通院での治療継続の最中、11月の終わり近く
息苦しさと強い倦怠感で動けなくなり、救急車で
搬送された。
肺炎を起こしているとの事で、1週間の入院で落ち着き、
退院して2-3日後、今度は夜中に咳き込み、喀血した。
またもや救急搬送で入院。この時ばかりはあまりの苦しさに
覚悟を決めたほどだった。実際、家族は余命3ヶ月と覚悟を
決めるように言われたらしい。
12月に入り、止血の為のカテーテルでの抗がん剤直接散布、
腫瘍に圧迫されて細くなった血管にカテーテルでステントを
挿入手術と、バタバタした中で大晦日を迎えた。
病院で年越しとは初めての経験だが、自分としては、
このまま死んでいくつもりはない。
どれだけ痛みに耐え、苦しみに耐えなければいけないのかと
自問する日々ではあるが、せめてあともうひと花咲かせたいと
思っている。
という事で、私の新年の指針は、「もうひと花」とする。