晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

ウエッジプリズムのテスト

2009年08月30日 | 観測グッズ
8月23日の続き…

今回購入したウエッジプリズムは田中光化学工業株式会社で
販売している「ハイグレード惑星用ウェッジプリズム」です。


【仕様】
フィルタネジ径 1.25"アイピース用
有効径 22mm(レンズ外径25.4mm)
ウェッジ角度 1度及び2度
面精度 1/4λ(光学研磨)
ガラス基板 BK-7
反射防止 可視域マルチコート透過率(平均98.5%)
内部透過率 波長310nmで50%以上、340nmで90%以上

【用途】
 惑星撮影など高倍率で天体を観察・撮影する際に見られる大気分散による色ずれを補正するためのウェッジプリズムです。 ウェッジ角度は1度と2度の 2種類1セットになっており、望遠鏡の焦点距離やウェッジプリズムの位置に応じて使い分けます。 ウェッジプリズムの最適位置を計算するためのソフトウェアが付属します。
(以上、田中光化学工業株式会社のHPより、)

取り付け最適位置を計算するソフトも付属していますが
アメリカンサイズのフィルタねじが付いているので、
拡大用アイピースに取り付けて撮影して見ました。


~調整中…

う~ん、よく分かりません…、2°のプリズムを付けて見たら、
逆に青にじみが大きくなってしまったので、1°のプリズムに
変更するも、どのような位置に回しても青にじみが消えません。

とりあえず撮影してレジスタックスしてみましょう。

2009.8.23 21:54 SE200N HC Or12mm ToUcam 15fps 60sec

ふ~む、右上に色ずれが認められます。どの角度に回しても
色ずれが消えないということは、フィルターの位置を変える
必要があるということです。

そこで、付属のソフトを使ってみました。
マニュアルには次のように書いてあります。

ハイグレード惑星用ウェッジプリズム PW-12-MC
【概要】
ハイグレード惑星用ウェッジプリズムは、惑星観察時に見られる大気分散による色ずれを補正するために使います。 大気分散と逆方向にウェッジプリズムの分散を働かせ色ずれを補正します。
【使い方】
ウェッジプリズムは1.25"用アイピースに取り付けられるようになっています。 1.25”アイピース以外にのイーズピースなどにも付けることができますのでCCD カメラと併用することができます。 望遠鏡の焦点距離または合成焦点距離(バローレンズやアイピースによって引き伸ばしたときの焦点距離)と結像位置からウェッジプリズムまでの距離で分散量が変わってきます。 ソフトウェアを使って最適な位置を求めてください。

な~るほど、これは結像位置からプリズムまでの最適な距離を求めるソフトだったのです。で、さっそく数値を入力してみました。

ふむふむ、これを見ると結像位置から49mmの位置が適切のようです。

幸い、ToUcamのアダプターには内ねじが切ってあります。
ここにウエッジプリズムを入れてみましょう。

うまく入りました。ウエッジプリズムの角度は2°です。

気になるCCDからプリズムまでの位置を計測してみると…

おお~、なんということでしょう。ほぼ適正位置です!

天体高度や正確な合成焦点距離・惑星視直径によって最適位置は
前後すると思いますが、ウエッジプリズムの効果は期待できます。
早速このシステムで撮影テストをしてみましょう。
しか~し、天気が良くありません。今夜から台風の影響で大雨です。
週間天気予報を見ると台風一過の好天気もないようです。
でも落胆することはありません。今年は天気予報が全く当たりません。
雲間から好気流の木星が見えるかもしれません。期待しましょう!

おっと、そうそう、田中光化学工業株式会社が2009年3月27日より発売を
開始した「ハイグレード惑星用ウェッジプリズム」はHPによると(8月30日現在)
限定 20セット(残り5セット:追加生産予定なし)だそうです。
お値段は 1セット ¥22,050-です。購入を予定している方はお早めの方が
良いかと思います。

透明度のよい空

2009年08月23日 | お天気
午後から急速に天気が良くなり…
夕方には久しぶりに見る見事な快晴!

西の空には月齢3.0の四日月がくっきり見えています。
ほひゃ~、透明度がバツグンです。こりゃビックリです。

さっそく、気象庁の衛星画像を見てみると…、なるほど~、
日本海にある乾燥した空気が仙台上空を通過するところです。
しか~し、長続きはしません。たぶん22時頃には通り過ぎてしまうでしょう。

今日の薄明終了は19時55分です。20時過ぎに天頂付近にあるM27を
撮影してみましょう。

~望遠鏡セッティング中


ふう~、セッティング終了しました。では早速撮影です。

「M27(こぎつね座、亜鈴状星雲)」

2009.08.23 21:00:02 SE200N D90 ISO800 30sec

こちらはトリミング拡大画像です。

わずか30秒露出でここまで写るとは驚きです。

こちらが同時刻の衛星写真(水蒸気画像)です。

みごとに水蒸気がない状態です。

このあと木星撮影用にセッティングの変更をしていたら
22時ピッタリに白い雲が北の空からジワジワとお出ましです。

南の空はまだ晴れているので、木星の撮影続行です。
今日は一昨日購入したウエッジプリズムのテストです。

その様子は次回のブログで~、

木星の画像処理その2

2009年08月18日 | 木星
木星の画像に強調処理をかけると、色ノイズも強調されて
どーみても不自然な木星になってしまいます。

そこで、「ステライメージ公式ガイドブック」の29ページにある
ワンポイントコラム5「デジタルカメラでLRGB合成」を試してみました。

これはカラー画像をコピーし、片方をモノクロ化して輝度や階調はモノクロ画像
に任せて、色味を片方のカラー画像で強調処理してしまう、という方法です。
本来はL画像とRGB画像を別々に撮影して、LRGB合成をするのですが、
それを1枚の画像でやっちゃいましょう! と言う作戦です。

でやってみました。

まず、RegiStaxでウェーブレットをかけるところまでは同じです。
今回は「フィルター→デフォルト」「スキーム→ライナー」でウェーブレット
をかけてみました。こちらのほうが自然な感じになりました。

その画像をコピーして1枚はRGB画像とします。

この時に注意することは、色彩強調マスクを使って色を強める
ことです。見ためは、ややねむい画像のほうが良いそうです。

次はL画像です。カラー情報を破棄してモノクロ画像にします。

こちらは階調を重視します。さらにスムース系フィルターを使って
ざらつき感を消していきます。

この2枚をLRGBコマンドで合成します。

完成です。さて、いかがでしょうか。昨日の木星よりは自然な感じが
でたようです。もう少し色味を強めてもいいかもしれませんね。

さて、左で影を落としている衛星はエウロパです。右に見える衛星は
ガニメデです。この写真の撮影時刻は22時18分ですが、その1時間前の
9時14分ごろ、ドブソニアンで気流チェックを兼ねて300倍で見ていたときに
ガニメデが木星の縁から突然現れてビックリしました。そのときはエウロパは
木星の正面の辺りにあったのですが…、木星の自転の速さと衛星の動く速さには
今さらながら驚いてしまいます。

今日は海王星が衝です。しか~し、外は薄雲が広がっています。
なんとか撮影したいところですが、曇っていてはしょうがないですね。

木星の画像処理

2009年08月17日 | 木星
さて、8月14日と8月16日に撮影した木星の画像処理後の
写真を見るとその仕上がりにかなりの差があります。

そこで、撮影時の様子、RegiStaxによるスタッキンング後の画像、
ステライメージによる画像処理後の様子を並べてみました。

左の写真は動画からキャプチャーした1枚画像です。
並べてみると14日も16日も大差ないように見えますが
実際はかなり違います。16日はシーイングが良かったので
モニター上では木星の模様がかなり見えていました。

さらに16日の動画はフレームレートを15fpsにしてあるのでその差が
出たのかもしれません。課題はToUcamで撮影するときのゲイン、
ガンマ、ブライトネスの最適値がどこなのかを探ることですね。
いまだによく分かりません…。
今夜は曇っているので撮影は無理そうです。

8月16日22時31分の木星

2009年08月16日 | 木星
今日も晴れ予想に反して夏を思わせる一日となりました。
昨夜は夕方から曇が広がって、木星の撮影はできずじまいでしたが、
今日はしっかり撮影ができそうです。と思いきや…、
太陽が沈む頃になると、どこからともなく雲がモクモク…
しか~し、今日の雲は隙間があります。雲間から撮影できるかもしれません。

夜空チェックをすること数回、気流は良さそうです。DOBの倍率を
300倍にして見てみると、今日のシーイングは3/10といったところです。

木星は見え隠れしている状態ですが、だめもとで撮影してみましょう。
21時30分を過ぎていますが準備開始です。

結局、22時18分から22時31分まで5回撮影したところで雲が厚くなり終了です。
5回とも薄雲がある状態でしたが、最後のショットが一番良さそうです。さっそく
Registaxしてみましょう。 ほほ~、14日よりは良い仕上がりになりました。

「8月16日22時31分の木星」

2009.8.16 22:31 SE200N HC Or12mm ToUcam 15fps 70sec

今日の画像処理はウェブレットのあと、ステライメージで画像復元を3回
(1.8と1.3と0.8)、その後シャープ処理を半径1.0、強さ9で行っています。
左に見える衛星はエウロパ、右がガニメデです。

木星の近くには海王星がいます。海王星の衝は8月18日です。
晴れたら海王星の撮影に挑戦してみることにしましょう。

8月14日の木星

2009年08月15日 | 木星
今日は一日中みごとな快晴でした。感動した!

そして夜もみごとな快星です。気流はまあまあですが
今日は木星衝イブですので、木星を撮影してみましょう。

「衝-12時間前の木星」

2009.8.14 22:11 SE200N HC Or12mm ToUcam 25fps 60sec

おおー、さすがに視直径がでかい…ですが、処理下手ですね~。
う~ん、光軸もピントもレジスタックス処理もびみょうです。  
では拡大率を下げて撮影してみましょう。


「イオ・エウロパ・木星」

2009.8.14 22:28 SE200N PL25mm ToUcam 20fps 60sec

視界にイオとエウロパが入ってきました。
イオは5等星、エウロパは5.3等星だそうです。

さて、明日も天気が良いようです。明日の夜のほうが
気流が落ち着く予報が出ていますので、晴れていたら
明日の夜も木星撮影会をしてみましょう。

今夜のソラノクラサは18.41等級でした。

久しぶりの青空

2009年08月14日 | 青空の中の月
やっと晴れました

梅雨明けがなかった仙台は夏休みに入ってから
ず~っとでした。

梅雨は明けなくても確実に季節は進んでいます。立秋の2~3日前から
我が家の庭では秋の虫の合唱大会が始まっています。トホホ…、

そんな秋空のなか、下弦の月が見えました。

今日の下弦は高いところにいます。


今日の仙台の天気は晴れ、予想最高気温は32度です。
今夜は久しぶりに星見ができそうです。ワクワク…


日食観測ツアー ~3日目~ 観測編

2009年08月09日 | 日食
観測地点の安吉は上海から西に進むこと約200km、淅江省安吉県にある大竹海渡暇村。
ここは中国人が行くリゾート地らしく、自然が豊かで何もないところだそうだ。

到着してみるとその説明通り、山間部の農村地帯といった感じの場所であった。

安吉は杭州の北西50kmの位置にあるため、7月22日の天気は杭州とほぼ同じだと思われる。しかし、空の状態は杭州に比べて若干良かったようである。

うす雲を通してではあるが第1接食から第4接触まで全て見ることができた。
以下、そのレポートである。

観測地点の位置情報:東経119.6791、北緯30.528、海抜80m、


観測地での日食経過時刻は下記の通り。
・第1接食(食の始まり)08時20分57秒
・第2接食(皆既開始)09時33分08秒
・最大食時刻 09時36分57秒
・第3接食(皆既終了)09時38分55秒
・第4接触(食の終わり)10時58分07秒

(注:撮影時刻はデジカメに記録されている時刻データ(中国時間)である。デジカメの時刻は日本を出発するときに電波時計で合わせてあるが±1秒程度の誤差があると思われる。)

「第1接食直後の太陽(食分0.00)」

2009.7.22 08:21:06 BORG60 F5.4 NIKON D90 1/250 D5フィルター (トリミング)

 第1接触予定時刻10秒後に撮影した写真。太陽の右端が少しだけ欠けていることが分かる。そこに月があることを実感した瞬間であった。この時は天気が良く、薄雲はあったが空はきれいに晴れていた。しかしこの直後から少しずつ雲が厚くなっていく。

「欠け始めから15分後の太陽(食分0.21)」

08:35:45 BORG60 F5.4 NIKON D90 1/200 D5フィルター

 写真では右側から欠けていくように見えるが、実際は太陽のほぼ真上から欠けていった。この写真を90度左回転すると実際の様子に近くなる。この時の太陽の方位は東、高度は約50度、気温は30.3度であった。暑い…。
 食分0.2ほどの部分食は仙台でも何度か見ているので、おなじみの部分食といった感じだ。この時は天気が良くなることだけを願っていた。

「欠け始めから36分後の太陽(食分0.51)」

08:57:09 BORG60 F5.4 NIKON D90 1/10 フィルターなし

 8時45分頃、雲が厚くなり太陽が一時全く見えなくなる。このまま太陽は二度と姿を現さないのでは…、と不安がよぎるが、8時55分頃から雲間に太陽が見えるようになる。しかし、この雲が晴れることはなく、この状態がずっと続く。
 食分0.51は、ちょうど半分欠けているかというとそうではない。太陽の直径の半分まで月が達している状態なので見かけ上は3割程度しか欠けてないような感じだ。

「欠け始めから45分後の太陽(食分0.64)」

09:06:33 BORG60 F5.4 NIKON D90 1/100 D5フィルター
 食分が0.6を越えると明らかに普通の太陽ではなくなる。太陽が月に浸食されていく様子を見ていると、古代人でなくても何か不吉なことが起きるのでは…と思ってしまう。
 こんなに欠けていても肉眼で見る太陽の明るさはいつもと変わらない。ひょっとしたら日食が起きていることを知らない人は太陽が欠けていることに気づかないのでないだろうか。

「欠け始めから58分後の太陽(食分0.81)皆既15分前」

09:18:59 BORG60 F5.4 NIKON D90 1/40 D5フィルター

 この頃から周りの景色に変化が現れる。夏の日の夕暮れとも違う、どこかセピア色に似た感じの色合いに景色が変化していく。この様子は今まで経験したことのないとても不思議なものである。
 雲は以前かかっている。幸い太陽を見えなくするほどの厚さではないので、このまま太陽が見え続けることを願う。

「欠け始めから64分後の太陽(食分0.90)皆既8分前」

09:25:36 BORG60 F5.4 NIKON D90 1/8 D5フィルター

 この頃から生き物の行動に変化が現れる。鳥がギャーギャーと鳴いてホテルの屋根に集まってきた。さっきまでたくさん飛んでいたトンボは一匹も見あたらなくなる。人間の様子に変化はまだない。
 フィルターを通してみる太陽はかなり細くなった。とてもきれいである。

「欠け始めから71分後の太陽(食分0.99)皆既1分前」

09:32:00 BORG60 F5.4 NIKON D90 1/5 D5フィルター

 太陽が糸のように細くなる。辺りは薄暗くなってきた。さっきまで騒いでいた鳥も静かになり、いつの間にか周りには街灯がついている。この時、振り返って上空を見ると頭の上におおいかぶさってくる月の影が見えた。いよいよだ!
 皆既1分前だというのに肉眼で見る太陽は直視できないほどまぶしい。太陽光の強さを感じた。その光が徐々に消える…。第2接触だ。

その瞬間…、
「お、おぉ~、く…、黒い太陽だ!」
黒い太陽と言う表現が適切でないことは重々分かっているが、
それは、まぎれもなく黒い太陽そのものであった。

薄雲があったせいなのか、極度の興奮状態だったからなのか定かではないが、
ダイヤモンドリングは見えず、突然、空に黒い太陽が現れた。

「こ、これが皆既日食か~、太陽が黒い! コロナが見える!…、す、すごすぎる!」
「しゃ…、写真を撮らねば、あわわわ…」

続きは「日食観測ツアー ~3日目~ 観測編(その2)」で…。

日食観測ツアー ~3日目~  準備編

2009年08月08日 | 日食
7月22日の早朝、ねむい目をこすり窓の外を見ると…、
ふひゃ~、ドン曇りです。急いでテレビを付けて天気予報チェックです。
CCTV(中国中央テレビ)に合わせると本日の日食特集の最中です。
ほっ、天気予報が始まりました。え~と、上海は…「雨後大雨!」
杭州は「降雷雨!」…、絶望的な予報です。

安吉ではまだ雨が降っていません。しかし、ここは杭州の近く…。
晴れる可能性は、ほとんどないでしょう。トホホ…

観測の途中で降られたら機材がずぶ濡れです。
機材を準備するのは様子を見てからにしようか…。
朝食のあとでそんなことを考えていたら、近くのホテルに宿泊したツアー
客がバスでご到着です。おっと、早速機材のセッティングをしています。

その瞬間、観測魂に火がつきました!「バリ君!準備開始だ~」
ただいまの時刻は06時50分、日食まであと1時間30分です。

「おお~!太陽だ~」

準備開始から30分後の07時20分、太陽の光が差し込んできました。

「ひょっとしたら晴れるかも…」

かすかな期待を胸にバリ君も機材チェックです。

こちらも機材にアルミ箔を巻いて準備完了です。

完全に晴れモードの準備です(笑)。周りでは様々な情報が飛び交っています。
「上海は雨らしいぞ。」「中国当局が人工降雨ロケットを打ち上げたらしい…」

「上海が雨!?、安吉の天気は完全に好天に向かっています。」

「雲が薄くなって青空が見えてきました…、不思議です。」

こちらは気温変化測定用のデジタル温度計

07時50分現在の気温は30.7度、曇っていたので気温が低めです。

さあ~、準備は整いました。

時刻は08時10分、第1接触まであと10分です。

空の状態は、こんな感じ…

薄雲がありますが十分です。さあ、いよいよ始まります!

「まもなく第1接触で~す」スタッフの声が響きます。
みんな固唾をのんで太陽を見つめています。一瞬の沈黙のあと…
「欠けた~!」「ついに始まったぞ~」「欠けてる欠けてる!」
歓声が一斉にあがりました。「おお~欠けてる!月がやってきた!」

「第1接触直後の太陽」

2009.7.22 08:21:06 BORG60 F5.4 NIKON D90 ISO200 1/250

「第1接触10秒後の太陽(食分0.00)」

撮影者コメント:そこに月があることを実感しました。
やがて、この月が太陽をすっぽり覆い隠すのかと思うと
体中がゾクゾクしました。皆既まであと70分あまり…
最高の天文ショー、スペクタクルドラマの始まりです。

と喜んだのもつかのま…、直後から雲がモクモクと湧いてきて
なんと15分後には全く太陽が見えなくなってしまったのです。
「人工降雨ロケット打ち上げの影響か~」

続きは「日食観測ツアー ~3日目~ 観測編」で…。