晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

皆既月食、仙台では見えず‥

2007年08月28日 | 
6年半ぶりとなった皆既月食‥残念ながら
天候に恵まれず仙台では見ることができませんでした。

伊達政宗像のある青葉城址から撮影‥


雲の上には幻想的な赤銅色の月があるのですが‥残念!

次回の皆既月食は2010年の12月です。今回と同じように
月出帯食となります。次回に期待しましょう。

明日は皆既月食

2007年08月27日 | 
明日は6年半ぶりの皆既月食ですが‥
仙台の天気はあまり良くないようです。


夕方、皆既月食前の月が雲間から見えました。


薄雲を通しても結構見えるものです。


この程度であればなんとか見えるかも?


う~ん、皆既中はかなり減光するので難しいかな‥

明日は晴れますように!


ISSとSTS-118のランデブー飛行

2007年08月21日 | STS(スペースシャトル)
ハリケーン「ディーン」を避けるため帰還を1日
早めたスペースシャトル「エンデバー」はISS
とのドッキングを解除して現在ISSの後方を
飛行しています。

その様子が仙台で見られました。

19時36分、ISSが見えてきました。この時点でシャトルは
肉眼で見えなかったのですが、写真では写っていました。


ISS後方のシャトルが肉眼ではっきり見えました。
ISSは-2.3等級、シャトルは-1.3等級です。


北斗七星のすぐ脇を通過中、


シャトルは見かけ上30秒ほどISSの後方にいます。


ヘルクレス座を通過中のエンデバー号

シャトルには7人の宇宙飛行士が乗っています。その一人は
教師として初めて宇宙授業をおこなったバーバラ・モーガン
さん。マコーリフさんの意志を受け継いでのフライトです。

この輝く光点の中に7人の宇宙飛行士が乗っていると思うと
不思議な感じがします。前を行くISSには3人の飛行士が
乗っています。完成前から老朽化が心配されているISS‥
やはり、宇宙の環境は苛酷なんですね‥


地球の影に入っていくISS、シャトルも30秒後に
見えなくなっていきました。右上は飛行機です。


飛行機が飛んでいった南の空にはさそり座と木星と上弦の月。

エンデバー号はまもなく軌道を離脱して大気圏に突入します。
帰還予定日時は8月22日午前1時32分(日本時間)です。

ペルセウス座γ群~その2

2007年08月15日 | ペルセウス座流星群
流れ出したペルセウス群を横目に
観望場所のセッティングです。
テーブル、チェア、寝ながら見るためのキャンプマット‥

「あれ、何だろう」「UFOだよー」
その声に見上げると‥-2等級クラスの人工衛星が
天頂付近を通過中です。かなりゆっくりです。
「ISSではないなぁ~。なんだろう?」
時刻はまだ21時を過ぎたばかりなのでよく見ると人工衛星が
いくつかとんでいます。

すでにカメラセッティングを終えていたバリ君が通過の様子を
コンデジで撮影していました。撮影時刻:21時05分頃、露出13秒


さて、こちらも撮影開始です。

ペルセウス座がある北東方面 右が仙台市の街灯り、左が山形市の街灯り。


22時05分に撮影した写真に写っていた流星 放射点からとびだしています。


こちらは25時13分の流星


26時を過ぎると冬の星座オリオン座が昇ってきます。

今年のペルセウス流星群は22時前後に痕が残る
やや長経路の流星が複数見られたが、その後はちょぼちょぼ‥

日付が変わっても期待するほど流れ星は流れませんでした。
それでも、蔵王の山の上で見る流星群に家族は全員大満足でした。
Sさんには望遠鏡で夏の星雲や星団まで見せてもらって大感謝です。

薄明も近いのでそろそろ観望会は終了です。
おっと、わすれるところでした。
ソラノクラサを測っていませんでした。SQMを天頂に向けて‥ピッ
測定値は21.14でした。条件としては申し分ない数値ですね。

ペルセウス座γ群

2007年08月13日 | ペルセウス座流星群
昨夜はペルセウス座流星群の極大日。月齢は新月、天気は快晴!
こんな機会はめったにありません。我が家でも観測に行きました。
今回のメンバーは‥なんと家族全員です!全員で遠征して観望するのは
初めてのことです。場所は蔵王の上のほう。今回は星見エキスパートの
Sさんにご同行いただいて、観測地も含めてすべておまかせのお気楽流星観望会
とさせていただきました。

待ち合わせ場所の遠刈田温泉街でSさんを待っていると
温泉街の建物の間をヒトダマらしきものがスーッと‥
「今の見た!」「え~なに~」「炎がとんでいったぞ!」「どこ、みえなかったよ~」
「えーなんだろう?花火かな?」「あれ、足湯があるよ、入ろう!」「いいね~」
だれも真剣に聞いてくれません‥

数分後、Sさん到着。
「見ました?‥火球、すごく明るいのが木星の南側をとんでいきましたよー。
車の中から見えたほどだから、かなり明るい火球でしたよー」

(それだー!)「見ました。見ました。すごかったですね~」
と話が盛り上がったところで、観測地へ向けていざ出発。

標高が高くなるにつれて、星がきれいに見えてきました。
「わ~きれい、天の川見えるかな?」バリ君大興奮です。
「久しぶりだなぁ~2001年のしし座以来だなぁ」冷静な姉です。
そうです。娘は2001年のしし座大流星雨の目撃者なのです。

当時、小学4年生だった娘がどうしても行くと言い張って、
寒いから無理だと言う忠告を一切聞かずに強引に同行して
あの数え切れないほどの流れ星を見た驚くべき経験の持ち主です。

初めて見た流星群がしし座大流星雨って‥どうなの?って感じですが
一生心に残る思い出になっているようですね。

先導するSさんの車のウインカーが点滅しています。
どうやらポイントに着いたようです。

車を降りると‥満天の星空です。
「うわーすごーい!星だらけだ~」
南の空ではさそりと木星と天の川がすばらしい輝きを見せています。


「わー流れたよ!」

時刻はまだ21時を過ぎたところですが、すでに流れているようです。

雲間のISS

2007年08月04日 | ISS(国際宇宙ステーション)
今日の仙台は雲がモクモク‥台風5号「うさぎ」の南側の雲です。

ISSが通過する19時30分、天頂付近だけ雲が切れているように見えます。

ISSが天頂を通過する時刻19時31分‥。見えました!

雲間のISSは光がにじんで見えます。
雲の厚さが違うのでにじんだ光が強くなったり弱くなったり‥

まるで‥ とてつもなく大きな蛍が飛んでいるようです。
雲の隙間からちょっとだけ見えるISSはイリジウムフレアっぽくてきれいですよね。


ISS通過

2007年08月02日 | ISS(国際宇宙ステーション)

20時18分、南西方向にISSが見え始めました。今日のISSは天頂付近で-2.5等級になります。


ベガのすぐそばを通過。薄雲がありますが、かなり明るく見えました。


夏の大三角を過ぎるころから急激に暗くなり、やがて見えなくなりました。
8月4日の19:30頃もほぼ同じ条件で見えるようです。