断酒は、お酒を飲むことを諦めたとも言えば、
お酒を飲まない覚悟とも言えば、
お酒の呪縛からの解放とも言える。
それは、それぞれの生き方に関わることなので
諦めであれ、覚悟であれ、解放であれ、より良い
生き方ができるならそれで良い。
ところで、この呪縛からの解放という事に
ついては、禁煙によって今、改めて実感している。
今はコロナ禍で海外はもちろん国内の出張も
少ないが、どこへ行くにしても、まずはタバコの
吸える場所の確認が重要なポイントであった。
特に海外の場合、空港から空港という絶対的な
禁煙タイムがある以上、出発直前、到着直後の
一服の確保が最重要課題だったといってよい。
一昨年だったか、タイに出張の時、往きはこれまでと
変わらなかったのに、帰りにはタイの国際空港自体が
全面禁煙となっていた。
知らずに2時間ほど前にチェックインし、空港内で
ゆっくりしようとターミナルに入った時点で、
その事を知って、茫然自失となった。
出発直前まで喫煙し、6-7時間のフライトを耐えて、
関空で一服というルーティンが根本的に崩れ、
絶望的な思いをした。
今の時代、吸える場所を探すだけでも
一苦労する。
それが余計に、タバコというものに縛られる
一因でもあろう。
いわゆる吸えない状況が、吸いたいを増幅させる。
なんとなく始めた禁煙も、2ヶ月を過ぎると
また吸うのはもったいないという気持ちの方が
強くなる。
何より、これからどこへ行こうと喫煙場所を
探す必要もなければ、それに要する無駄な
時間を費やすこともない。
これは、本当に縛りから解放された思いがする。
ただ、喫煙時にも、ある意味解放感を得た
ことがある。
どの空港でも、喫煙ルームは、それらしい
雰囲気で、吸い終わったらさっさと出たい
場所だが、チューリッヒ空港ではまるで違った。
空港の休憩ラウンジかと見間違うほど広く、
ゆったりとしていて、換気や空調も良く、
非喫煙者も共にそこで寛げる雰囲気である。
長時間のフライトの後、出迎えてくれた
友人と共に一服タイムだったが、心の底から
フッと気が抜けた場所だった。
喫煙者、非喫煙者、どちらがではなく、
それぞれという事を具体化しているのは、
さすがの中立国だと感心したものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b2/9a72059ec46e8ac3398ef24f4ea6b306.jpg)
お酒を飲まない覚悟とも言えば、
お酒の呪縛からの解放とも言える。
それは、それぞれの生き方に関わることなので
諦めであれ、覚悟であれ、解放であれ、より良い
生き方ができるならそれで良い。
ところで、この呪縛からの解放という事に
ついては、禁煙によって今、改めて実感している。
今はコロナ禍で海外はもちろん国内の出張も
少ないが、どこへ行くにしても、まずはタバコの
吸える場所の確認が重要なポイントであった。
特に海外の場合、空港から空港という絶対的な
禁煙タイムがある以上、出発直前、到着直後の
一服の確保が最重要課題だったといってよい。
一昨年だったか、タイに出張の時、往きはこれまでと
変わらなかったのに、帰りにはタイの国際空港自体が
全面禁煙となっていた。
知らずに2時間ほど前にチェックインし、空港内で
ゆっくりしようとターミナルに入った時点で、
その事を知って、茫然自失となった。
出発直前まで喫煙し、6-7時間のフライトを耐えて、
関空で一服というルーティンが根本的に崩れ、
絶望的な思いをした。
今の時代、吸える場所を探すだけでも
一苦労する。
それが余計に、タバコというものに縛られる
一因でもあろう。
いわゆる吸えない状況が、吸いたいを増幅させる。
なんとなく始めた禁煙も、2ヶ月を過ぎると
また吸うのはもったいないという気持ちの方が
強くなる。
何より、これからどこへ行こうと喫煙場所を
探す必要もなければ、それに要する無駄な
時間を費やすこともない。
これは、本当に縛りから解放された思いがする。
ただ、喫煙時にも、ある意味解放感を得た
ことがある。
どの空港でも、喫煙ルームは、それらしい
雰囲気で、吸い終わったらさっさと出たい
場所だが、チューリッヒ空港ではまるで違った。
空港の休憩ラウンジかと見間違うほど広く、
ゆったりとしていて、換気や空調も良く、
非喫煙者も共にそこで寛げる雰囲気である。
長時間のフライトの後、出迎えてくれた
友人と共に一服タイムだったが、心の底から
フッと気が抜けた場所だった。
喫煙者、非喫煙者、どちらがではなく、
それぞれという事を具体化しているのは、
さすがの中立国だと感心したものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b2/9a72059ec46e8ac3398ef24f4ea6b306.jpg)