術後半年が経った。
再挿入のドレインが取れて、退院してからは、
5ヶ月を過ぎたことになる。
ここのところの蒸し暑さには、辟易している。
7月の検診が済んだ後は、嬉しくなるほど体調が楽な
日が続き、このまま順調にと期待していたが、咽返るような
猛暑と湿気に包まれた熱帯夜で、一気に体調が悪くなってしまった。
職場ではもちろんエアコンを稼働しているが、自宅では
殆どエアコンを使わない。
まずは一年の季節の巡りを乗り越えていかないと、自分自身でも
何をどう気を付けて対処していけばいいのかがわからない。
朝、目覚めるときに体調の確認をすることが習慣となってきた。
胃のもたれはないか、お腹の痛みはないか、息苦しさはないか、
喉や施術部の痛みはないか、不快さはないか、腰の痛みはないか。
何の症状もないということは殆どないが、どれだけの症状が
重なっているかでその日の体調は決まる。
楽な時には、その日の行動にメリハリができるが、
悪い時には、動くことすら億劫になり、じっとしていても
何もよくならないし、無理に動いても、多少気がまぎれる
くらいにしかならない。
そして、苦しみながらよりは、早く楽になりたいと、
そればかりを思うようになる。
退院の後、楽な時と苦しい時は半々くらいだったろうか。
夏を迎えて、苦しい時の方が多くなってきた。
ここが踏ん張りどころなのかもしれないが、踏ん張る
気力さえない時もある。
まだまだ猛暑は続くらしい。今年の夏は、過酷な試練となる。