2024年見たい天体現象の第5弾は「やっぱり気になる月面 X 」です。
来年の月面Xは、ピーク時刻に月が地平線上に出ている回数は7回ほどありますが、好条件(夜間でピーク時の月高度が高い)は1回だけのようです。
・夜間で条件良く見られる日→1回(1月18日)
・夜間だけど高度が低い日→4回(3月17日、5月15日、7月13日、9月10日)
・ピーク時刻が日没前の日→2回(4月16日、12月8日)
月面Xのピーク日時 高度 日没 方位 b値
◎ 1月18日(木)19時11分 57° 16:43 南南西 -1.51°
× 2月17日(土) 9時39分 -8° 17:17
◎ 3月17日(日)23時18分 25° 17:46 西北西 -0.52°
Δ 4月16日(火)12時07分 13° 18:15 東北東 +0.30°
Δ 5月15日(水)23時59分 9° 18:42 西 +1.82°
× 6月14日(金)11時15分 -2° 19:02
Δ 7月13日(土)22時19分 5° 19:01 西南西 +1.54°
× 8月12日(月) 9時14分 -30° 18:35
Δ 9月10日(火)20時47分 2° 17:53 南西 +0.56°
× 10月10日(木)9時11分 -37° 17:07
× 11月8日(月)22時28分 -6° 16:31
Δ 12月8日(日)12時41分 9° 16:17 東南東 -1.45°
(注:上記日時はあくまでも晴れスター的独自予報です。) b値:月面上で太陽が真上から照らす地点の月面緯度
上記データを見ると1月18日と3月17日以外は月高度が低いので観望は難しいようです。しか~し、高度が低くても空の透明度が良ければ撮影は可なのでチャレンジしてみることにしましょう。
1月18日の月面Xは夜間としては2年ぶり(2022年12月30日以来)なので必見です。しかも、この日は月の東5°のところで木星が輝いているので、月と木星のプチ接近も見られます。
近くに木星がいるのなら…ということで、晴れスタ撮影班が「同倍率拡大撮影による木星と月面Xの大きさ比べ」イベントを計画していま~す。はたして結果はいかに? 乞うご期待!
さて、こちらは毎度おなじみの今年撮影した月面Xフォト アーカイブです。
3月29日 14時41分撮影 撮影時高度48°(予想ピーク時刻 14時38分)〈photo〉
2023/3/29 14:41 miniBORG60n ASI290MC Shutter=0.316ms Gain=190 (31%) 30sec
3月29日 15時35分撮影 撮影時高度58°(予想ピーク時刻の57分後)〈photo〉
2023/3/29 15:35 EVOSTAR80ED ASI290MC Shutter=0.616ms Gain=200 (33%) 60sec
3月29日 16時37分撮影 高度70°(予想ピークの2時間後)
µ210 ASI290MC Shutter=2.161ms Gain= 223 (37%) 60sec 〈photo〉
3月29日 16時51分撮影 高度72°(予想ピークの2時間13分後)
µ210 ASI174MM Shutter=1.593ms Gain= 190 (47%) 30sec 〈photo〉
11月20日 14時41分撮影 高度20°(予想ピークから32分後)(photo)
2023/11/20 14:41 miniBORG60n ASI290MC Shutter=0.559ms Gain=158 (28%) 13sec
11月20日14時53分撮影 高度21°(予想ピークから44分後)(photo)
2023/11/20 14:53 EVOSTAR80ED ASI174MM Shutter=1.227ms Gain=89(22%) 31sec
2023年はすべて青空の中での月面Xだったので久しぶりの夜間LunarXになる1月18日はいい天気になるといいですね。
来年の月面Xは、ピーク時刻に月が地平線上に出ている回数は7回ほどありますが、好条件(夜間でピーク時の月高度が高い)は1回だけのようです。
・夜間で条件良く見られる日→1回(1月18日)
・夜間だけど高度が低い日→4回(3月17日、5月15日、7月13日、9月10日)
・ピーク時刻が日没前の日→2回(4月16日、12月8日)
月面Xのピーク日時 高度 日没 方位 b値
◎ 1月18日(木)19時11分 57° 16:43 南南西 -1.51°
× 2月17日(土) 9時39分 -8° 17:17
◎ 3月17日(日)23時18分 25° 17:46 西北西 -0.52°
Δ 4月16日(火)12時07分 13° 18:15 東北東 +0.30°
Δ 5月15日(水)23時59分 9° 18:42 西 +1.82°
× 6月14日(金)11時15分 -2° 19:02
Δ 7月13日(土)22時19分 5° 19:01 西南西 +1.54°
× 8月12日(月) 9時14分 -30° 18:35
Δ 9月10日(火)20時47分 2° 17:53 南西 +0.56°
× 10月10日(木)9時11分 -37° 17:07
× 11月8日(月)22時28分 -6° 16:31
Δ 12月8日(日)12時41分 9° 16:17 東南東 -1.45°
(注:上記日時はあくまでも晴れスター的独自予報です。) b値:月面上で太陽が真上から照らす地点の月面緯度
上記データを見ると1月18日と3月17日以外は月高度が低いので観望は難しいようです。しか~し、高度が低くても空の透明度が良ければ撮影は可なのでチャレンジしてみることにしましょう。
1月18日の月面Xは夜間としては2年ぶり(2022年12月30日以来)なので必見です。しかも、この日は月の東5°のところで木星が輝いているので、月と木星のプチ接近も見られます。
近くに木星がいるのなら…ということで、晴れスタ撮影班が「同倍率拡大撮影による木星と月面Xの大きさ比べ」イベントを計画していま~す。はたして結果はいかに? 乞うご期待!
さて、こちらは毎度おなじみの今年撮影した月面Xフォト アーカイブです。
3月29日 14時41分撮影 撮影時高度48°(予想ピーク時刻 14時38分)〈photo〉
2023/3/29 14:41 miniBORG60n ASI290MC Shutter=0.316ms Gain=190 (31%) 30sec
3月29日 15時35分撮影 撮影時高度58°(予想ピーク時刻の57分後)〈photo〉
2023/3/29 15:35 EVOSTAR80ED ASI290MC Shutter=0.616ms Gain=200 (33%) 60sec
3月29日 16時37分撮影 高度70°(予想ピークの2時間後)
µ210 ASI290MC Shutter=2.161ms Gain= 223 (37%) 60sec 〈photo〉
3月29日 16時51分撮影 高度72°(予想ピークの2時間13分後)
µ210 ASI174MM Shutter=1.593ms Gain= 190 (47%) 30sec 〈photo〉
11月20日 14時41分撮影 高度20°(予想ピークから32分後)(photo)
2023/11/20 14:41 miniBORG60n ASI290MC Shutter=0.559ms Gain=158 (28%) 13sec
11月20日14時53分撮影 高度21°(予想ピークから44分後)(photo)
2023/11/20 14:53 EVOSTAR80ED ASI174MM Shutter=1.227ms Gain=89(22%) 31sec
2023年はすべて青空の中での月面Xだったので久しぶりの夜間LunarXになる1月18日はいい天気になるといいですね。
新年早々、月面X楽しみですね。今年は夜間の好条件がなかったので、さぞや待たれていることと思います。ところで、下弦のときはどういうふうに見えるんでしょう、最近ふと気になりました。さて、今年もあと2分になりました。来年もたくさんの星と月が見れますように!
あけおめで~す。いつもご覧いただきありがとうございます。今年もよろしくお願いします。2024年も星月夜がたくさんあるといいですね。月面Xの下弦時の見え方は面白いテーマです。ぜひ今年チャレンジしてみたいと思います。
昨日の元旦に発生した令和6年能登半島地震は、2020年から群発地震が起きてはいましたがまさかの不意打ちで心底驚きました。熱水上昇による断層破壊はこれまで記録のない地震だと思われるのでメカニズムの解明が急がれるところだと感じてます。昨年8月に山下達郎金沢コンサートに行った際に能登島、輪島、朝市通り、穴水町などの能登半島巡りをしていただけに美しい町並みの変わりように心を痛めています。冬期にライフラインが絶たれるつらさは想像を超えるものがあります。東日本大震災の時は、支援物資が届き始めるまでの3~4日間がいちばんつらい時期だったと記憶しているので日に日に状況は良くなっていくことに希望をもってほしいなと思ってます。被災地の早い復興と被災された方々の心情の回復を心から願っています。