12月になりました~。ということで今年も「来年みたい天体現象シリーズ」スタートです!で、第1弾は毎年おなじみ「2025年に見える細~い月(月齢1)」で~す。

さっそく、2025年「月齢1前後の超スリムなお月さまが見える日データ」を見てみましょう。来年の新月翌日の日没時刻(仙台市)・日没時月齢・日没時月高度は次のとおりです。
2025年新月翌日 日没時刻 日没時月齢 日没時月高度 月没時刻 輝面比1月 1日(水) 16時28分 1.2 8.7° 17時32分 0.02(2.18%)
1月30日(木) 16時57分 0.8 6.2° 17時39分 0.01(0.84%)
3月 1日(土) 17時30分 1.1 15.4° 18時58分 0.02(2.49%)
3月30日(日) 17時59分 0.7 11.0° 19時03分 0.01(1.28%)
4月29日(火) 18時27分 1.3 20.6° 20時33分 0.04(3.80%)
5月28日(水) 18時52分 1.0 15.8° 20時34分 0.02(2.44%)
6月26日(木) 19時05分 0.7 10.4° 20時13分 0.01(1.32%)
7月26日(土) 18時53分 1.3 11.3° 19時58分 0.03(3.10%)
8月24日(日) 18時19分 0.9 4.9° 18時49分 0.01(1.38%)
9月23日(火) 17時33分 1.3 3.8° 17時58分 0.02(2.23%)
10月22日(水) 16時50分 0.8 -0.8° 16時50分 0.01(0.59%)
11月21日(金) 16時21分 1.0 0.6° 16時31分 0.01(0.94%)
12月21日(日) 16時20分 1.1 5.2° 17時02分 0.01(1.42%)
ふむ、月齢1.0未満の月を見る機会が5回もありますね~。しか~し、この表だけでは実際に見えるのかどうか分からないので今年もランキングを作成してみました。
〈2025年新月の翌日に見える細い月ランキング〉*観望不可日は除いてあります。第1位 1月30日(木)輝面比0.84% 月齢0.81 新月19時間21分後(日没時刻)太陽離角 10°11′
第2位 3月30日(日)輝面比1.28% 月齢0.92 新月22時間01分後(日没時刻)太陽離角 12°10′
第3位 6月26日(木)輝面比1.32% 月齢0.98 新月23時間33分後(日没時刻)太陽離角 13°04′
第4位 8月24日(日)輝面比1.38% 月齢1.13 新月27時間12分後(日没時刻)太陽離角 13°01′
第5位 12月21日(日)輝面比1.69% 月齢1.35 新月29時間07分後(日没時刻)太陽離角 13°54′
〈2025年撮影条件良い順ランキング・新月翌日編〉第1位 4月29日(火)月齢1.57 輝面比3.80% 日没20分後の月高度 17°06′
第2位 5月28日(水)月齢1.28 輝面比2.44% 日没20分後の月高度 12°40′
第3位 3月1日(土)月齢1.34 輝面比2.54% 日没20分後の月高度 11°80′
第4位 7月26日(土)月齢1.61 輝面比3.10% 日没20分後の月高度 7°58′
第5位 3月30日(日)月齢0.92 輝面比1.28% 日没20分後の月高度 7°37′
第6位 6月26日(木)月齢0.98 輝面比1.32% 日没20分後の月高度 7°08′
第7位 1月1日(水)月齢1.38 輝面比2.18% 日没20分後の月高度 5°94′
第8位 1月30日(日)月齢0.81 輝面比0.84% 日没20分後の月高度 2°94′
第9位 12月21日(日)月齢1.23 輝面比1.42% 日没20分後の月高度 2°42′
第10位 8月24日(日)月齢1.13 輝面比1.38% 日没20分後の月高度 1°13′
細い月ランキング1位の1月30日は撮影条件ランキングでは第8位なのでちょっとキビシイですね。となると2025年は究極に細い二日月を見るチャンスは3月30日と6月26日ですかね~。
3月1日は輝面比が0.02なので究極に細いというわけではありませんが二日月と水星・海王星が接近するので必見です。翌月、4月29日はこれまた二日月(輝面比0.04)とプレアデス星団が大接近するのでこちらも見逃せませんね~。

〈新月の翌日に見えた細月アーカイブ〉↓今年は3月11日に24時間0分後の月(月齢1.0)の撮影に成功したのでアーカイブを更新してます。

新月から21時間17分後の月(月齢0.9)撮影時高度 3.1°(日没14分後)日没時月高度9.2°

2010年4月15日 18時46分 f100mm F6.0 D50 ISO800 1/4(トリミング)
新月から24時間0分後の月(月齢1.0)撮影時高度7.0°(日没19分後)日没時高度11.2°
NEW
2024年3月11日 18時00分 D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f400mm ISO640 F6 1/20sec
新月から25時間14分後の月(月齢1.0)撮影時高度 3.0°(日没40分後)日没時月高度9.4°

2016年12月30日 17時06分 SE200N 直焦点 D90 ISO400 1/13
新月から25時間29分後の月(月齢1.0)撮影時高度 2.6°(日没32分後)日没時月高度7.6°

2022年8月28日 18時46分 D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f550mm ISO1250 F9 1/40sec
新月から27時間12分後の月(月齢1.1)撮影時高度 3.0°(日没35分後)日没時月高度10.2°

2022年4月2日 18時36分 D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO1250 F8 1/10sec
新月から29時間53分後の月(月齢1.2)撮影時高度 7.0°(日没26分後)日没時月高度11.6°

2023年6月19日 19時30分 D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO400 F7.1 1/10sec
新月から31時間13分後の月(月齢1.3)撮影時高度 9.5°(日没21分後)日没時月高度13.5°

2009年2月26日17時48分 SE200N 直焦点 D70 ISO200 1/10


今日12月2日の夕方は月齢1.1で見えるかな〜と思ったんですが、月没は日没の30分後だったのでムリでした。来月は黄道が立ってくるので見やすくなりそうですね。金星も、ちょっとの間にずいぶん高くなって見やすくなりました。夕空は西に金星、東に木星でワクワクしますね。
天文年鑑のネット広告を見たら、表紙はやはり紫金山・アトラス彗星でした。今年の天文十大ニュースの第1位というところですね!
12/2の夕方は月齢1の細月が見えそうな空模様だったので私も月高度と月没時刻を確かめてガッカリしました。
ここ最近の夕空は東の木星に対抗して西の金星が存在感をアピールしているように見えますね。先日、白昼の金星が肉眼で見えるかチャレンジしてみたのですが、-4.1等では全然見えませんでした。双眼鏡では明るすぎるくらいに見えているのですが眼視で見えるのはもう少し先ですね。
今年の天文ニュース第1位は紫金山・アトラス彗星で異論は無いですね。天文年鑑楽しみです。