SpaceWeather.comにUARSの正確な落下地点がアップデートされていました。
UARS RE-ENTRY ZONE(Tuesday, Sep. 27, 2011)
NASAは9月24日に大気圏に再突入したUARSの正確な大気圏突入地点を
発表しました。バンデンバーグ空軍基地のジョイント・スペース・オペレーションセンターは
南緯14.1°東経189.8°の太平洋上を大気圏突入地点と特定しました。
この地点は広大な洋上で大きな島もない場所です。衛星の残骸はこの地点
から北東300マイルから800マイルの間に落下しているものと思われます。
「今のところ目撃情報は全く無い」とNASAは発表しています。

〈補足〉
NASAの発表によるとUARSは9月23日午後12時(東部標準時間)に大気圏に
突入し地球に戻ってきたそうです。日本時間では9月24日の午後12時になります。
突入地点は南緯14.1°東経189.8°(西経170,2°)です。地球儀で見ると
サモア諸島付近となります。現地の時間は午後3時ごろなので、よほど
気を付けて空を見ていない限り、落下に気付く人はいなかったと思われます。
NASAデブリ担当チーフのニック・ジョンソンも会見で今のところ付近の住民からの目撃情報は
全くないと言っています。さらに付近を飛行中の航空機の乗客・乗務員からの報告も
無いと発表しています。→NASAWeb
アメリカでは「消えた人工衛星?」とか「ミステリアスな衛星落下、NASAも特定できず?」
などと報道されてましたが、結果的に人的被害が出る心配のない最も安全な場所に落下した
と言えます。UARS騒動はこれにて一件落着、と言ったところでしょう。ROSATも同じような
場所に落下するといいのですが…、ROSATの情報については続報を待つことにしましょう。
UARS RE-ENTRY ZONE(Tuesday, Sep. 27, 2011)
NASAは9月24日に大気圏に再突入したUARSの正確な大気圏突入地点を
発表しました。バンデンバーグ空軍基地のジョイント・スペース・オペレーションセンターは
南緯14.1°東経189.8°の太平洋上を大気圏突入地点と特定しました。
この地点は広大な洋上で大きな島もない場所です。衛星の残骸はこの地点
から北東300マイルから800マイルの間に落下しているものと思われます。
「今のところ目撃情報は全く無い」とNASAは発表しています。

〈補足〉
NASAの発表によるとUARSは9月23日午後12時(東部標準時間)に大気圏に
突入し地球に戻ってきたそうです。日本時間では9月24日の午後12時になります。
突入地点は南緯14.1°東経189.8°(西経170,2°)です。地球儀で見ると
サモア諸島付近となります。現地の時間は午後3時ごろなので、よほど
気を付けて空を見ていない限り、落下に気付く人はいなかったと思われます。
NASAデブリ担当チーフのニック・ジョンソンも会見で今のところ付近の住民からの目撃情報は
全くないと言っています。さらに付近を飛行中の航空機の乗客・乗務員からの報告も
無いと発表しています。→NASAWeb
アメリカでは「消えた人工衛星?」とか「ミステリアスな衛星落下、NASAも特定できず?」
などと報道されてましたが、結果的に人的被害が出る心配のない最も安全な場所に落下した
と言えます。UARS騒動はこれにて一件落着、と言ったところでしょう。ROSATも同じような
場所に落下するといいのですが…、ROSATの情報については続報を待つことにしましょう。