ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

梅雨明け

2019年07月29日 | ノンジャンル
今年は、梅雨に入ったのか明けたのかがハッキリ
しないままグダグダした日が続いたが、週末の
台風一過で、一気に真夏日となった。

じりじりと焦げる様な強い日差しと、肺に堪える
熱風と湿気。
日本の夏と呼ぶには異常すぎる酷暑がここ何年も
続いている。

今年は短い夏になりそうだが、その分厳しい暑さが
予期される。

季節の移り変わりというのは、節目という意味で
良い転機ともなるだろうが、嫌でもその季節に
あった負の記憶を呼び覚ますという面もある。

自分なりの要注意な季節、変わり目というものを
自覚しておいた方が良い。

理性の下にある無意識層より突き上げてくる、
止むに止まれぬ思いというものが出てきた時に、
それを予期していたのと、していないのとでは
対処に大きな差が出る。

夏真っ盛りはともかく、秋へと向かう時期が、
自身にとっては要注意であろう。

夏の疲れが出やすい時期でもある。

お盆休みは、少しゆっくりしようかと考えている。





染みたもの

2019年07月28日 | ノンジャンル
何年もしていないことでも、身に染みたものは、
消えることはない。
泳ぎや、自転車などはわかりやすい。

ひょんな事でボートに乗ることになった。
学生時代以来だからもう30年以上振りである。
それでもオールを握れば、身体が勝手に動く。

何年も禁煙していた人が、勧められるまま
一服し、気分が悪くなった。

気分が悪くなったので、また吸うことはないと
思っていたら、逆にまた喫煙するように
なってしまったという。

断酒を何年継続していようと、一杯で
元の木阿弥となったことなど、
珍しくもない話である。

無理に消そうとする必要はない。
消えないことを知っていれば
それで良いのである。





興行主

2019年07月23日 | ノンジャンル
全体会議を無事に終えた。

核心をつき、不毛な曖昧さは潰し、現実を直視した
上で、今後の具体的な動きを明確にしていくという
ことは、キッチリできたと思う。

実績が上がっている部門も、下がっている部門も、
ここからまた躍進していこうという起点とできた
ことは幸いである。

と、ここにきて世間を騒がせている件については、
興味もないが、不思議で仕方がない。

会社で言えば、社員が会社外のイベントに参加し、
そのイベントの主催者が反社会的組織であった
という事だ。

その社員が、イベント主催者について何も
知らなかったというなら、訓戒処分程度だろう。

報酬をもらっていたなら、これは副業である。
副業を認める会社も出始めているが、原則は
禁じていることをしたのであるから、
背信行為となり、処分はより重くなる。

更に、初めは無報酬と説明しながら、後に報酬が
あったと判明するなら、処分はより厳しいもの
となる。

会社に対する説明に虚偽があったのであれば、
そもそものイベント主催者の事を、本当に
知らなかったのかの調査が必要となる。

そして、真相を明らかにした上で、最終的な
処分が決定されるのである。

まずは会社に対して謝罪するべきであり、世間的に
知名度が高いのであれば、謝罪会見というのも
理解できる。

しかし、あれは謝罪会見というより、会社を
告発する会見である。

そしてそれを受けて会社側が会見し、処分を
撤回などと、私には訳が分からない。

それは世間を巻き込み、大騒ぎとなっているが、
つまるところ、世間の目は会社に対し批判的で、
社員に対しては同情的でさえある。

穿って見れば、大きな損益を出さないために、
世間の当事者への焦点を会社へすり替えさせる
計算かとも思える。

これをもってしても、いわゆる会社の形態を
取っていてもその本質は、旧態依然とした
興行主と芸人という関係組織であることは
明らかである。

とすれば、主に興行を生業とする反社会的
組織とのつながりが断たれることはないだろう。

そういう特殊な形態の興行組織を、
一般の会社におけるコンプライアンスで計ろう
というのは意味が無いように思う。

我々から見れば、社員の不祥事、或いは
背信行為であり、その真相によって処分を
会社が決定する、ただそれだけのこと
なのである。

会社の決定する処分は、いわゆる社内管轄であり
それが甘いだの、厳しいだのと周りが批判するのは
自由だが、大きなお世話なのである。

まして、その批判によって決定処分を変えるような
ことがあっては、その会社そのものの信用を危うく
することを経営者たるものは自覚しておかねば
ならない。





慧眼

2019年07月21日 | ノンジャンル
いわゆる経験によって養われた洞察力という
ことである。

一事業部を統括する立場であったものが、全事業部を
見通す立場となって、初めての会議を迎える。

さて、他の事業部のことなど、状況については
掌握しつつも、直接進言する立場になかったので
気にもしていなかった。

というか、自身の統括事業部のことで精一杯だった。

今回の会議に際し、詳細を追っていく中で、
それぞれの現状がありありと見えてきた。

社内的に保身を図ろうと信憑性のない数字を
作り上げている部門、経費を削減すればよいの
だろうと、ふてくされたような部門、
利益を上げているのに会社の評価が低いと
批判的な部門。

それらは、いずれもすべて自身が経験してきた
ことである。
よって、その心情はわかるが、わかって
終わりではない。

ひとつひとつ、ネガティブ面を潰し、対策とか
対応ということではなく、将来的希望とする
ポジティブ化こそが必要なのであり、それが
自身の使命でもあると思う。

ともかくも、問題を課題に替え、課題を目標にして
日々の努力を具体化していく。
結果はそこに必然的についてくるものである。

とはいえ、先が思いやられる。
正直、役員を引き受けてしまったことを
後悔し始めている。

だが、信条としては、やらない後悔よりも
やる後悔の方がましと思っている。
同じ後悔なら、やるしかないのである。