3月18日早朝、ISS拡大撮影のチャンスがやってきました。
通過時間は5時6分30秒-5時11分30秒、
見え始めは、北北西 10° 距離1263km
仰角最大時、北北東 32° 距離 615km
見え終わり、東 11° 距離1215km
条件はよくありません。再接近距離の615kmはセカンドショット
撮影時の約2倍です。しかも北極星の下を通る飛行コースです。
北極星の直下はドイツ型赤道儀では苦手領域です。
その領域を西から東へ望遠鏡を動かすことは
常識ではありえないことです。
望遠鏡の極軸を北西に向けて追尾することにしてみます。
さて、今回は焦点距離を2000mmにしてあります。
接近距離が600kmもあるので2000mmのメリットはありませんが
今後の撮影の参考にはなります。
5時を過ぎると急に空が明るくなります。星はほとんど見えません。
ISSがやってきました。今日も見え始めから、かなり明るくなっています。
ファインダーで覗いて高速連写‥カシャ‥!? あれれ、連写ならず!
しかたなくシャッターを連続早押し‥カシャー、カシャー‥
なにかが変です。それでも数十枚は撮影できたようです。
さっそくカメラ本体のモニターで確認すると‥
写っていません!よーく探してみると、かすかに写っていました。
しかし、どの写真も極度のピンボケです。
明らかにピントがずれています。ピントゲージ代わりのデジタルノギスで
計測してみると、0.8mmずれています。ドローチューブをロックする
ネジの閉め忘れです。そのためカメラの自重で下がったようです。
初歩的ミスです。
さらに、写真を見て分かるように極度のアンダー露出です。
今日のISSの最大光度は-0.6等級です。2倍の露出時間では
ぜんぜん足りません。これまた初歩的ミスです。
高速連写ができなかった原因も分かりました。
解像度を上げようとRAWモードで撮影したため撮影後の
取り込みに時間がかかってしまったようです。
なるほど、重なるときは重なるものです。
しかもこの日は仙台で黄砂が観測されていました。
黄砂では透明度が悪いはずです。
まさに、ふんだりけったり‥です。
今回は初歩的ミスのオンパレードでしたが、
失敗は成功の母です。プラス思考が大切です。
次回に期待しましょう。
通過時間は5時6分30秒-5時11分30秒、
見え始めは、北北西 10° 距離1263km
仰角最大時、北北東 32° 距離 615km
見え終わり、東 11° 距離1215km
条件はよくありません。再接近距離の615kmはセカンドショット
撮影時の約2倍です。しかも北極星の下を通る飛行コースです。
北極星の直下はドイツ型赤道儀では苦手領域です。
その領域を西から東へ望遠鏡を動かすことは
常識ではありえないことです。
望遠鏡の極軸を北西に向けて追尾することにしてみます。
さて、今回は焦点距離を2000mmにしてあります。
接近距離が600kmもあるので2000mmのメリットはありませんが
今後の撮影の参考にはなります。
5時を過ぎると急に空が明るくなります。星はほとんど見えません。
ISSがやってきました。今日も見え始めから、かなり明るくなっています。
ファインダーで覗いて高速連写‥カシャ‥!? あれれ、連写ならず!
しかたなくシャッターを連続早押し‥カシャー、カシャー‥
なにかが変です。それでも数十枚は撮影できたようです。
さっそくカメラ本体のモニターで確認すると‥
写っていません!よーく探してみると、かすかに写っていました。
しかし、どの写真も極度のピンボケです。
明らかにピントがずれています。ピントゲージ代わりのデジタルノギスで
計測してみると、0.8mmずれています。ドローチューブをロックする
ネジの閉め忘れです。そのためカメラの自重で下がったようです。
初歩的ミスです。
さらに、写真を見て分かるように極度のアンダー露出です。
今日のISSの最大光度は-0.6等級です。2倍の露出時間では
ぜんぜん足りません。これまた初歩的ミスです。
高速連写ができなかった原因も分かりました。
解像度を上げようとRAWモードで撮影したため撮影後の
取り込みに時間がかかってしまったようです。
なるほど、重なるときは重なるものです。
しかもこの日は仙台で黄砂が観測されていました。
黄砂では透明度が悪いはずです。
まさに、ふんだりけったり‥です。
今回は初歩的ミスのオンパレードでしたが、
失敗は成功の母です。プラス思考が大切です。
次回に期待しましょう。