直径200m±80mの小惑星が6/29に地球近傍を通過する予報が出ているようです。
地球近傍通過時の最接近距離は約29万kmと予報が出ています。これは月軌道の内側(0.8LD)に入り込む距離ですが地球に衝突する確率は0%です。
この小惑星は6月16日に発見されたもので、その後の観測で公転周期が1216年のアポロ型小惑星で、絶対等級が21.7等級、直径が120m-270mだろうと推測されています。
特筆すべきは、最大光度が8.7等級まで明るくなるのでハイエンドの機器でなくとも十分観測ができるという点です。この小惑星は南半球側から近づくため最接近前は日本から観測できませんが、最接近後は北半球側へ進んでくるので日本から観測できる可能性があります。
まだ、詳しい軌道情報が不明なのでなんとも言えませんが、最接近直後の6月29日22時~24時ごろに南南東の空低いところ(いて座→わし座)で通過している様子を観測できるかも…です。
もちろん、光度が最大で8.7等級なので肉眼では見えませんが双眼鏡では確認することができるかもしれません。写真撮影では十分写る明るさなので好天に恵まれれば小惑星が移動する様子を撮影することができるはずです。
梅雨入り直後で天気はビミョーですが晴れることを期待して今後の情報を待つことにしましょう。
〈6月23日追記〉
TheSkyLiveで小惑星2024 MK の星図チャートをざっくりですが作ってみました。
・6月29日20時10分から6月30日03時40分までの動きを仙台から見たときのチャートです。
↓ クリックで拡大図が見られます。
↓ 小惑星2024 MKグラウンド・トラック ー 白い四角が最接近点、黄色いダイヤが最も明るい観測地点を表している。
日本で観測できる時間の光度は11等級台のようです。23時を過ぎると下弦の月の影響を受けるのでベストな観測時間は天文薄明終了後の21時から23時頃までですかね~。
地球近傍通過時の最接近距離は約29万kmと予報が出ています。これは月軌道の内側(0.8LD)に入り込む距離ですが地球に衝突する確率は0%です。
この小惑星は6月16日に発見されたもので、その後の観測で公転周期が1216年のアポロ型小惑星で、絶対等級が21.7等級、直径が120m-270mだろうと推測されています。
特筆すべきは、最大光度が8.7等級まで明るくなるのでハイエンドの機器でなくとも十分観測ができるという点です。この小惑星は南半球側から近づくため最接近前は日本から観測できませんが、最接近後は北半球側へ進んでくるので日本から観測できる可能性があります。
まだ、詳しい軌道情報が不明なのでなんとも言えませんが、最接近直後の6月29日22時~24時ごろに南南東の空低いところ(いて座→わし座)で通過している様子を観測できるかも…です。
もちろん、光度が最大で8.7等級なので肉眼では見えませんが双眼鏡では確認することができるかもしれません。写真撮影では十分写る明るさなので好天に恵まれれば小惑星が移動する様子を撮影することができるはずです。
梅雨入り直後で天気はビミョーですが晴れることを期待して今後の情報を待つことにしましょう。
〈6月23日追記〉
TheSkyLiveで小惑星2024 MK の星図チャートをざっくりですが作ってみました。
・6月29日20時10分から6月30日03時40分までの動きを仙台から見たときのチャートです。
↓ クリックで拡大図が見られます。
↓ 小惑星2024 MKグラウンド・トラック ー 白い四角が最接近点、黄色いダイヤが最も明るい観測地点を表している。
日本で観測できる時間の光度は11等級台のようです。23時を過ぎると下弦の月の影響を受けるのでベストな観測時間は天文薄明終了後の21時から23時頃までですかね~。