側に回ると飛行機の中を見学できる列が伸びていました。現在時刻は10時20分です。時間に余裕があるので並んでみたのですが… なぜか列はちっとも進みません。

 しばらくして気付いたのですが、この列はコックピット着座体験待ちの列でした~。せっかくなので並びましたが機体(荷室)に入るまで小1時間、そこからコックピットに入るまで30分かかりました。

 こちらは機体の中から見た待機列(横田基地公式HPより)


 なので、11時から始まったC-130からの静止線ジャンプ降下空挺団降下は並んでいる途中で機体越しに見ることになりました。静止線ジャンプは落下コントロールして決められたラインに着地する降り方で空挺団降下は重い荷物をぶら下げた状態で安全に降下する方法のようです。

 さて、待機列は機体の中に入りましたがなかなか進みません。11時40分頃にやっとコックピットに登るはしご付近までたどり着きました。あと少しです。この時、展示飛行をする2機のF-16が轟音を響かせながら離陸していきました。

 うわ~、F-16の展示飛行見られるかな~? と思っていると、係の軍人さんが昇っていいよと合図を送っています。やったー! 狭いはしごを登ると、おー、コックピットです。前に並んでいた人がコックピットに着座しています。

 お、前の人が席を離れました。パイロット交代です! うわ~狭い! どうやって乗り込めばいいのか、どちらの足から踏み出せばいいのか、迷いました。笑 なんとか着座して操縦桿を握ります。C-17 グローバルマスターは大型機なのに操縦桿がハンドル式ではなくスティックタイプです。

 操縦席は高い位置にあるので眺めがいいです。下を歩く人が小さく見えます。その時です! 轟音と共にF-16が目の前をものすごいスピードで通過して行きました!うひょ~、C-17 のコックピットで操縦桿を握りながら高速パスのF-16が見られるなんて… 至福の時です。待った甲斐がありました~。

 C-17 グローバルマスターのコックピット着座は超貴重な体験でした~。

 飛行機を降りてからコックピットを見上げてみると、確かにその高さにはいまさらですが驚きを感じます。よく見ると操縦席の窓は内側に開いている状態でした。コックピットにいるときはまったく気付きませんでした~。(^^ゞ

 お、轟音と共にF-16が再びやって来ました。どうやら基地上空を何周もしているようです。これは大サービスです! 2機とも三沢基地所属のPACAF F-16 Demo Teamですが2番機は尾翼に黒イタチが描かれている特別機です。この機体が展示飛行をすることは少ないのでこれまた大サービスのようです。

 F-16の展示飛行を見ながらやってきたのは大型展示エリアの2機目「川﨑C-2」です。C-2は昭和45年初飛行した純国産の輸送機です。こちらも貨物室の見学ができましたが、昨年の三沢航空祭で体験済みなので今回はパスです。 

 大型展示3機目は「KC-135R空中給油機」です。こちらはコックピット見学を行っていました。

↓ KC-135R空中給油機越しに見えたF-16展示飛行。F-16は30分以上展示飛行を続けていました~。

 さて、ここで大型機の見学は終了です。大型機の展示は3機だけかぁ~と思って航空機展示マップをもう一度見ると… あれ!? そういえば、マップに載っているC-5ギャラクシーどこにもいません

 後日の情報によると、到着が遅くなって5/18の夕暮れにやって来たとのこと。到着時は基地上空でお詫びの低空飛行を見せてから着陸したそうです。わぉ!残念ですがC-5ギャラクシーの見学は次回です。

 さて、時刻は12時20分です。ここで昼食を取ることにしましょう。ランチスペースはKC-135R空中給油機の胴体下です。ミニ椅子に座ってchumsのエコバッグから外人バーガーとキーライムパイと取り出して、お楽しみのラ~ンチタイムです。

 外人バーガーはフレンチマスタードとケチャップが別添になっていることから分かるように、中にソース類は一切入っていません。いや、ソースどころか野菜もピクルスも入ってないパテとチェダーチーズだけのシンプルバーガーです。(こんな感じ→photo

 えー、グルメバーガーといえば具がいっぱい挟まった背の高い豪華系バーガーが主流だし、これで1900円は高いんじゃないの? と思いのあなた… 違います。これでいいんです! そもそもハンバーガーはパテとバンズが主役! そのおいしさを味わうのが ザ・ハンバーガーなのです。

 そして、何といってもこの牛肉100%のパテとチェダーチーズはC-17 グローバルマスターでアメリカから空輸してきたものなので、ここでしか味わえないバーガーです。しかもぶ厚いパテが3枚も入っていてこの値段は…はっきり言って、安すぎます。

 おっと、さすがトリプルバーガーです。これ1個でかなり満腹になりました。では、デザートです。キーライムパイをいただきましょう。フォーク(余談ですがもらったプラスチック・フォークはアメリカのドラマでよく見るフォークで日本では見かけないタイプ)で一口食べると…

 おー、爽やか…口に入れたとたんフロリダの風(←イメージ的にはNHKドラマ正直不動産で山Pが受けるアレ)を正面から感じました~。こ~れはオドロキです。アメリカのスイーツはどちらかと言うと甘さ強めで日本人には甘すぎるものが多いのですが、これは上品な甘さで…とても美味です!

 キーライムの爽やかな酸味が、外人バーガーを食べた後のデザートとしてはピッタリでした。こんなにおいしいパイがアメリカにあるとは知りませんでした。これはリピート決定ですね。

 さあ、昼食も終えたので、ここからは大型機展示エリアをあとにして復路を楽しむことにしましょう。後半のスタートは自衛隊機エリアからです。

↓ こちらは航空自衛隊のT-4 中等練習機 です。昨年はブルーインパルスと同じデザインの通称レッドインパルスを展示してましたが今年は普通のカラーリングタイプです。

↓ 百里基地所属のF-2A

↓ 陸上自衛隊 対戦車ヘリコプター AH-1S コブラ

↓ 陸上自衛隊 UH-1J ヒューイ

 自衛隊展示機は以上の4機種でした。ではここで、F-22ラプターの展示場所に戻ってじっくり見ることにしましょう! 遠目から見てもこの2機は明らかにオーラーが違います。超クールです。

 金蒸着を施したキャノピーの奥に見えるヘッドアップディスプレイが巨大な円形というのも他の戦闘機とは違ってさすが第5世代!と言いたいところですがー、なんか機体表面がつぎはぎだらけのように見えて、もはや古参機の様相を呈しているようにも感じました。(実際のところ今年の3月11日に初期バージョンではあるが32機のF-22を退役させることが決まっているので最新鋭機とは言い難い現状がある)

 おっと、ここで午前中には気付かなかった驚愕の事実を発見! なんとF-22の向こうにカメラを持った人がたくさんいます! 機密だらけのステルス機では排気ノズル部を見せない傾向があるのですが、今回は大公開しているようです。12年前の展示では見せなかったそうなので超ビックリです。

 さっそく行ってみましょう! まずはこちらが真横から見たフォルム

 で、こちらが斜め後ろから見たフォルム、垂直尾翼でかいです。

 そして… ジャジャ~ン、こちらが真後ろから見たフォルムです。さすがに排気ノズル部にはカバーが掛けてあります。そりゃ、そうですよね~。で、この排気ノズル部…

真後ろから見ると単純そうに見えますが、斜めから見ると複雑怪奇な形をしていることが分かります。

カメノテを彷彿とさせるフォルムですが、たぶん複雑な動きをする可動式になっているのでしょうね。

 その他のズームアップフォト→photo1photo2photo3photo4

 いや~、後ろから見るF-22はなんとも言えない美しさがありますね~。思う存分堪能しました!

 こちらはお隣にいるF-16のバックビューです。

 なかなか、かっこいいですよね!

 さて、では残りの展示機を見に行くことにしましょう。展示機見学の最後は民間機と米軍軽飛行機エリアです。

 こちらはセスナ社が生産するビジネスジェット機 C-510 サイテーション・マスタングです。 超軽量ジェット機(Very Light Jet = VLJ)という新たなジャンルの小型ジェット機で、パイロット1名での運航が可能になっているそうです。

↓ 昨年に引き続き今年もホンダジェットが展示されていました。

 さて、本日最後に紹介する飛行機はモーターグライダーのメーカーであるダイヤモンド・エアクラフト・インダストリーズが開発したDA40ダイヤモンドスターです。

 この飛行機は航空機事故率が一般航空機の8分の1で失速事故は一度もないそうです、死亡事故率に関しては米国の一般航空業界で最も低く(0.35/100,000時間)て、エンジンオフ時の降下率はパラシュートを装着した飛行機よりも低い驚愕の降下率(毎分180-370メートル)を誇っているようです。
・操縦席photo→グラスコックピットGarmin G1000

 さ~て、これで展示している航空機の見学は終了です。まもなくブースエリアに戻りますのでここでフライドオレオ探検隊出動!です。始めは、Jエリアにある「Yokota First Four Council」です。

 到着しました~。おっと、ここは見るからにフライドオレオ推しの店構えです。値段は 4個で6ドル(¥900)です。昨年行ったお店は3個で¥600だったので円安影響かな?「アメリカではお祭り屋台の定番おやつ、外はカリッと中はしっとり、揚げたてをご準備します」という説明書きがありました。

では、次のお店に行ってみましょう。(← おい、買わないのかい!)

 えー、次は Gエリアにある「Cyber-zilla Booster Club」です。

 プライスリストを見ると「オレオ天ぷら、2こ=$4/¥600、4こ=$7/¥1000、6こ=$10/¥1500 とてもおいしい!!」と書かれてます。ゴジラが「頂きます!(Don't mind if I do)」と食い気味で言ってるアピールポスターがありますが、値段は先ほどのお店より若干高めです。

 では、次に、気になるお店があったので少し戻ります。(← おい、ここでも買わないのかい!)

 そのお店は Jエリアにある「Latin American Association(LAA)」です。

 ここで目にとまったのは「プエルトリコライス ¥500」です。お店の人に聞いてみると「豆とお米をスパイスで煮たものでカレー風味に似てるけどちょっとちがう…味」だそうです。

 昨年は見かけなかったのでいつもやっているお店なのかを聞くと「プエルトリコ出身の軍人さんたちが今年開いたお店なので…多分…毎年はやらないと思いますよ」とのこと。

 そ~れは、迷わず購入ですね!プエルトリコライスとついでのグアバジュースゲットです。おいしいグアバジュースといえば、Hawaiian Sun のグアバネクター缶が定番ですが頂いたグアバジュースはそれを越えるおいしさでした~。

 プエルトリコライスはスパイシーだけどマイルドで、どこかパラパラにしたチキンライスっぽいような味もするけど滋味深い味で…個人的には大好きな味でした。後日調べたら「アロス・コン・ガンデュレス」という郷土料理で主にクリスマスシーズンや特別な機会に出される料理だそうです。

 横田基地友好祭では世界のめずらしい料理をこのように本場の味で食することができるのが楽しみのひとつですよね~。満足満足…

 えー、購入はしませんでしたが、Fエリアにあるブース「SUMO-374th MXS Sumo Council Yokota」のカウボーイ・バーガーが外人バーガーと同じようなシンプルバーガーで良さげでした~。

 さて、現在時刻は午後3時です。ミーティング・ポイントのC-130J前広場はかなり混んできました。

 格納庫ステージで中部航空音楽隊の演奏(14時25分~14時55分)を聞いていましたが身動きできないほどの混雑ぶりでした。さて、日もだいぶ傾いて疲労度メーターもかなり上昇してきたのでそろそろ帰ることにしましょう。スマホのバッテリーは省電力モードになりましたが何とか持ちました。セ~フ!

 今日一日でだいたいコンプリートした感はありましたが日曜夜に行われる花火はまだ見たことないのでいつの日か見てみたいものです。( ↑ 横田基地公式HPより Fire Works)

 公式発表によると2024年の入場者数は2日間で30万2000人だったらしく、昨年が19万3000人だったので10万9000人の増だったそうです。わぉ! 今年は過去最高という激混みになりましたが事前準備をしっかりしたので十分楽しめた横田基地友好祭になりました。めでたしめでたし…

〈航空祭ブログ〉
三沢基地航空祭2023 観覧記録 2023.9.10 
松島基地航空祭2023 観覧記録 2023.8.27
横田基地友好祭2023 観覧記録 2023.5.21
三沢基地航空祭2022 観覧記録 2022.9.11

低緯度オーロラ観望記録(5/11)

2024年05月12日 | Weblog
低緯度オーロラが東北でも見られるかもしれない… というニュースが流れてきたので妻と二人でオーロラ・ウオッチングに行ってきました~。

 観望場所はスプリングバレー仙台泉スキー場です。スプリングバレーは仙台市内から車で30分の近さですが泉ヶ岳の北側にあるので北天の星空がそこそこキレイに見える場所です。

 とは言っても仙台で低緯度オーロラは見えないよな~、今夜は20時30分頃にISSが北極星近傍を通過するのでそれを見たら帰ることにしよう…と思って家を出たのが19時45分頃、

 スプリングバレーまでは自宅から30分なので天文薄明が終わる20時20分頃にちょうど着くのでタイミングとしてはバッチリです。スキー場に着くまでは何かしらの野生動物と出逢うのでそれも楽しみですが今日見られたのはタヌキいっぴきと飼い猫と思われるかわいいニャンコでした。(なぜ!?)

 さて、スプリングバレースキー場に着きました。天頂の高いところには北斗七星が、西の空低いところではまもなく沈もうとする四日月が傾いていました。で、北極星の下を見ると… ん!?、空の色がいつものニュートラルグレーではなく、赤みを帯びているように見えます。

 いやいや、期待値が脳を錯覚させることは何度も経験済みなので、これは、そうだったらいいのになぁ~現象だ、と思って写真を撮ってみると… わぉ!! 空が赤い! こ、これは…

本日のファーストショット!

2024/5/11 20h20m22s D810A NIKON28mm f2.8 ISO4000 10sec

 これは低緯度オーロラで間違いないようです。 仙台でオーロラが見られるとは… 超オドロキです!


 東の方を見るとケフェウス座付近まで広がっています。その先はいつもの空の色です。


  西の方はぎょしゃ座付近で色が薄くなっているようです。


 オーロラの色が一番濃いところは真北よりやや西側のように見えます。

2024/5/11 20h26m46s D810A NIKON28mm f2.8 ISO6400 20sec

 う~む、信じられないけど目の前にオーロラが広がっています…カーテンのようなひらひらとしたオーロラでないけどこれも本物のオーロラです。これはスゴイ…

 …とオーロラの撮影に夢中になっているとISSがすでに北極星を通過していました! わぉ!!

低緯度オーロラとISSのツーショット!

2024/5/11 20h32m17s D810A NIKON28mm f2.8 ISO6400 10sec

 あわててISSを撮影していると、後ろで妻が「あれがISSなの? 速い!あんなに速いの?すご~い!」としきりに言ってましたが、思うにISSの高度が低く、山並みをかすめるように進んだので速さが強調されて見えてるんだ~と確信しましたがあえて説明はしませんでした。

さて、この時間の四日月(月齢3.3)はこの位置にあります。月明かりでオーロラとの境界が分かりにくくなってる感じがしますが、月明かりがあっても写っているのは驚異的と言えますね。

2024/5/11 20h34m24s D810A NIKON28mm f2.8 ISO6400 10sec

 しばらくオーロラウオッチングを楽しんでいましたが、20時45分頃から雲が流れてきてオーロラが薄くなり始めました。

2024/5/11 20h51m04s D810A NIKON VR24-70mm f/2.8 ISO6400 f24mm F2.8 10sec

 肉眼でも空の赤みを感じなくなってきたので名残惜しいですが観望会は終了です。

本日のラストフォト

2024/5/11 20h54m37s D810A NIKON VR24-70mm f/2.8 ISO6400 f24mm F2.8 13sec

 本日のオーロラ・ウオッチングは、東北で低緯度オーロラが見える可能性があると言っても、やっぱり仙台ではオーロラは見えなかったね~というオチになると100%思っていたので、眼視で夜空が赤っぽく見えたときはホントに信じられない気持ちでした。

 いつか見たいと思っていたオーロラがまさか地元の仙台で見られることになるとは… まさに事実は小説よりも奇なり~ですね。

 

国宝 松本城は 二十六夜月に守られていた!?

2023年12月31日 | Weblog
今日のブログは国宝 松本城と二十六夜月には深~い関係があったというお話です。

 松本城を訪れたのは今月上旬に長野県へ観光に行ったとき…この日は早朝に善光寺で日の出とともに始まるお朝事の体験参加をして、午後から松本城へ向かいました。

 お朝事の法要では、普段閉ざされている御本尊前の戸帳が上げられて善光寺の御本尊である一光三尊阿弥陀如来像が納められた瑠璃壇と厨子を垣間見ることができます。

 お朝事のあとは、ご本尊が安置されている瑠璃檀と三卿の間の床下にある暗黒の回廊をめぐるお戒壇巡りに参加しました。

 暗闇の中を手探りで進んでご本尊の下にかかる極楽の錠前に触れることができましたが、回廊の中は本当に真っ暗闇で顔に近づけた手も見えない闇体験は百武彗星を観望したとき以来のコトでした。笑

 さて、前置きが長くなりました。本題の松本城です。

 松本城は国宝 5城のひとつで大天守が建造されたのは1591年頃と言われています。天守、乾小天守渡櫓辰巳附櫓月見櫓の5棟が昭和11年に国宝に指定されており城全体が国宝に指定されているのはめずらしいそうです。

 狭くて急な階段を上って複合連結式層塔型5重構造の6階にある大天守にたどり着くまでけっこう時間がかかりましたが、さすが大天守!そこからの眺めはすばらしいものでした~。

 景色を一通り見終わってふと気がつくと、大天守の天井中央を見上げて写真を撮っている人がいます。はて、天井には何があるのだろう?…と見上げてみると

 そこには二十六夜神が祀られた小さな社がありました。

 なんと、天守にある二十六夜神が守護神となって400年間の長きにわたって城を守っていてそのおかげで火災等の災害に逢うこともなく今日に至っているとのことです。

 創建当時の天守が残っているいわゆる現存天守と呼ばれるお城は12城ありますが、天守に二十六夜神が祀られているお城はほかにあるのでしょうか?これはオドロキの事実です。

 さてさて、「二十六夜様が天守藩の藩士、川井八郎三郎の前に美婦となって現れてお告げをしたのが元和4年(1618年)の正月、月齢二十六夜の月が東の空に昇る頃…」とありますが、

 気になるので「二十六夜様が現れてお告げをした日」が西暦の何年何月何日なのか調べてみました。

 「元和4年(1618年)の正月、月齢二十六夜の月が東の空に昇る頃」という記述があるので、お告げがあった日は1618年の正月、旧暦の1月26日ということが分かります。

 ステラナビゲーターで調べると1618年の旧暦1月26日は西暦1618年2月20日ということが分かりました。二十六夜月が昇ってくるのは、日付が変わったよく朝なので月出時刻は西暦2月21日の03時43分となります。

↓ 1618年旧暦1月27日04時30分(西暦1618年2月21日)に松本城から見た東空

 説明板では翌2月26日に社を勧請したとあります。翌月の二十六夜の日から城主の戸田氏が毎月三石三斗三升三合三勺(約500kg)の餅をついてお供えして藩士全員にも分け与えたとはスゴイことです。


↓ こちらは戦乱の世が終わったあとに松平氏がリノベした月見櫓です。

 月見櫓は板戸を外すと三方が吹き抜けになるのでキレイな月が見えたことでしょうね。

 いつの日か松本城の月見櫓から二十六夜月を見てみたいものです。

さて、2023年も残すところあと6時間あまりとなりました。今年もこのブログを見てくださった みなさん、本当にありがとうございました。 

 来年も、相も変わらずのゆる~いアップになります(←早くも宣言している)が、時間があるときや思いついた時にちょこっとお寄りいただければ幸いです。

↓ こちらは2023年の初日、明日はキレイな初日が見られるかな?

 それでは皆さん、よいお年を~! 

三沢航空祭2023 観覧記録

2023年09月24日 | Weblog
三沢航空祭2023の観覧記録 で~す。

 今年は他の航空祭と同じように三沢も入場制限無しなので昨年以上の混雑が予想されるけど、お出かけプランとしては昨年と同じ当日朝の現地入りでファルコンゲートだなぁ~と考えていると…

 傍らで「どうしようかなぁ~、やっぱ行こうかな~」という妻のつぶやきが… その言葉を内耳センサーは捉えていたがその直後の「わたしも三沢に行くよ」という発言で航空祭への参加宣言だと判明!

 …え!? まじ? 現地着が03時頃で車で仮眠をとるからプチ車中泊だよ~大丈夫?と尋ねたがかまわないとのこと…、ということで今年はおふたり様での三沢航空祭2023ツアーとなりました。

 で、仙台を出発したのが22:00頃で紫波SAでいつもの珈琲タイム→八戸自動車道 折爪SAに着いたのは01時40分頃… 折爪SAは今年もたくさんの誘導員がいて駐車場は満車に近い状態でしたがコンビニの中は激混み準備が終わって店員さんは普段どおりの感じでした~。

 昨年の教訓を生かしてココでは軽い夜食だけを購入してすぐ三沢臨時駐車場に向かいます。三沢の臨時駐車場はたくさんありますがファルコンゲートに近いA2を目指して三沢空港交差点にナビを設定して向かうこと約1時間…

 予定通り02時40分頃に三沢空港交差点に到着!ココを右折すればまもなく臨時駐車場ですが…ほひょ! 車が並んでいます!! 三沢空港交差点まで縦列駐車がつながっています。

 はて?とりあえず縦列駐車の最後尾に停車して情報収集です。前の車のドライバーに「これって駐車場オープン待ちですか?」と聞いてみたところ「この先に行ってないから分からないけど…たぶん…」と話をしていると後からきたドライバーに「これってオープン待ち?」と聞かれる立場に… 笑

 しばらく待って3時を過ぎたときに車が動き出して駐車場には入れましたが、A2、A1は満車で案内されたのはB1でした。大人数の誘導員が灯りをともして案内していたので混乱無く入れましたが昨年とは違う状況でちょっとビックリでした~。

 早速仮眠モードに入って6時に起床!ファルコンゲートの最後尾到着が6時40分だったので昨年よりは遅かったのですが列はかなりファルコンゲートに近いところです。ラッキー! と思ったらファルコンゲート脇に広~い待機スペースが確保されてて道路上の列が短かっただけでした~。

 並んだ直後は雨が降ってきて傘を差しながらの待ちでしたがXで「基地職員が7時30分にオープンすると言っていた」というつぶやきがあったので期待して待つと…その情報どおり7時30分にはゲートがオープン!徐々に列が動きだして8時過ぎには広いエプロンに着くことができました~。めでたしめでたし…

 妻が観覧場所をキープして椅子を広げて撮影用ホームベースを確保できたので荷物を置いてオープニングフライトまでエプロンを探索です。昨年は自衛隊と米軍で展示スペースを分けていましたが今年は混在しているいようです。→参照:エアフィールド・レイアウト

 ブルーインパルスの駐機場までいったところでオープニングフライトが近づいて来たのでマイホームベースへ戻って撮影準備です。今年は悪天候のため展示飛行の予定に一部変更がありました。
〈当初の予定〉
08:30~09:00 オープニングフライト(E-2、F16s、P-8、F-35)
09:15~09:30 機動飛行(自衛隊 F-35A)
09:30~09:40 訓練飛行(自衛隊 F-15)
09:40~10:00 機動飛行(米軍 F-16)
10:00~11:30 曲技飛行(ブルーインパルス)

12:45~13:00 訓練飛行(自衛隊 UHー60J)
13:05~13:25 訓練飛行(自衛隊 CH-47J)
13:30~13:40 航過飛行(自衛隊 F35A、米軍 F-16)航過飛行
13:55~14:05 訓練飛行(米軍 CV-22)
14:10~14:25 機動飛行(自衛隊 F-35A)
14:35~14:50 機動飛行(米軍 C-17)
15:00  航空祭終了
 
〈変更後の予定〉
08:50-09:00 オープニングフライト(E-2、F16s、P-8、F-18s and F-35)
09:15-09:30 機動飛行(自衛隊 F-35A)
09:30-09:40 訓練飛行(自衛隊 F-15)
09:40-10:00 機動飛行(米軍 F-16)

12:45-14:15 曲技飛行(ブルーインパルス)
14:15-14:30 訓練飛行(自衛隊 UHー60J)
14:35-14:55 訓練飛行(自衛隊 CH-47J)
15:00-15:10 航過飛行(自衛隊 F35A、米軍 F-16)航過飛行
15:15-15:30 機動飛行(自衛隊 F-35A)
15:00  航空祭終了

 さて、時刻はまもなく8時50分… 幸い雨は上がって少し青空も見えてきました。
いよいよ三沢基地航空祭2023の開幕です!

オープニングフライト E 2-D アドバンスド・ホークアイ

オープニングフライトF-16

 オープニングフライトF-35A

オープニングフライトEA-18G グラウラー

オープニングフライトP-8ポセイドン

オープニングフライト・ベストフォト!
JASDF E-2D「アドバンスド・ホークアイ」警戒航空団創立40周年記念特別塗装


USA F-16


JASDF F-35A (第302飛行隊)

別アングルphoto→アフターバーナーONアフターバーナーOFF

USA EA-18G グラウラー


USA P-8 ポセイドン


こちらはオープニングフライトを終えた機体の写真集で~す。





さあ、次はお待ちかねのF-35Aによる機動飛行です! 09時15分にテイクオフします!

F-35A 機動飛行 テイクオフ!

緑色の右翼端灯がキラリン!

ステルス機特有のヌメッとした表面はなんとなく両生類っぽい!?

F 35A 機動飛行 ヴェイパー出まくりの飛行に注目!

翼端ヴェイパーが2本!

左旋回をするF-35A、垂直尾翼の角度と上面のフォルムが分かりますね~。

F- 35A 機動飛行 右90°ナイフエッジから捻りを入れて左360°旋回する機動は圧巻のパフォーマンス!

こちらはウエポンベイ・オープンの絶賛サービス中!

う~む、ウエポンベイの中はメカむき出しですね~。よく見ると左右非対称!?


いや~今年も迫力満点のF-35A機動飛行でした~。

 妻にとっては初めて見る戦闘機の機動飛行だったらしく爆音の大きさには心底驚いたようでした。「攻撃されて撃たれるかもと思った~」と冗談混じりに言ってましたが「…カッコイイと思う気持ちが少し分かった」とも言ってました。

 9時30分からの自衛隊 F-15の訓練飛行は1回だけ通過する航過飛行のみだったので会場に落胆の声がひびきました。ま、天気が悪かったのしょうがないですね~。

 
 9時40分からのPACAF F-16デモチームのアクロバット飛行も雲が低かったので水平系のみのアクロとなりました。ざんねん~!

F-16デモチーム・テイクオフ!


マッハ0.95(時速1100km以上)で会場を通過するハイスピード・パス!

ヴェイパー・コーンが出来そうだったのですがはっきり捉えることはできませんでした~。

ファルコン・ターン(攻撃を回避するための急旋回機動!)


ロースピード・パス

動画の15秒付近から星条旗グローブのお手振りが見えますよ~。

デディケーション・パス(別名:トップガン・パス)

 映画トップガンの名シーン!管制塔の上官がコーヒーをこぼすあのシーンを彷彿とさせるパスです。至近距離をハイスピードで通過するのでカメラでは追いきれないパスですが今回初めて動画におさまりました~。どうぞご覧ください。(注:デディケーション・パスは現在テロと戦っている,または自由を守るために命を落とされたアメリカ合衆国および同盟国の勇敢な兵士に捧げるフライトで映画とは何の関係もありませんのでお間違いなく…)

 いや~水平系のみということを感じさせない見事なフライトでしたね~。満足!満足! さて、これで午前の展示飛行は終わりなので、ここで撮影用ベースを撤去して展示スペースを散策することにしました。

〈エア・フィールド写真集〉
航空自衛隊 無人偵察機 RQ-4B グローバルホーク(全長15m 翼長40m 航続時間 約36時間)


海上自衛隊 哨戒機 SH-60J


陸上自衛隊 対戦車ヘリコプターAH-1S コブラ


CH-53スタリオン(写真では伝わりにくいのですが、これ飛ぶの?と思えるほどの巨大ヘリコプターでした~)


A-10サンダーボルトⅡ

 知る人ぞ知る地上攻撃機A-10サンダーボルトⅡ(別名:低空のイボイノシシlow-flying warthog)はマニアにとって垂涎ものの航空機だけあってたくさんの人が撮影していました~。

30mmGAU-8ガトリング砲

 低空を低速度で侵入し敵戦車,装甲車を攻撃するために開発された航空機だけあって対防御性はとても高く、油圧を失っても人力操作で操縦できて機体もエンジン一基、垂直尾翼1枚、昇降舵1枚、片方の外翼を失っても飛行可能な設計となっているそうです。わぉ!

F-15E ストライクイーグル

 こちらは今回の展示で一番人気の嘉手納基地から飛来したF-15Eストライクイーグルです。F-15と言えば制空戦闘機ですがF-15Eは戦闘爆撃機として改良された機体で、見た目の大きな違いは復座になっていることくらいですが機体構造は全体の6割が再設計されているそうです。

 F-15Eは攻撃能力の高さから2030年代まで運用が続けられます。ちなみにA-10は1970年代に初飛行した最古参機ですがF-35やF-16でA-10の代わりが務まると証明されるまで運用を続けるとして退役の無期限延長がきまり2030年代まで運用するとのこと。なので航空祭でまだ見られそうですね。

 F-15Eストライクイーグルの色は渋~いガンメタリック・カラーで超クールでした~。写真では色がビミョーに違うのでコチラの動画で実際の色をご覧ください。奥にいるF-35Aも嘉手納基地飛来です。

 さて、午後のブルーインパルスまではまだ時間があるのでここでランチタイムです。今年もUSAバーガーキングに行ってみましたが相変わらずの激混みだったのでUSA屋台で念願のターキーレッグをゲットして軽めの昼食としました~。お値段は10ドルでしたが円安のため日本円で1500円でした。

 同じお店でチョコ・ブラウニー(500円)も買ったのですが、これがめちゃおいしくて妻も大喜びでした。ランチスペースは米軍基地航空祭ではおなじみの大型機の翼下です。飛行機の影の形に沿ってたくさんの人が座り込んでランチタイムを楽しむっていいですよね~。

 さあ、午後のメインイベントはブルーインパルスです。三沢では4年ぶりの飛行となるようですがこの天気ではさすがに第1区分はムリなので…どのようなアクロを行うのか、そもそもアクロができるのか不安と期待が入り交じります。

 さて、ウオークダウンが終わってパイロットがコックピットに乗り込みましたがなかなかタキシングを始めません…。空は晴れていますが雲量は多めです。上層雲はそれほどアクロに影響は無いと思いますが問題は海から流れてくる低層の雲です。う~む,これをどう判断するのか…ですね。

 タキシングを始めて全機が滑走路に移動しても離陸を開始せず、どうしたんだ~と思う時間がしばらく過ぎてからやっと「天候調査のため5番機だけが単独で離陸します」のアナウンス…。5番機がかなりの長い時間慎重に天候調査を行った後「これから1番機から順に単独離陸を行います」のアナウンス。

 全機が離陸した後、最初のアクロはなんだろうと思いながら待っていると「正面をご覧ください。6機によるダイヤモンド・ローパスです」のアナウンスが… あー、ということは今日はアクロをしない航過飛行だけか~、とちょっとガッカリしましたが、雲から突然あらわれたデルタローパスはこれぞブルーインパルス!青い衝撃だ~!と思わせる素晴らしいパスでした!

デルタ・ローパス(登場のインパクトは最高でしたがこの後すぐ雲にかくれました~)


リーダーズ・ベネフィット・ローパス


ポイント・スター・ローパス(かなり低空飛行で侵入してきたなぁ~と思ったのですが…)


直上通過でビックリ! わぉ!これほど低いローパスは見たことがありませ~ん!


なんと、管制塔をかすめるように通過して行きました~。トップガン・パスだ~!


スワン・ローパス


グランドクロス・ローパス(こちらも管制塔をかすめるような超低空飛行!)


エシュロン・ローパス(6機によるエシュロンはレア!)


ピラミッド・ローパス(これまた超低空飛行でした~)


ツリー・ローパス(6番機が写ってませんが三角形を二つ組み合わせて大きな木を形作る隊形です)


フェニックス・ローパス(なぜかこの1枚しかありませんでした~。疲れているな…)

 以上が本日の課目のすべてです。今回のブルーインパルスの展示飛行はこの状況の天候の中では最高と言えるパフォーマンスだったのではないでしょうか。というのも低層の雲が低かったので規定からすると飛行そのものが中止になってもやむを得ない状況だったと思います。

φ(.. ) ミニ知識:ブルーの展示内容はその日の「雲の状態」で決まる!
各区分の実施基準(すべて視程8km以上)
*シーリング:全天のうち8分の5以上を覆う雲の底の高さ,雲底高度
・第1区分 シーリング10,000フィート(約3,000m)
・第2区分 シーリング7,000フィート(約2,100m)
・第3区分 シーリング5,000フィート(約1,500m)
・第4区分 シーリング3,000フィート(約900m)
・編隊連携機動飛行 視程5km シーリング3,000フィート(約900m)
・編隊航過 視程5km シーリング1,500フィート(約460m) ← 今日はここ!
*視程5km シーリング1,500フィート(約460m)を下回った場合は中止


 ブルーインパルス展示飛行後は帰りの激混みを避けるためちょっと早めに退場しました。帰りはシャトルバスに乗ったのですが、これがまさかのロングドライブでした~。

 バスに乗ってまもなくオカゲートに着いたのですが停車することなくバスは基地内を北へ走り続けます。滑走路端を横断して格納庫が建ち並ぶところまで行き、三沢航空科学館の裏にあるBus Turn-around(Museum Taxiway)でUターンをしてオカゲートまで来た道を戻るというコースでした。

 時間はかかりましたが、プチ基地内見学ツアーという感じで楽しめました。バスに乗るまでの待ち時間は30分でしたが、その間に遠目ですが UHー60J、CH-47J の訓練飛行と自衛隊 F35A、米軍 F-16の航過飛行が見えました。米軍 CV-22の訓練飛行と米軍 C-17の機動飛行は時間が押してたので中止になったようです。

 台風通過でどうなるかと思った三沢基地航空祭2023でしたが結果的には十分楽しめた1日となりました。今年の入場者数は昨年の2倍で7万人だったようですが、横田基地友好祭の2日で19万人を経験してるのでそれほど混んでいるようには感じませんでした。慣れってスゴイですね。

〈関連ブログ〉
松島基地航空祭2023 観覧記録 2023.9.14
横田基地友好祭2023 観覧記録 2023.6.13
三沢基地航空祭2022 観覧記録 2022.9.13