先週の例会で、自分にとって最も苦しい時の事を話したが、
今日の診察で、先生もしみじみと当時の事を振り返っておられた。
単に、変死、自殺という事で終わっていたかもしれない。
事実、そういう状況で亡くなった人も多い。
カミサンが気付くのが遅れたなら、気付いても、私の理性が
幻覚に完全に凌駕されていたなら、今ここに私はいない。
本当に危ない状態だったと先生は仰るが、実際は、ピークを
多少とも過ぎた段階で病院へ駆け込んだはずである。
その前夜のピークの時、何がどうなっているのか訳がわからない
家族の恐怖も、ピークであったに違いない。
ともかくも、その訳のわからない状況の中で、カミサンを支えて
いたのは、子供達の、「お父さんを助けてあげて」という
言葉であったらしい。
今、その時とは比べようも無い私の姿に、やたらとくっついて
きたがる子供達の気持も良くわかるような気がする。
ギリギリの所で、家族に守られ、母親に守られ、父親に守られ、
先生や医療スタッフに守られて、今の私がある。
そして、今尚、守られしものとして、存在できている事も
確かなのである。
感謝する事を忘れてはならないが、それ以上に、生かされている
という事をゆめゆめ忘れてはならない。
今日の診察で、先生もしみじみと当時の事を振り返っておられた。
単に、変死、自殺という事で終わっていたかもしれない。
事実、そういう状況で亡くなった人も多い。
カミサンが気付くのが遅れたなら、気付いても、私の理性が
幻覚に完全に凌駕されていたなら、今ここに私はいない。
本当に危ない状態だったと先生は仰るが、実際は、ピークを
多少とも過ぎた段階で病院へ駆け込んだはずである。
その前夜のピークの時、何がどうなっているのか訳がわからない
家族の恐怖も、ピークであったに違いない。
ともかくも、その訳のわからない状況の中で、カミサンを支えて
いたのは、子供達の、「お父さんを助けてあげて」という
言葉であったらしい。
今、その時とは比べようも無い私の姿に、やたらとくっついて
きたがる子供達の気持も良くわかるような気がする。
ギリギリの所で、家族に守られ、母親に守られ、父親に守られ、
先生や医療スタッフに守られて、今の私がある。
そして、今尚、守られしものとして、存在できている事も
確かなのである。
感謝する事を忘れてはならないが、それ以上に、生かされている
という事をゆめゆめ忘れてはならない。