ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

One Week

2021年06月29日 | ノンジャンル
断酒の時のような極端な離脱症状はないとは
思っていたが、果たして想像とは違う形で現れた。

つまり、初めて喫煙した時のようなクラクラ感、
吐き気や不快感、鼻腔の焦げ臭い感じに数日
悩まされた。

喫煙欲求については、予想していたほど
強くは無く、我慢を強いる様な事もないが、
やはり習慣的に喫煙していた区切り的な
場面では無意識に吸おうとしている。

そこで、ああ、このタイミングなんだと、
それまでの喫煙の機会習慣を見直している。

意識としては、早く毒素を身体からすべて抜いて、
そこからプラスを感じるというロードマップを
描いていた。

プラスが多くなっていけば、禁煙も断煙となる
だろうとの目論見である。

まず初めの24時間。そして三日と一週間。
これまで、禁煙などする気はさらさら
なかったので、勿論ながら、最長記録であり、
日毎に更新されることになる。

次は一ヶ月、三ヶ月の個人表彰を目指していく。

自分でも少し拍子抜けしてる部分もあるが、
Smoquit Daysは、あまり目新しいネタを提供して
くれるでもなく、積み重ねられていきそうである。





SMOQUIT

2021年06月23日 | ノンジャンル
アルコールを断つという意味で、ALQUITという
タイトルにしたのだが、実は断酒の生活が
落ち着いていった頃、禁煙も一緒にしようかと
思ったことがある。

先生は、あれもこれもと欲張らずに、タバコは
断酒の逃げ道として、断酒自体をまず安定させる
ようにと諭されたのを憶えている。

断酒は16年と、安定していると言って
いいだろうが、禁煙の事はすっかり忘れていた。
というより、せめてタバコくらいはという
思いで、やめる気などさらさらなかったのが
本音だ。

コロナ禍で、自宅以外ではマスクを着用するのが
常態となった日々が一年と半年以上になる。

感染予防の為の換気が重視される中で、
マスク着用は体内換気を妨げる。

そこに、わざわざマスクを外して喫煙し、
再びマスク着用という矛盾。

この矛盾を繰り返す中で、慢性的に体調も
スッキリせず、禁煙に思いが至った。

飲酒歴プラス16年の喫煙歴である。
もう40年になろうか。

さて、いつから始めるか、今あるタバコが
無くなる時か、禁煙外来などで計画的に
進めるべきかなどいろいろ考えたが、
コールドターキーという、思い立った時に即
というのがいい事を思い出した。

手元にあるタバコ、買い置きのタバコ、
それらを無視して、始める方法である。

とりあえず、始めたのが21日の夏至の日。
いわゆる退薬、離脱の症状がどの程度
表れるのかにも興味津々である。

自身の行動の、気分や気持ちの
切り替え点として喫煙するのが常態で
あったので、そこを喫煙以外で
どう対処するのかも思案どころである。

今後、このブログは、ALQUITよりも、
SMOKING QUIT すなわち SMOQUITの
色合いが濃くなるだろうし、その対比も
面白いかもしれない。






確定未来

2021年06月16日 | ノンジャンル
確定は過去であり、未来は未確定である。

日は昇り、沈む。月は満ち欠け、季節は巡る。
これは、ほぼ確定の未来であるが、
絶対的に確定かといえば、そうとは限らない。

だが、唯一確定していることがある。

生まれた以上、死ぬという事である。
ただ、それがいつかはわからない。

そこに今をどう生きるかの醍醐味が
あるのであろう。

明日死ぬとしても、悔いのない生き方。
いや、せめて明後日までは何としても生きねば
という生き方もあろう。

後悔もあれば、心残りも未練もあろう。
それでも、今死ぬ覚悟があるかないか。

そのあたりに、人の品格や透明度というものの
差があるのかもしれない。





夏日

2021年06月03日 | ノンジャンル
梅雨の合間の晴天は、夏日となった。

汗ばむ陽射しに、16年前のその日が
フラッシュバックする。

これはもう、自分ではどうにもならない。
そう覚悟を決めて、クリニックへ足を運んだ。

問診、診察、処置。

処置は過酷だった。筋肉注射2本、点滴、止めの
筋肉注射と処方薬服用。

家内がいなければ、到底家に帰ることは
出来なかったろう。

支えられながら歩いた道を、毎年辿る。
それが、自身の記憶の風化を止める
最大の力となる。

時間と共に色褪せていく記憶もあるが、
この原点たる記憶は、今も色鮮やかに脳裡にある。

記憶の跡をまた確認して、新たな一年を目指す。
それは無論、日日、月月の積み重ねでしかない。

今日一日を、自分らしく生きる。
そこに明日の自分があるのである。