ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

春爛漫

2015年04月16日 | ノンジャンル
風が温み、水が温み、緑や鮮やかな色彩が増え、
春爛漫の季節となってきた。

冬のピリピリした空気が緩んで、人の心も弛む
この季節、わけのわからない事件も多くなる。

いわゆる空気を読むことを強いられる緊張の
積み重ねが、人の気持ちを汲み取る余裕を失わせ、
それが結果として相互間のストレスとなって爆発する。

空気を読めなくとも、天然であっても、
人の気持ちを汲み取ることができれば、
それはその人をして、人となしている。

自らに緊張を強い、他人にも同じ緊張を強い、
その緊張の相互累積の終わりの爆発。

こういった構図の事件が多い。

自身に対し、他人に対し、積み重ねた忍耐が、
大きく花開き、翼を広げる季節としたいものである。
それこそが、爆発ではなく、爛漫ということなのだろう。




新年度

2015年04月02日 | ノンジャンル
四月に入り、会社も新年度となった。

娘もすぐに教壇に立ち、息子も3回生となる。

なぜか目が覚めたのが早すぎたので、二度寝と
なったが、その短い間に変な夢を見た。

妻との離婚話と、親権争いの夢である。

子供たちは幼く、私は頑として親権を譲らない。
基本的に、子供は母親といる方が良いというのが
持論だが、夢では冷静に、子供は私が育てると
自分の中で決まっていた。

もちろん、母親とは自由に会える。
養育費もいらない。

再び目が覚めて、なんだか可笑しくなった。
二人とももう成人しているし、何をとち狂って、
親権なんぞの夢を見たのか。

思えば、どうにでもなれと自暴自棄になっていた
自分が、もう一度立ち直ろうと決めることが
できたのは、子供たちのおかげだった。

夢の形は悪いが、私の子供たちに対する感謝の
思いの現れかとも思う。

まだまだ二人とも一人前とはいかないから、私自身も
今一度、気を引き締めていかねばならない。

春爛漫の4月。また新たなスタートとなる。