ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

リアリティ

2006年08月31日 | ノンジャンル
現在のようにPCや、デジカメの
なかった時代では、写真といえば、DPEという処理をして、
初めて出来上がるもので、撮影したものをすぐに見る事が
出来ませんでした。

うまく写っているかなという楽しみもあったのと同時に、
おかしな写真を撮ると、写真屋さんに、フィルムを持って
いけないという、抑制もありました。

一般雑誌も、ヘアヌードなどの解禁前のことで、露骨な写真は
掲載されておらず、かえって、そういう制限が、美しさという
格調も際立たせていたように思えます。

いまや、デジタル化によって、撮影した画像、動画はすぐに
見たり、印刷したり出来るばかりでなく、クリックだけで
コピーされ、ネットという媒体を介して、あっという間に
ばら撒かれてしまいます。
ソフトを使えば、加工も合成も自由にでき、しかもそういった
作業が、個人で全て行えます。

画像や動画は、エロ、グロ、共にどんどん露骨化し、見るに
堪えないようなものも、安易に閲覧できるようになって
しまいました。

もはや、チラリズムなどという言葉は死語となり、低年齢層に
至るまで、不必要なまでの、露骨な現実に曝されています。

いろいろな意味で、想像力、あるいは創造力を養っていくべき
年代に、こういう露骨な現実に曝されてしまう事は、未熟な
精神の基では、百害あって一理なしと考えます。

今思えば、初めてストリップ劇場へ行ったとき、少なからず
ショックを受けて、しばらくは女性に対して、不信感さえ
持ったものでした。
それを思うにつけ、大変な時代になってきたなと感じます。

ただ、例外として、タバコや薬物、アルコールなどの害に
ついては、露骨で、現実的なものを見せたり聞かせたり
することは、いい事だと思っています。

少なからず、ショッキングな面もあるでしょうが、
それはそれで、「薬害」というものの認識づけという面では、
効果があると思うのです。



あまのじゃく

2006年08月30日 | ノンジャンル
性格的に、素直になれない自分は、いつも人と反対の事を
しようとしてしまう。

反面、勉強だとか、新たな事を知識なり、経験なりとして
受け入れる時は、ひどく素直に、一旦吸収するという面で、
バランスを取っているのかもしれない。

「お酒の場には近付かないように。。。」

飲めない自分が、酒場に行ったところで、侘しいだけだろうと
思うのだが、実際に行ってみないと気が済まない。
そして、飲まずに過ごした自信と、飲めない侘しさとを
持って帰ってくる。

「飲んでいた頃の習慣を思い出させる場は避ける。」

仕事の後の一杯のビール。。。今はお茶。
焼肉といえば、生ビール。。。今はお茶。。
バーベキューといえば、ビール。。。今はお茶。。。
居酒屋といえばビールに酎ハイ。。。今はお茶!
乾杯といえば、ビール。。。だから、今はお茶!!

ビールがお茶になっただけで、特定の店や、料理を
避けるとかは、一切考えていない。

塩タンは、もう二度と食べないという人がいた。
飲めなくなった今、ビールがつきもので、セットで
美味かったものを、ビール無しで食べる気にはなれない
というのだ。
私には、こういうことは、全くない。
これも、ひねくれた性格のおかげだろう。

アルコール依存症の事を学ぶ時は、素直に受け入れ、
断酒の為に避けた方が良い事は、逆にどんどんやってみて、
自分なりに消化した上で、経験として吸収したり、排泄したり
しているというところでしょうか。

今も、これからも、私には飲まない理由はあっても、
飲む理由は、一切ないのです。



嫌いな事

2006年08月29日 | ノンジャンル
他人と比較する事。

すべてを他人や世間のせいにする事。

傲慢な事。

自分だけが正しいと思う事。

他人の欠点やアラを探す事。

感情に翻弄される事。

自分だけが辛いと思う事。

愚痴を言う事。

いい人ぶる事。

言い訳する事。

知ったかぶりをする事。

余裕の無い事。

観念的で、行動が無い事。

無駄な事。

自分を正当化すること。

人を裏切る事。

人を傷つける事。

嘘をつく事。

格好をつける事。

バカ騒ぎをする事。

大勢に流される事。

自分をコントロール出来ない事。

何かに支配される事。


自分にとって、嫌な事、嫌いな事を思いつくまま書き出して
みましたが、考えてみれば、お酒に飲まれていた頃の自分は、
この嫌な事や、嫌いな事を、全てしていたように思えます。

本来の自分からすれば、まったく、とほほな、自分の姿が
そこにはあったのです。


危険な一杯

2006年08月28日 | ノンジャンル
一般の方にとっては、なんでもないことが、断酒を
継続しているア症の人にとっては、重大な問題となる危険な
事がよくあります。

結婚披露宴での、乾杯の音頭
。。。この、グラス一杯くらい。。。

お通夜での、故人の家族から勧められる一杯
。。。供養だと思って。。。

一年の締め、新年の挨拶口上
。。。お疲れ様!、今年も頑張りましょう!。。。

結婚式の、三々九度
。。。これはどうなんでしょう。。。
。。。私には、もうそんな機会は無いでしょうね。。。

それでなくとも、普段からお酒の場というものが多い日本で、特に、
お酒を飲むというよりは、文化というか風習の中での、儀式的要素が
大きい場面では、お酒を口にしない事が、無礼とまでは行かなくとも、
無粋となるケースがあります。

こういう場面が、最も危険なものかもしれません。
たった、一杯であるのに、それがタガを外してしまい、歯止めが
利かなくなるということも多いと思われます。

水では、愛想がなさ過ぎるというのであれば、色つきのお茶か、
ジュースで、無粋でも何でもいいではないですか。
わざわざ、自分で、爆弾に火を点ける必要はないのです。

でも、心情的には、やはり、難しい場面であることも
事実ですね。



冷蔵庫

2006年08月26日 | ノンジャンル
何気なく冷蔵庫を開けると、缶ビールが一本、ごろんと
入っている。

カミサンが、小学校のイベント後にもらって帰ってきた
ものだが、そろそろ、3週間ほどになる。
これも、カミサンが気が向いた時に飲むまで、そのまま、
入ったままであろう。

断酒を決意する前は、我が家の冷蔵庫では、ビールが一番、
出入りが多かった。
仕事から帰ると、ロング缶が4-5本ぶち込まれ、その夜の内に
消える。休みの日ともなれば、6-7本ぶち込まれ、それでも
その夜の内に消えてしまう。

お中元や、お歳暮でビールが届くと、すぐに全部冷蔵庫行きで、
ひどい時には、その夜の内に全て消えてしまう事もあった。

今では、出入りの最も多いのは、お茶と、アイスクリームか。。。

変われば変わるものである。

四季折々で、家で入れるお茶も多種多様だ。プーアールティー、
ウーロン茶、麦茶、そば茶、煎茶、茎茶と、家族で飲むものの
他に、オオバコ茶、どくだみ茶、ユーカリ茶、ジャスミン茶など、
身体にいいからと、カミサンと飲むものもある。

しかし、「うまいなあ」と思うのは、いまのところ、数ある
お茶の中でも、「お~いお茶」で、一番のお気に入りである。