晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

5月28日の木星・火星

2016年05月29日 | 火星
本日の日没は18:53です。だいぶ日が長くなりました。

今夜は一晩中、晴れの予報ですが気流はそれほど良くないようです。

日没後の恒星瞬きチェックでは、そこそこ良さそうな感じはするのですが…どうでしょう?
まずは、木星を撮影しながら気流チェックしてみましょう。

ふ~むふむ、ベストではありませんが最悪の状態ではないようです。

2016.5.28 20:11 SE200N DBK21AU618AS HC Or12mm

気流は今後悪くなる予報なので、火星撮影時は前回より条件が悪くなると予想されます。


2016.5.28 20:18 SE200N DBK21AU618AS HC Or12mm

22:00を過ぎました。火星の撮影を開始しましょう。
あー、気流はかなり悪くなっています。

大シルチスがまもなく日没を迎えようとしています。


2016.5.28 22:12 SE200N DBK21AU618AS HC Or12mm

光度 -2.1等 視直径 18.6" 輝面比 1.00 地心距離 0.50370 AU 高度 29°


2016.5.28 22:15 SE200N DBK21AU618AS HC Or12mm

3カット目以降は急速に気流が悪くなり、画像処理に耐えられる映像は撮れませんでした。

土星、アンタレスと並んできれいな三角形を作っていた火星は、まもなくてんびん座に入ります。

2016.5.28 23:02:04 NIKON D90  f18mm   ISO1600   F4.0   3sec

6月3日は土星の衝です。
火星より難易度は高いですが、気流の良くなる日を待つことにしましょう。

5月22日の火星・衝

2016年05月23日 | 火星
ふ~むふむ、東北上空に高気圧がいい具合に居座っています。
NCEP200もめずらしく東北上空の気流安定を示しています。チャンス到来です。


本日の撮影に備えて望遠鏡の光軸調整も昼間にすませてあります。火星の南中時刻は
23時20分頃なので、それまでは木星を撮影しながら準備をしましょう。

…と始めた撮影会ですが、どーもカメラの動きが挙動不審です。オドオドしてます。
セッティングもうまくマッチしません。ふう、完璧に習熟不足ですね~。

あっという間に南中時刻になってしまったので、撮影開始です。
とりあえず、撮影した動画をRejiStaxでスタックしてみると…

あらら、模様は出ているのですが、やけに平面的でうすっぺらな火星になってしまいました。

2016.5.22 23:35 SE200N DBK21AU618AS HC Or12mm

ということで、南中時刻が過ぎて高度が低くなり、気流も悪くなりましたが気合いを入れて撮影再開です。

…ふう、何とか撮影できました。RejiStaxもまあまあの出来です。

衝を迎えた火星(光度 -2.1等 視直径 18.5" 輝面比 1.00)

2016.5.23 0:52 SE200N DBK21AU618AS HC Or12mm

撮影時高度 26° 地心距離 0.50562 AU

2016.5.23 0:55 SE200N DBK21AU618AS HC Or12mm

今年は気流が良くないようですが、気流の具合を見計らって再チャレンジすることにしましょう。

5月15日の木星

2016年05月15日 | 木星
久々のブログ更新です。

本日のメニューは、火星接近に備えて、DBK21AU618ASの撮影テストと操作方法の復習です。
ターゲットは木星、撮影システムは、HC Or12mmを使用したいつもの拡大法です。

気流はあまり良くありませんが、プラクティスを開始しましょう。


2016.5.15 21:48 SE200N DBK21AU618AS HC Or12mm



2016.5.15 22:00 SE200N DBK21AU618AS HC Or12mm

ふ~む、未だにトライ&エラーの連続でスタンダードをつかめていませんが、
何とかなるでしょう。火星の衝は5月22日、最接近は5月31日です。