ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

驕り

2015年11月27日 | ノンジャンル
生きている 驕り

若さの 驕り

健常の 驕り

力の 驕り

勝利の 驕り

立場の 驕り

地位の 驕り

名声の 驕り

富の 驕り

繁栄の 驕り

年齢の 驕り

智ならぬ知の 驕り

善行の 驕り

正義の 驕り

そして、断酒継続の 驕り。

こういう驕りを乗り越えて、苦も楽も
分かつということができる人になりたい。





乾杯

2015年11月25日 | ノンジャンル
断酒している者にとって宴会などの酒席は
何かと魔が差しやすく、いくら気を付けていても
事故ということもあれば、一杯くらいという気に
させられることも多いだろう。

酒席にまして、祝い事につきものの乾杯は、
文字通り一杯くらいと思わせるに十分でもある。

私もこの10年間で、数えきれないほどの酒席に
出てきたが、接待であれ、宴会であれ、常に
それなりの心構えというか、緊張を持って臨んで
きただけに、それを機に飲んでしまうという
事故もなかった。

ただ、結婚式、祝賀会などのお祝いの席での
乾杯には苦労した。
いわゆる、飲み干すということが求められる場では、
あらかじめウーロン茶のグラスを用意してもらい、
単に盃を挙げるという乾杯では、そのまま
お酒の入ったグラスを挙げ、口元に持ってきて、
香りだけ嗅いでテーブルに置く。

この、乾杯の時だけは、飲まないことが、
うしろめたいような気にさせられてきた。

特に結婚式の固めの盃は、飲まないことが
罪であるかのようである。

今となっては、儀式典礼というものは形式と
割り切って、その形式よりも実質の方が
はるかに大切であるとの意識でいる。

常に盃を干さねばならない文化でもないし、
自分が飲む飲まないを、誰かが注目している
わけでもない。

乾杯の折には、皆と同じグラスを持って、
口につかない程度に傾ければ、それで形式は
終わりである。

その一口を飲むのと飲まないのとでは、
実際的には大差ないと思うが、飲んで当然、
飲まない方がおかしいという場面で、
なお飲まないのが、己の覚悟というもの
なのである。

そこで、一杯くらいならと飲んでしまえば、
それがまた別のところで、これくらいなら
ということにつながっていく。
そうして、また元の木阿弥に戻ってしまった
例は、数えきれない。

何年経とうが、隙あらば、また飲ませよう。
そういう病気なのである。





助手席

2015年11月13日 | ノンジャンル
車を運転するものにとって、誰かを助手席に
乗せる場合、その人にやって欲しい事、
やって欲しくない事がある。

やって欲しくない事の第一位は、助手席で寝ること
らしいが、私はあまり気にしない。
自分の運転に安心して、眠れるということなので
一向に構わない。

ただ、高速での長時間運転となると、どうしても
眠気に襲われるときがある。
そういう時だけは、話しかけて欲しいとは思う。

車内でのタバコはやめて欲しい。自分は喫煙者だが、
車内で吸うことはない。休憩などの時に、車外で
喫煙する。わざわざ、狭い車内で喫煙する必要が
ないのだが、絶対というわけでもない。

渋滞の時はどうしてもイライラしがちで、
タバコが欲しくなる。
窓を開けて、車内に煙がこもらなければ、
さほど気にすることもない。

要するに、私の隣に座る人は、余計な気遣いを
しなくて良いということだ。

ただ、それが女性の場合、ひとつだけ
気を付けて欲しい。

写真のような状態だと、間違いなく、わき見運転を
してしまう。
服装だけは、裾の長いスカートか、パンツで
お願いしたいのである。





逆夢

2015年11月11日 | ノンジャンル
断酒の継続中、夢で飲んでしまい、しまったと
思って目が覚め、夢だったかとホッとする経験は
誰にもあるだろう。

禁煙している人も、夢の中で喫煙してしまい、
後悔しているところで目が覚めるといったことが
あるらしい。

いわゆる、悪い夢が良い現実の兆候であるとかいう
逆夢とはまた違うかもしれないが、これは心理的に、
断酒、禁煙、共に軌道に乗っている人に多く
現れるようだ。

やけに現実味を帯びた状況で飲んでしまった夢を
見ては、しまったと後悔の念に苛まれ、目覚めて
夢で良かったと安堵するということも、しばしば
あったが、ここ数年は、ほとんどそんな夢も
見なくなった。

ところが、以前にもあったが、ここ最近で言えば、
試験に不合格となる夢を見ることがある。

大学受験に失敗したとか、卒業試験に不合格と
なるとか、ともかく、落第生として、周りの友達の
進学、就職などを見送る立場となる夢である。

ついこの前は、落第どころか、大学を辞めざるを
得ない状況で、自分に対する失望感で、目覚めた
時には最悪の気分であった。

もう50も過ぎて、何を今さらとも思うのだが、
人生のひとつの節目となるこの頃の夢をよく見る。

これも、断酒、禁煙者の場合と同じく、大学にも合格し、
卒業、就職もできた現実があるからこそ見るらしい。

断酒10年を経て、新たな節目を迎えるに当たり、
そうした夢を見るのだろうか。
それが何を示唆するのかはわからないが、
ともかくも、もがきながらも今の自分にできることを
精一杯で、日々を過ごしていくのみである。





抵抗力

2015年11月04日 | ノンジャンル
先週、会社で風邪をうつされたらしい。

咳やのどの痛みはないものの、頭痛と発熱で
かなり辛くなってきたのが、土曜日。

日曜にかけて早めに休養したのだが、あまり
快方に向かわず、祝日前ということで月曜に
出勤すると、貧血のような症状に襲われ、
立っていられなくなった。

熱と冷や汗で、頭も朦朧としていたが、
そこは永年の企業戦士。

仕事を前にすると、最低限の対応だけは
しようと身体が反応する。

一段落したところで、熱を計れば、
39度オーバー。

さすがに早い目に退けて、病院へ駆け込んだ。
点滴と処方で、帰宅後は再度ゆっくり休養した。

風邪をもらうなど、何年振りだろうか。
毎年、夏の疲れが出る今頃は、気を付けて
いるのだが、今年は口唇ヘルペスが再発、
再再発するなど、自身の抵抗力の低下を
実感せざるを得ない。

ともかく、尽きることのない、様々な課題を
ひとつひとつ完遂させていくことを
優先してしまうので、無理は禁物と
わかっていながら、無理をしてしまう
きらいはある。

一旦罹患したり、怪我などをすれば、
治癒にかかる時間は自分の想像をとっくに
超えてしまっている。

風邪など、もう、一晩で治せた時代は
終わったということだろう。

このあたりをよくよく自覚して、予防、未病に
特に意識を向けていかねばと反省しきりの
月末月初であった。