天気に恵まれて土星が衝になる8/28の夜に撮影することができました~。
今年は輪の消失の2年前なので環の傾きはわずか9°で環の幅も本体の1/3しかありません。この状態でもハイリゲンシャイン効果で環が明るくなるのかウオッチングしてみました~。
こちらが本日のファーストショットで撮影高度は29°です。この時は低高度と透明度の悪さで色が黄土色でした~。ハイリゲンシャイン効果はどうでしょう? 普段と変わらない感じですが…
2023/8/28 21h12m Shutter=80ms Gain=315 (52%) 50% of 3000frames ap1
22時17分の土星 撮影高度36°
この頃から透明度が良くなってペガスス座の鼻の星エニフ(2.4等)が眼視で見えるようになりました。画像上では環がいつもより明るいように感じますが、はて、どうでしょう…
2023/8/28 22h17m Shutter=65ms Gain=297 (45%) 50% of 4616frames ap1
22時25分の土星 撮影高度37°
土星の南中まであと1時間というところで西から層状の雲が急速にやってきてこれがラストショットとなりました。雲に入る直前に惑星カメラをアイピースに換えて眼視で確かめましたが肉眼では環の明るさの違いはまったく分かりませんでした。
2023/8/28 22h25m Shutter=60ms Gain=303 (50%) 50% of 4616frames ap1
…ということで画像処理した写真ではよく分からないので8/28と7/29日の動画で比較してみました。
2023年8月28日22時17分に撮影した土星(ハイリゲンシャイン効果あり?)
2023年7月29日0時48分の土星(衝の1か月前、ハイリゲンシャイン効果なし)
う~む、よく分かりませんね~。やはり環の傾きが小さいとハイリゲンシャイン効果はあったとしても顕著ではないということですかね~。
下の動画は2021年の衝の翌日に撮影した土星です。この時は衝の翌日でもはっきりとしたハイリゲンシャイン効果が見られてキレイだったのですが、環の傾きが小さい時はハイリゲンシャイン効果が見られる時間が極端に短いのかも…ですね。(今年の衝は9時33分なので日本では観測不可)
2021年8月3日22時38分に撮影した土星(ハイリゲンシャイン効果)
〈関連ブログ〉
「8月3日の土星」 2021.8.3
今年は輪の消失の2年前なので環の傾きはわずか9°で環の幅も本体の1/3しかありません。この状態でもハイリゲンシャイン効果で環が明るくなるのかウオッチングしてみました~。
こちらが本日のファーストショットで撮影高度は29°です。この時は低高度と透明度の悪さで色が黄土色でした~。ハイリゲンシャイン効果はどうでしょう? 普段と変わらない感じですが…
2023/8/28 21h12m Shutter=80ms Gain=315 (52%) 50% of 3000frames ap1
22時17分の土星 撮影高度36°
この頃から透明度が良くなってペガスス座の鼻の星エニフ(2.4等)が眼視で見えるようになりました。画像上では環がいつもより明るいように感じますが、はて、どうでしょう…
2023/8/28 22h17m Shutter=65ms Gain=297 (45%) 50% of 4616frames ap1
22時25分の土星 撮影高度37°
土星の南中まであと1時間というところで西から層状の雲が急速にやってきてこれがラストショットとなりました。雲に入る直前に惑星カメラをアイピースに換えて眼視で確かめましたが肉眼では環の明るさの違いはまったく分かりませんでした。
2023/8/28 22h25m Shutter=60ms Gain=303 (50%) 50% of 4616frames ap1
…ということで画像処理した写真ではよく分からないので8/28と7/29日の動画で比較してみました。
2023年8月28日22時17分に撮影した土星(ハイリゲンシャイン効果あり?)
2023年7月29日0時48分の土星(衝の1か月前、ハイリゲンシャイン効果なし)
う~む、よく分かりませんね~。やはり環の傾きが小さいとハイリゲンシャイン効果はあったとしても顕著ではないということですかね~。
下の動画は2021年の衝の翌日に撮影した土星です。この時は衝の翌日でもはっきりとしたハイリゲンシャイン効果が見られてキレイだったのですが、環の傾きが小さい時はハイリゲンシャイン効果が見られる時間が極端に短いのかも…ですね。(今年の衝は9時33分なので日本では観測不可)
2021年8月3日22時38分に撮影した土星(ハイリゲンシャイン効果)
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「8月3日の土星」 2021.8.3