晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

2月2日の木星

2025年02月20日 | 木星
遅ればせながらの木星画像処理パート2です。(^^ゞ

2月2日22時42分~22時52分のGIFアニメ

2025/2/2 22h42m-22h52m μ210+WREYMER PLAN 5×+ADC+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8500mm (F/36) Shutter=25ms Gain=300 (62%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×10image

 この日の木星撮影は火星の撮影を終えた後に開始したので木星は西空の高度40°付近まで低くなっていました。気流はとても良かったのですが高度が低いので解像度はこの程度でした。

2月2日の木星データ(光度 -2.5等、視直径 43.1"、撮影時高度43°)

2025/2/2 22h44m μ210+WREYMER PLAN 5×+ADC+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8500mm (F/36) Shutter=25ms Gain=300 (62%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×10image CMI=11.4° CMII=266.0° CMIII=65.3°


22時51分の木星(撮影時高度41°)

2025/2/2 22h44m μ210+WREYMER PLAN 5×+ADC+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8500mm (F/36) Shutter=25ms Gain=300 (62%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×10image CMI=15.2° CMII=269.7° CMIII=69.0°


エウロパとイオ

2025/2/2 22h55m μ210+WREYMER PLAN 5×+ADC+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8500mm (F/36) Shutter=25ms Gain=307 (63%) Duration=60s  Autostakkert3 50% 0f 2400images CMI=18.0° CMII=272.4° CMIII=71.7°


〈撮影時のシーイング〉

1月19日の木星

2025年02月19日 | 木星
今年になってから数回ほど木星を撮影していたのですがいずれもフォルダに保存したままだったので遅ればせながら画像処理してみました~。(^^ゞ

1月19日18時14分~18時38分の木星GIFアニメ

2025/1/19 18h14m-18h38m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA-4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11550mm (F/49) Shutter=25ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×10image

1月19日の木星データ(光度 -2.6等、視直径 45.1"、撮影時の高度59°)

2025/1/19 18h27m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA-4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11550mm (F/49) Shutter=25.05ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 50% 0f 2393images CMI=158.0° CMII=160.8° CMIII=316.3°

木星とエウロパ

2025/1/19 18h24m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA-4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11550mm (F/49) Shutter=25.05ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 50% 0f 2394images

 1月19日は衝 2日後の火星を撮影した日ですがかなり気流が良かったようです。曇る前に衝 2日後の火星を撮らねば… と気持ちのベクトルは火星に向いていたので木星はとりあえず撮った感じでしたがこんなに解像度良く写っていたとはビックリでした。

撮影時のシーイングはこんな感じでした~


12月19日の木星

2024年12月21日 | 木星
12月18日深夜(撮影日としては12月19日)に撮影した木星です。

 12月18日の深夜に一時的ですが好気流になる予報がWindyに出ていたので準備をしながら恒星の瞬きをチェックすると… ふむ、シリウスがゆったりと瞬いています。この時期としてはなかなかの好気流ですが、ベテルギスがわずかに瞬いているので12月2日ほどの好気流ではないようです。

 で、0時18分から60秒露出の連続撮影を開始したのですが、20分後の0時38分過ぎに急激に気流が乱れて… 模様が見えないどころか木星の輪郭もグワングワンと揺れて撮影続行不可となりました~。

 もっと早い時間から撮影してれば…と思いましたが、ま、結果論なので仕方ないですね。で、こちらが0時18分から0時38分まで撮影した動画を50%スタックしてDe-totationした画像です。

12月19日0時28分の木星(光度 -2.8等、視直径 47".9、輝面比 1.00)

2024/12/19 0h18m-0h38m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11950mm (F/50) Shutter=39.17ms Gain=300 (62%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×21image


0時18分から0時38分までのGIFアニメ



 0時50分まで撮影が続いていたらエウロパが木星の影から出てくるところが見られたのですがね~。好気流があのように一瞬で悪気流に変わるとは…さすが冬の気流です。



 今朝も明け方に好気流がやってくる予報だったので深夜と明け方に星空チェックをしたのですが… 気流はまあまあでしたが、透明度が悪かったのと気が乗らなかったので(←これ意外と大事です)撮影はやめました~。

 次の好気流は12月24日の夜半過ぎと12月29日の深夜にやってきそうですが、雲量が多すぎて撮影はできなさそうです。ま、予報はあくまで予報なのでそれに惑わされることなく自分の目でたしかめて判断することにしましょう。

0時29分の木星シーイング


12月2日の木星(mid-SEB outbreak, Europa & shadow)

2024年12月07日 | 木星
12月2日はかなりの好気流が望める予報だったので期待したが、天気が早く進んだため撮影直前の気象情報では夜半過ぎには雲が来襲する予報に変わってしまった。(天気図→12月2日21時

 それでも、この日は正面にmid-SEB outbreak、そしてエウロパとエウロパの影がSEB outbreakを追いかけるように木星面を通過するので23時00分から撮影を3時間連続で行ってエウロパの木星面通過完全版を…という野望をもって臨んだのだが、撮影開始1時間後にあっけなく曇ってしまい撮影は終了した。

中央に見えている一反木綿のようなものがmid-SEB outbreakです。

2024/12/2 23h05m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA-4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11900mm (F/50) Shutter=22.58ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×3image (photo)



2024/12/2 23h09m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA-4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11900mm (F/50) Shutter=22.58ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×3image (photo)



2024/12/2 23h12m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA-4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11900mm (F/50) Shutter=22.58ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×3image (photo)



2024/12/2 23h30m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA-4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11900mm (F/50) Shutter=22.58ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×3image (photo)

で、こちらが12月2日23時00分から24時03分まで撮影した54imageを繋いだGIFアニメですが…


 いや~、今回は画像処理で苦労しました。De-rotationにはコンポジットしても衛星と衛星の影が横長にならないようにするための「惑星の衛星と影の修正」というオプションがあるのですが、これが思うように機能しなかったので、これをどうするかで時間がかかりました。(こんな感じでした→WinJUPOS

 衛星と影のマスク半径をエウロパの半径(5ピクセル)に合わせると黒縁は無くなるのですが、貼り付けたような不自然さが残るので却下です。結局オプションを外して3枚(3images)だけDe-rotationするという方法にたどりつきました。

 これを解決する適切な方法はあるのかも…ですがWinJUPOSの機能は分からないことがたくさんあるので試行錯誤の連続です。そうそう、分からないといえばレジスタックスも我流でやっていたのでこれを機にまじめに調べてみました。(^^ゞ

 今回はWido OerlemansさんRegistax tutorialを参考にレジスタックスしてみました。この方の処理方法は私の方法とはぜんぜん違うのでこういうアプローチもあるのか~と勉強になりました。

 それも含めての今回の画像処理メモです。↓

画像処理メモメモ φ(.. )
0. AS!3で60秒動画を50%スタック
1. スタック画像のRGBアライメントとRGBバランス補正

2.ウェーブレット処理

3.ステライメージで画像復元

4.ステライメージでシャープ処理

5.WinJUPOSで画像測定→imsファイルに変換

6.WinJUPOSでDe-toration


 12月2日は他の惑星も撮影にチャレンジしましたが海王星と天王星は薄雲があったため導入に失敗!土星と火星は撮影できましたが、火星は木星が曇った後に急いで望遠鏡を向けたのですが1ショット撮ったところで雲におおわれたので単独1枚画像です。正面にキムメリア人の海が見えてます。

12月2日の土星と火星



2024/12/02 18h42m μ210+WREYMER PLAN 5×+ADC+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength==8300mm (F/35)
Shutter=62.74ms Gain=370 (77%) Duration=60s  Autostakkert3 50% De-rotation 60s×5images




2024/12/02 24h08m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11900mm (F/50) Shutter=23.66ms Gain=320 (66%) Duration=60s  Autostakkert3 25% of 2838frames Magunitude = -0.5mag  Diameter = 11".8 CM = 218.52° De = 15.51° Ls = 9.94 photo

 さて、明日は土星食ですが、天気はどうでしょうか? 仙台はビミョーなところですが準備だけは万全にしておくことにしましょう。

<12月11日追記>
撮影時の動画「12月2日の木星-土星-火星」

11月25日の木星

2024年11月28日 | 木星
木星を撮影するために外に出たのは23時を過ぎた頃…
ほほう、空はしっとりと落ち着いています。恒星の瞬きもほぼありません。

 あの宵の口の気流はなんだったの?と言いたくなるほどまったりとしています。シリウスはゆるやかに瞬いていますがオリオン座の1等星に瞬きは見られません。この時期としてはかなりの好気流です。

で、こちらは23時27分から23時49分まで撮影した21枚をDe-rotationした木星です。

2024/11/25 23h38m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11850mm (F/50) Shutter=20.49ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 25% De-rotation 60s×21image 〈photo

 木星のすぐそばにある衛星はエウロパです。実はその右側にカリストがあるのでそこまで画角を広げて撮影したのですが、AS!3でスタックするとデフォルトでは木星が中心に来るようにスタックされるのでカリストは見切れてしまいます。

 そこで今回はAS!3にあるオフセット機能を使ってスタックしてみました。オフセット機能はとても簡単です。右側のFrame Viewに見えている木星を「Shiftキー」を押しながらドラッグするだけです。

 木星を左方向にドラッグしてスタックの中心をずらしてからスタックするとカリストが入ってきます。何度か試しスタックをしてみて、今回はOffset -235でちょうど良いアングルになりました。

木星と衛星エウロパ・カリスト

2024/11/25 23h49m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11850mm (F/50)Shutter=23.08ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 25% of 2570frames〈photo

木星の自転と衛星エウロパ・衛星カリストの公転

2024/11/25 23h27m-23h49m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11850mm (F/50) Shutter=23.08ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 25%×21image〈gif

↑ 21枚の画像を繋いでGIFアニメも作ってみました。わずか20分間の動きですがGIFアニメにするとカリストが木星の向こう側にあることがよく分かります。カリストの模様がしっかり写っていますね。

 さて、ここで木星撮影は一時小休止として望遠鏡を火星に向けました。この時間の火星はまだ高度が40°ほどで撮影するには低高度ですが大シルチスが正面に来ているので12ショットほど撮影して、木星へと望遠鏡を戻しました。

 火星を撮影している間に大赤斑が正面にやって来てました。さすが惑星の王様!大迫力です。


2024/11/25 24h56m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11850mm (F/50) Shutter=17.16ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 25% De-rotation 60s×10image〈photo

 撮影時の木星高度は72°で、明るさは-2.8等… まさに夜半の明星です。最大光度の金星では影ができると言われていますが、木星でも影ができるのでは…と思わせる明るさです。

 さて、先ほどの撮影でカリストの模様が写ったのでほかのガリレオ衛星も撮影してみました。この時間のガリレオ衛星の位置をWinJUPOSで再現するとこんな感じでした。

 で、こちらが個々に撮影したガリレオ衛星を並べて比較したものです。



 ガニメデは離れていたのでこちらの単独1枚で…


 どの衛星も表面の模様までは判別できませんでしたが円盤像に写すことはできました。前出の画像でカリストの模様が抽出できたのはDe-rotationnで21枚をコンポジットしたからだと思われます。(上記画像はいずれも1枚画像)

 夏場の好気流で撮影して複数枚をコンポジットすればガリレオ衛星の模様の抽出は十分可能だと思われるので機会をみてチャレンジしてみることにしましょう。

 さて、ここで木星の撮影は終了です。火星が南中する時刻は03時過ぎなのでまだ時間があります。そこで、望遠鏡を天王星に向けてみました。

 顕微鏡対物レンズで天王星を撮影するのは、これまた初の試みですが、はたして撮影は成功するのでしょうか? この続きは次回のブログで~

11月14日の木星

2024年11月17日 | 木星
11月14日未明に撮影した木星です。

 撮影を開始したのは11月13日23時55分、気流は悪く薄雲もあったのでピントが定まらずボケボケだったのですが0時15分に気流が落ち着いたので再度ピント調整をしたところジャスピンをゲット!

 そこから60秒露出の連続撮影を行ったのですが0時39分に透明度が急速に悪化して撮影は終了となりました。で、こちらが0時16分~0時39分に撮影した21ショットをDe-rotationした画像です。

 この日は木星のムコウガワから現れたイオがよく見えていました。

木星と衛星イオ

2024/11/14 0h27m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11550mm (F/49)
Shutter=23.08ms Gain=350 (72%) Duration=60s×21  Autostakkert3 25% (photo)


 衛星イオには400を超える火山があって、そのいくつかは現在も硫黄と二酸化硫黄の噴煙を発生させているそうです。噴煙の高さは500kmを超えるものもあるとのこと… イオの直径は月とほぼ同じですがその規模の衛星で噴煙の高さが500kmを超える噴火が起きているとはまさに想像を絶する世界ですね。

0時30分の木星とイオ

2024/11/14 0h30m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11550mm (F/49)
Shutter=23.08ms Gain=350 (72%) Duration=60s×21  Autostakkert3 25% (photo)


0時20分から0時39分まで撮影した画像をつないだGIF


 さて、夜半の明星となって冬の星座で君臨している木星は12月9日に衝を迎えます。視直径は48.2秒、南中高度は73°です。木星の公転周期12年で南中高度が70°を超えるのはおうし座に位置する今年とふたご座に位置する次回の衝(2026年1月10日)だけです。

 首が痛くなるほど高い空で輝く木星をじっくりウオッチングして見ることにしましょう。

11月10日の木星

2024年11月11日 | 木星
11月10日未明に撮影した木星の記録です。

 11月9日の宵の口は夜空の小さな星たちが Twinkle Twinkle Little Star で、お空のダイヤモンドだったのですが、23時過ぎにはしっとりと落ち着きました。全天で最も明るい恒星シリウスはゆるやかに瞬いていますが、オリオン座のリゲルとベテルギウスは瞬いていないように見えます。

 ふむ、仙台上空に待望の好気流がやってきたようです…ということで、今宵は夜更かしの惑星撮影大会です。ターゲットは木星と火星で、今回は顕微鏡対物レンズとTCA-4を組合わせて撮影してみます。

 撮影はTCA-4の本体チューブを縮めた状態とMAXまで引き出した状態で行って拡大率の違いを調べます。それぞれ60秒露出で10ショット(総露出時間10分)撮ってDe-rotationします。

 で、こちらが本体チューブを縮めた状態で撮影した木星です。パラメーターに記録されている合成焦点距離は8600mm (F/36)でした。PLAN 5×+ADC とほぼ同じ焦点距離ですが余計なレンズを透過してない分クリアな感じがします。 

2024/11/10 0h19m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8600mm (F/36)
Shutter=11.22ms Gain=350 (72%) Duration=60s×10  Autostakkert3 25% (photo)


こちらもTCA-4の本体チューブを縮めた状態で撮影した木星です。(写っている衛星はエウロパです

2024/11/10 0h34m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8600mm (F/36)
Shutter=12.62ms Gain=350 (72%) Duration=60s×10  Autostakkert3 25% (photo)


こちらが本体チューブをMAXまで引き出した状態で撮影した木星です。合成焦点距離は11600mm (F/49)です。拡大率としてはこれまでのベストで氷衛星のエウロパも円盤像に写っています。

2024/11/10 0h53m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=11600mm (F/49)
Shutter=12.08ms Gain=350 (72%) Duration=60s×10  Autostakkert3 25% (photo)


 大気補正プリズム(ADC)を使わない高度(60°以上)での撮影はこのシステム、μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA=4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut)が良さそうですね。

 ということでこのシステムを使って火星も撮影してみました。その様子は次回のブログで~。


〈追記〉
0時25分から0時56分までの木星の自転とエウロパが公転する様子です。(gif)




〈追記.11/14〉
撮影時のシーイング

11月4日の木星

2024年11月07日 | 木星
ニュー惑星カメラ(Player One Apollo-C)テスト第4弾その2~の記録です。

 スマホ目覚ましアラームは03:00にセットしていたのですが、なぜか02:30にはパッチリと目が覚めて… なんだか脳がカラダに「早く撮影をしろ!」と命令しているかのような目覚めでした。

 で、まずは、寝起きの脳に糖分を与えるために酒粕から作る熱々の甘酒(砂糖入り)をイソイソとつくって、飲み頃の温度になるまで外で星空チェックです。

 ほほう、WINDY高層気流予報では相変わらず250hPa/10kmが風速66m/sですが、星はそれほど瞬いていません。ふ~む、予想に反して気流は良さそうです。

 見上げると南の空高いところで木星が眩しいほどの輝きを放っています。おっと、これにはさすがの冬の1等星集団も不戦敗を決め込んで鳴りを潜めてしまっているようです。

 木星の高度は60°を超えているので大気補正プリズムADCは使わず撮影します。最初は過剰倍率であることは承知ですが手持ちのシステムでは拡大率MAXのFlip Mirror を装着して撮影を行います。

 お!ノーマークでしたが大赤斑がほぼ正面に来ています。ラッキーです!しかも、そこそこ、いや、かなり鮮明に模様が写っています。この時期にしてはかなり気流がいいようです。 

↓ 拡大率をMAXにするために Flip Mirror を装着して撮影した木星

2024/11/4 03h18m μ210+ WREYMER PLAN 5×+ Flip Mirror+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=14300mm (F/60)
Shutter=22.80ms Gain=350 (72%) Duration=60s  Autostakkert3 50% 


↓ 拡大率を調整するためにADC(補正量は0)を装着して撮影した木星

2024/11/4 03h46m μ210+WREYMER PLAN 5×+ADC+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8900mm (F/37)
Shutter=26.34ms Gain=300 (62%) Duration=60s  Autostakkert3 50% 


↓ 5分間の自転の様子(03h42m-03h46m)左下ー木星に影を落とす衛星イオ

2024/11/4 03h42m-03h46m μ210+WREYMER PLAN 5×+ADC+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8900mm (F/37)
Shutter=26.34ms Gain=300 (62%) Duration=60s×5  Autostakkert3 50% 


〈考察〉
・今回は顕微鏡対物レンズとニュー惑星カメラを組合わせたシステムで、適正な拡大率になるかを探るテストなのであえてアイピースは使用していない。
・ Flip Mirror を装着したシステムはF60なので過剰倍率だろうと考えていたが今回の撮像画像を見る限り好気流では許容範囲であると思われる。
・ADC(補正量0)を装着したシステムではやや拡大率が小さいので、Flip Mirror 装着とADC装着の中間となるシステムがあるといいのだが… なんとか探してみることにしましょう。

 さて、木星テスト撮影はここで終了です。南南東の空では0等級まで明るくなった火星が南中に向かって高度を上げています。高度は70°に近いので木星と同じシステムで火星の撮影を行います。

 おっと、ここで、まだ甘酒を飲んでいないことにハタと気付きました~。今日の脳はしっかり覚醒しているようで…ブドウ糖の補充はいらなかったようですね。笑

 続きは次回のブログで~


〈関連ブログ〉
2月14日の木星(シン・システム 解像度 比較 編)2024.2.16
顕微鏡対物レンズで木星を撮影!(PLAN 5× テスト撮影 編)2024.2.8
顕微鏡対物レンズで木星を撮影!(撮影システム 備忘録 編)2024.2.5
顕微鏡対物レンズで木星を撮影!(無限遠補正光学系レンズ編)2024.1.30




10月13日の木星

2024年10月23日 | 木星
ニュー惑星カメラ(Player One Apollo-C)テスト撮影第2弾で~す。

 この時は他の惑星カメラで撮影しなかったので比較はできませんが良さそうな感じはします。なぜかガニメデの模様がクッキリ写りました~。で、拡大率の方ですがもう少し大きくしてもいいような感じがするのでさらにテストを重ねてみることにしましょう。

 03時16分の木星(撮影時高度73°、視直径43.8″、輝面比0.99)


2024/10/13 03h16m μ210+TPL-18mm+Apollo-C(UV/IRcut) 
Shutter=15.30ms Gain=350 (72%) 60s × 50%


03時32分の木星(De-rotation)


2024/10/13 03h32m μ210+TPL-18mm+Apollo-C(UV/IRcut) 
Shutter=15.30ms Gain=350 (72%) 60s × 50% ×10 De-rotation

↑ 今回はDe-rotationした方がぼやけたので以下は単独1枚画像です。気流のわりには解像度が良かったかも…です。↓

03時37分の木星(1枚画像)


2024/10/13 03h37m μ210+TPL-18mm+Apollo-C(UV/IRcut) 
Shutter=15.30ms Gain=350 (72%) 60s × 50%



04時10分の木星(1枚画像)↓ 上にある衛星はイオです。

2024/10/13 04h10m μ210+TPL-18mm+Apollo-C(UV/IRcut) 
Shutter=15.30ms Gain=350 (72%) 60s × 50%

 木星撮影の途中で火星にも望遠鏡を向けてテスト撮影を行いましたが、そちらは鋭意画像処理中なので出来上がったら…アップする予定で~す。(^^ゞ


〈10月24日追記〉
撮影した全カットを繋いだGIFアニメで~す。

8月9日の木星

2024年08月17日 | 木星
250hPa/10km上空風速が5m/sというこの夏イチバンの好気流がやって来た8月9日の惑星撮影会の大トリは木星です。その撮影記録です。

 木星の撮影を始めたのは火星の撮影を終えた03時15分過ぎからでしたが8月9日の薄明開始は03時05分なので空はまだ真っ暗です。1か月前の薄明開始は02時27分だったので約40分も遅くなっています。

 日中の暑さは相変わらずエンドレスサマーですが季節は秋に向かって確実に進んでいるんですね~。早く涼しくなってほしいものです。

 さて、撮影は雲で中断することもありましたが03時26分から03時34分まで60秒露出で9回連続撮影することできました。その動画を50%スタックしてDe-rotationした画像がこちらです。

8月9日03時30分の木星(撮影時高度37°、視直径36.2″、輝面比0.99)
CMI=150.4° CMII=321.6° CMIII=73.6°

2024/8/9 03h30m μ210+Takahashi 2× Ortho Barlow+ADC+ASI290MC(UV/IRcut) 
Shutter=30.09ms Gain=300 (50%) 60s × 50% × 9times   De-rotation


こちらは9ショットをGIFアニメにした9分間の自転の様子です。

 木星の自転は9時間55分26秒なので約5時間連続撮影すれば全周撮影できる計算になりますがそれって300ショット連続撮影を保存するだけのハードディスク容量が必要と言うことですよね~。それはちょっとムリ~ですがやってみたい気持ちはありますよね。(^^ゞ


8月9日のシーイング(3h31m34s)