晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

久しぶりの星空

2008年07月29日 | ☆星見隊
7月28日の午後、久しぶりに太陽と青空が見えました…。

梅雨明け後は「梅雨明け10日」と言って、晴天が続くことが
多いのですが、今年は別な意味での「梅雨明け10日」でした。
梅雨明けから昨日まで、毎日だったわけで…
ここ1週間の平均湿度は91%だったそうです。

今日も夕方にはスコールのような雨が降り、相変わらず不安定な
天気ですが、夜半に星が見えました。久しぶりです。

南西にはひときわ明るい木星…、そして南の空では
秋の星座の1等星フォーマルハウトがキラリと輝き、
頭上では、天馬ペガススがそっくりかえって飛んでいます。

カシオペヤ座が屋根の上で輝いていました。

わずか20秒の露出ですが、たくさん星が写っています。

ペガススの四辺形も星がいっぱいです。

雲は多いのですが透明度は悪くないようです。

気象衛星画像を見ると、停滞前線が一時的に下がり、
大陸から水蒸気の少ない、冷たい気流が仙台上空に
流れ込んでいるようです。

この空は一時的なもので、明日(29日)は曇りのち雨の予報です。
仙台に本格的な夏が来るのは…あと2~3日後かな?

梅雨明け!?

2008年07月21日 | お天気
梅雨明けの翌日から空はなぜか梅雨空…。
気温も低く、雨がしとしと…。

体にまとわりつく細かい雨で、
クモさんも開店休業の状態です。

ふだんは見えない捕虫網もバレバレです。
しかも雨粒の重さで垂れ下がってきています。

それでも、じっと耐えてるクモさん…。

「梅雨明けしたはずなのに~」と言ってるようです…。

よく見ると、クモさんの周りだけ水滴がついていませんね~。

自分の周りには、粘着性のない糸を使っているのでしょうか?
それとも、糸の細さがちがうのかな?

この天気、気象台では
「太平洋高気圧の張り出しが弱まったためで…、
梅雨空のように見えますが、これは梅雨明け後の雨で…、
梅雨に戻ったわけではなく…、梅雨は19日に明けています。」
と言っているようです。
何でもいいけど、そろそろ晴れてほしいですね。

梅雨明け!

2008年07月19日 | お天気
本日午前、「全国で梅雨が明けたと見られる」 と気象庁が発表しました!

仙台では朝から太陽が顔をのぞかせて気温もぐんぐん上昇しています。


ニイニイゼミの梅雨明け予想はほぼ的中したようですね。

私が聞いたニイニイゼミの初鳴きは7月15日ですが、
バリ君が「お父さん、今日セミが鳴いていたよ!」と
教えてくれたのが7月11日でした。11日+7日=18日…。

「ニイニイゼミが鳴いたら1週間後には梅雨明け!」説は
今年は当たったようですね。

ちなみに昨年は初鳴きが7月20日頃で、梅雨明けは8月1日だったので、
少々の開きはありますが、めやすにはなるようですね。

梅雨明け間近…?

2008年07月15日 | お天気
梅雨の中休みにしては暑すぎる今日この頃…

今日は天気も良く、セミも鳴いていました。
ニイニイゼミです。このセミが鳴き始めると
梅雨明けはもうすぐです。

ご当地限定ですが、ニイニイゼミが鳴き始めてから
7日~10日後に梅雨明けになることが多いようです。

ということは順調にいけば、梅雨明けは23日頃…でしょうか。

実はこのセミ、カモフラージュの天才です。

目の前で鳴いているのに、見つからないこともあります。

この時も、見つけるまで…かなり時間がかかりました。

写真では大きく見えますが、このセミの体長はわずかに20mm。
とても小さなセミなのです。ちなみに鳴き声は「ちぃー」です。

夕方、月齢12.4の月が見えました。

この頃、夜半にかけて曇って、朝起きると晴れていることが…
早朝、東の空ではボアッチーニ彗星が見頃になっているのに、
どうも読めないぞ、この頃の天気。

天窓の中のおり姫

2008年07月10日 | 木星
そろそろ日付が変わる時間…

ふと、天窓に目を向けるとー
夜空に輝くキラ星ひとつ、

あれ~、晴れてたの?一晩中曇りだと思っていました。

この星は、こと座のベガ、おり姫星です。

仙台では七夕の頃、夜中におり姫星が天頂を通過していきます。

何でも県北のとある地域(北緯がベガの赤緯と同じ地点)では
まさに天頂を通過するので、井戸の中に輝くおり姫星が見られるとか…
井戸の中のおり姫星も見てみたいですね。でも、夜中に井戸をのぞくのは
ちょっと怖いかも…、おり姫でなく別なものが見えたりして…、

おっと、晴れているなら、ちょいと星見を…
WHITEY DOBで木星を見てみましょう。

ほぉ~、きれいに見えます。
今日は気流が良いようです。
倍率を375倍にしても像が安定しています。

木星の模様もさることながら、ガリレオ衛星が
円盤状に見えて、大きさの違いがよく分かります。

じっと見てると瞬間的に木星の模様がくっきり見えるので
見ていて飽きません。

たまたま起きていた娘に見せたところ、
「おっ、しま模様がある…」とシンプルな感想を
述べていました。

下の写真は直焦点で撮影した木星、処理なしの生画像です。

30分後には雲が広がり「梅雨の中休み観望会」は
あっという間に終了です。短い時間でしたが、星見を十分楽しむ
ことができました。めでたし、めでたし…。

7月5日午前2時43分のISS

2008年07月06日 | ISS(国際宇宙ステーション)
7月5日(土)午前2時43分、ISSがまあまあの条件で
仙台上空を通過…、仰角35°直距離450km、ふむふむ…

この時期の薄明開始は2時20分頃…
3時前に夜は終わってしまうのですね~。

ということで早起きして撮影しました。

撮影データはISO800、1/1000 いつものホワイティドブ30です。


「きぼう」は他のモジュールより輝いて見えます。
反射率が高いようです。

6月下旬から7月上旬にかけて早朝に見えていた
ISSは中旬以降、夕方見えるようになります。

…ここ最近、ブログネタがISSオンリーです…。
天気も悪いし、これといった天文現象もなく…
撮影意欲も減退気味です。
梅雨明けが待ち遠しいですね。