ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

為すこと

2010年03月20日 | ノンジャンル
お酒をやめるも、やめないも、本人次第である。

誰かに褒められるためでもなく、誰かのためでもない。
他でもない、自分のためにやめ続けるのである。

今の私には、もはや自分のためでもない。

ただ、自分の為すことを、許された時間の中で為そうと
思い、願うのみである。

やめ続けているから偉いのか。やめられないからだめなのか。

やめ続けて、やっと普通の人である。
やめているからといって全てがうまくいくわけではない。
そもそも人生そのものが思い通りには行かない。
かといって、思い通りにならないことから逃げていても
何も始まらない。

やめられないのもだめなら、やめているだけもだめである。

ただ、為すことを為す。その生きる行動の中で、
苦悩も、悲哀も、楽しみも、そして喜びもありのままに
受け入れ、それを生きる力にしていこう。

己の為すことは、今はわからなくとも、やがてわかるであろう。
むしろそれがわかって、生きている人は少ない。

皆、己の為すことを自ら決めて、それを為そうと
生きていくのである。

いつかそれがわかったとき、それがその人の転換、
新生の時かもしれない。

一度の人生だが、人はその中で幾度か生まれ変わることが
できるのである。