ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

服夢

2021年07月21日 | ノンジャンル
禁煙してから、喫煙する夢を見たことはなかった。

初めの区切りとなる1ヶ月になった途端、夢を見た。

タバコを吸いながら、あ、禁煙して1ヶ月に
なるんだったと気づくような、とぼけた夢だった。

断酒初期に飲酒する夢は幾度となく見た。
それはそのまま、断酒自体を意識している
という事で、悪い事ではない。

つまり、飲みたい、あるいは吸いたいという
欲求が見せる夢ではなく、飲まない、吸わない
という意思が見せる夢だという事だ。

とすれば、私の禁煙も、知らないうちに
なかなかいい状況になってきたということか。

断酒の時にも感じたが、いわゆる離脱、
退薬、退毒というのは、初期の分かりやすい
ものから、中長期の分かりにくいものへと
変わっていく。

1ヶ月経って、ようやく身体の芯から毒が
抜け始めたような感覚がある。
つまり、中長期の分かりにくい段階に入った
という事だろう。

真のデトックスは、これからなのである。



努力賞

2021年07月20日 | ノンジャンル
断酒1ヶ月の表彰は、努力賞だったと思う。
その後、3ヶ月、半年、1年表彰となったが、
それぞれ、敢闘賞くらいまでは憶えているが、
他はどうだったか、賞状を見てみないと
わからない。

ともあれ、禁煙1ヶ月で、努力賞という事になる。
勿論、自分で自分に内的に授与する賞である。

断酒の時のように、何が何だかわからないような、
無我夢中の1ヶ月ではなく、初めから冷静に
喫煙の機会と習慣を見つめ直すことができた
1ヶ月だった。

とは言え、喫煙人生において、初めての禁煙で
1ヶ月達成した意味は、自身にとっては大きい。

何かドラマチックに変わった事がある
わけでもないが、気付かないほど少しずつ、
良い方向に向かっているのかとも思う。

次は3ヶ月。これから夏本番だが、
それは残暑の頃になろう。

秋の気配を感じ始めるころに、例年とは違う
自身の変化を感じる事ができるだろうか。





蝉の声

2021年07月13日 | ノンジャンル
確か去年はだらだらと長い梅雨で、猛暑のピークが
お盆の時期にまでずれ込んだような記憶がある。

梅雨の合間の蝉の声は、勇み足の感があったが、
今年も同じ様な時期に、蝉の声がし始めた。

とは言え、今年はそれがまさしく梅雨明けの
声となるだろう。

久し振りに、夏らしい夏となりそうである。





3 Weeks

2021年07月12日 | ノンジャンル
禁煙3週間となった。

何十年も繰返してきた習慣をやめるというのは、
かなりきついと覚悟していたのに、
そうでもないのはやはり動機づけの曖昧さ
だったろう。

タバコを吸ってもしんどいし、吸わなくても
しんどい。

それなら、わざわざお金を使ってタバコを吸う
必要はないという事だ。

強い離脱症状が出た時のために、ニコチンガムや
ニコチン・タール無しの過熱式タバコを
用意していたが、ガムも初めの2-3日のみ、
電子タバコもその臭いが気になりだしてもう
止めている。

私に刺激されたのか、家内も今では電子タバコ
だけにしているようだ。

禁煙しているからといって、何が良くなったと
いう実感はない。

体調が目覚ましく良くなったわけでもなければ、
気分が上向きになってきたわけでもない。

その意味では、断酒初期と変わらない。

ただ、再び3の倍数という節目を意識できる
ことはありがたい。
断酒初期の様に、1、3、6ヶ月、1年と、その経年
変化を見る事ができるのは興味深い所である。

断酒も16年も経つと、何か特別な位置ではなく、
日常の生活に溶け込んだものとなる。

まだまだ禁煙については始めたばかりで、
ふと吸いたい気分が折々に現れる。

その現れる時がどんな状況で、どんな
タイミングなのかを観察することは、
断酒初期からもう随分と長い間していない。

その観察は、ある意味禁煙のみならず、
断酒そのものの原点を再確認させてくれそうだ。

吸いたい、吸わない が、飲みたい、飲まないを
嫌でも思い出させてくれるのである。