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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

6月の最高気温を更新

2011年06月30日 | お天気
暑い暑い…、今日の最高気温は34.4℃
なんでも6月の最高気温を更新したらしい。

6月の最高気温ランキング
(仙台)
第1位 34.4℃ 2011年6月30日
第2位 33.7℃ 1987年6月6日
第3位 33.6℃ 1941年6月25日
第4位 33.0℃ 1963年6月30日
第5位 32.8℃ 2009年6月27日
第6位 32.7℃ 2011年6月22日
第7位 32.6℃ 1991年6月12日
第8位 32.5℃ 1979年6月25日
第9位 32.1℃ 1979年6月21日
第10位 32.0℃ 2009年6月26日

我が家のウエザーステーションでも33℃越えを記録した。

湿球は24度、乾湿差は約9度…、あれ?換算表の示差は6度までしかないぞ~。
ふひゃ~、それでは湿度がわからないぞ~、と思いのあなた大丈夫です。

付属の別表があります。

まー、これも8.5度までなのですべてをカバーできるわけではありませんが、
今日の湿度は、おおよそ47%以下であることがわかります。

この気温に驚いたのか、気象棒が今まで見たことのないレベルで上昇しています。

早くも、梅雨明けか…、と思いたいところですが、仙台ではまだ
ニイニイゼミが鳴いていません。

ということで、仙台での梅雨明け発表は早くても7月12日以降…、のようですね。

ASTEROID FLYBY:2011 MD

2011年06月26日 | 隕石・小惑星
明日の夜、小惑星が地球のすぐそばを通過するようです。

以下、SpaceWeather.comの記事より

[ASTEROID FLYBY]Sunday, Jun. 26, 2011
6月22日に発見された小惑星2011MDは6月27日午前9時30分(東部標準時間)、
地球に再接近します。その距離は地表からわずか12,000kmです。

NASAの分析によると地球への衝突の可能性はないそうです。
しかしながら、接近距離が近いので地球通過後は小惑星軌道が
大きく変わると予想されています。

再接近時は南極大陸近くの南大西洋上空を通過します。

小惑星は静止衛星の内側に入りますが衛星と衝突する可能性は
ほとんどありません。しかし、ゼロではありません。

小惑星の大きさはその明るさから5m-20mと見積もられています。
この大きさの小惑星が地球に近づく可能性は平均して6年に1回です。

この小惑星は中型望遠鏡で観測できる明るさになると思われます。

<補足説明>
この小惑星の軌道は驚くほど地球軌道と似ていますが、地球と衝突する
可能性はほとんどないそうです。次に接近するのは2022年だそうです。

実は、今回の接近は取り立ててアナウンスするほど大きいものではありません。
2011MDより小惑星が接近したことは過去3回ほどあります。

2011 CQ1(2011 Feb))0.000079AU(
2004 FU162(2004 Mar)0.000086AU
2008 TS26(2008 Oct)0.000090AU

しかし、直径が10mであることを考えると2011MDは、今までに
接近した小惑星では最も大きなものだと言えるそうです。

この小惑星は接近時に11等級まで明るくなると予想されています。
すでに12.5等級まで増光していることが観測されています。
これは20cm望遠鏡で十分観測できる明るさです。

再接近の2時間半前(14:30UT)に東南アジア、中国東部、日本、オーストラリア
で観測できるそうです。再接近後は太陽に向かうので観測は難しくなります。

天気がよければ撮影に挑戦したいところですが、明日は全国的に雨のようです。
こちらはスペインのRafael Ferrandoさんが6月25日に撮影した画像です。→Photo

東北南部梅雨入り

2011年06月21日 | お天気
気象庁は6月21日東北南部が梅雨入りしたと発表しました。

この梅雨入りは平年より9日遅く、昨年より7日遅いそうです。

6月20日を過ぎてからの梅雨入りは、かなり遅い梅雨入り
のように感じたので、過去のデータを調べてみました。

6月20日を過ぎてから梅雨入りした年(1950年-2011年)
西暦  梅雨入り 梅雨明け
1956年 6月20日 7月24日
1960年 6月21日 7月17日
1961年 6月21日 7月20日
1967年 6月26日 7月15日
1982年 6月23日 8月 7日
1987年 6月25日 8月 9日
2007年 6月21日 8月 1日
2008年 6月22日 8月 6日
2011年 6月21日→  ?

ふ~む、これを見ると…、
1970年以前は6月20日を過ぎて梅雨入りしても
7月中に梅雨明けしていたようですが、1980年以降
は梅雨明けが8月にずれ込んでいることがわかりますね~。

1980年以降は、なにか気候が変わったのかもしれませんね~。
このデータを見る限り、今年の梅雨明けも8月にずれ込みそうですが、

予想通りにおさまらないのが最近の天気です。梅雨明け発表予想は
ニイニイゼミに聞くのが一番です。(
今年もニイニイゼミの梅雨明け発表予想を待つことにしましょう。

ついに公開!「the ultimate photo op」

2011年06月08日 | STS(スペースシャトル)
5月23日にネスポリ宇宙飛行士によって撮影された
「STSがドッキングした状態のISS」の写真がついに公開されました。

青い地球をバックに撮影したISSの完成形です。大きいサイズはこちら(

130度ターン中のISS

ターンの途中ですが、アングル的にはベストとも言える写真です。大きいサイズはこちら(

そして、ミッション・コンプリートの写真

古川宇宙飛行士は10日午前6時22分にISSにドッキングします。

大きいサイズはこちら(


↓関連ブログ
shuttle photo op (2011.5.28)
Out-of-this-world photo op approved (2011.5.23)
Proposed ultimate space station photo op rejected (2011.3.2)
ISS完成記念撮影会? (2011.2.13)

拡大撮影用アイピース・テスト

2011年06月06日 | 観測グッズ
今までISSの拡大撮影はf3,000mmの直焦点で撮影してきましたが
さらに拡大率を上げるためアイピースを使用した拡大撮影を
試してみました。

使用アイピースは笠井トレーディングの拡大撮影用アイピース、
SV-32mm/52°です。 

このアイピースはアイレンズとカメラボディとの間隔を
スライドさせて、拡大率を変更することができます。

では、さっそく使ってみましょう。ターゲットは土星です。

2011.6.6.22:18 D300mm Powermate2 SV-32mm ISO800 D90 1/25

比較のため従来のシステムで撮影した土星も見てみましょう。

2011.1.25.5:21 D300mm Powermate2 D90 ISO1600 1/200

どうでしょう? 若干ですが拡大率がアップされているようです。

合成焦点距離はざっと計算してf4,200mm位…かな。

適正露出も変わります。F14になるのでISO感度は最低でも
1250はほしいところです。適正露出は実際に撮影して
調べてみることにしましょう。

こちらは、おまけの写真

土星とおとめ座のγ星(ポリマ)の接近

2011.6.6.22:27 D300mm Powermate2 SV-32mm
D90 ISO1250 1/40

望遠鏡で見ると、とてもきれいに見えました。

ウェザー・ステーション更新

2011年06月05日 | お天気
我が家の気象観測所(通称:ウエザー・ステーション)の外気温度計…

強風時の度重なる落下にも耐えて気象情報を伝えていましたが、
ついに先日の落下で液だめ部分が破損し使用不能となりました。

この温度計は視認しやすく、とても気にいっていたのですが、

機器の更新ついでに外気温度計を乾湿度計にしてみました。

この乾湿度計の優れているところはアンプラグなので電気を
必要としません。この夏の節電対策にも効果絶大です。(笑)

湿度の測り方は、乾球と湿球の差を読み取り、
換算表に照らし合わせるだけ、実にシンプルです。

背面にはアルミホイルによるリフレクターを取り付けて
直射日光が乾球と湿球に当たるのを防いでいます。

そして、こちらは風速計、常設ではありませんが
必要に応じて、外に持ち出して使用します。

こちらもアナログなので電池切れの心配がありません。

風上に向けると中の発砲スチロール球が上下に動きます。

左のスケールが風速1m/s~5m/s用、右が5m/s~30m/s用です。

Dwyer Hand-Held Wind Meter

昔、アウトドアショップで買ったものですが、
手軽に風速が測れるので重宝しています。

そして、こちらはテオ・ヤンセンのミニビースト、

大人の科学の付録です。風速計ではありませんが
風を受けるとカニ歩きで横に進みます。歩く速さで風速が
測れるかもしれないので、ただいま研究中(?)です。

そろそろ梅雨入りの季節です。記録を見ると昨年度の東北南部・梅雨入りは
6月14日でした。しか~し、今年はいつにもまして天気が不安定なので
まったく時期が読めません。ひょっとして梅雨入りがなかったりして~。