ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

事故

2014年06月18日 | ノンジャンル
お客様の接待で、夜の街に出かけた。

もちろん私はお酒は飲めないが、要するに
飲み屋などというのは誰もお酒を飲みに行って
いるわけではない。

きれいな女の子とたわいもないおしゃべりをし、
歌を唄って、明日への活力を得るために外へ
繰り出す。

お茶を飲みながらでも十分楽しめるのである。

と、帰りが遅くなりタクシーを拾った。
信号待ちの時、前に停車しているのもタクシー。

同じ類の人が乗っているんだろうと、なにとはなく
見ていると、バックランプがついた。

シフトをパーキングに替える時には、バックランプが
一瞬つくのだが、ついたままである。
???と思っていると、そのままバックしてきた。

「おいおい、バックしてくるよ!」と運転手に言ったが、
運転手も一瞬意味が分からなかったようで、あわてて
クラクションを鳴らしたときには、ドン!

誰も怪我がなかったから良かったものの、プロが後方を
確認もしないでバックするとはあり得ない。

車線を変更しようと、バックしたらしいが、
いい迷惑である。

おかげで、私とそのタクシーの乗客はそこで降りなければ
ならなくなった。

私の方はもう家に近いところだったのでまだましだが、
相手の乗客は、またタクシーを拾わないといけないようで
焦っていた。

時間も遅いし、なかなか拾うのも難しい場所である。
気の毒ではあったが、こればかりは仕方がない。

まさに油断大敵である。

後方確認せずにバックした運転手は論外だが、
自分の乗っていたタクシーの運転手もプロとしては
油断があったと思う。

気づいてぶつかるまでの時間は2秒ほどだったと思うが、
プロならバックしだした時に、即座にクラクションを
鳴らしつつ、ミラーを見て自車をバックさせるだけの
反射神経が欲しかった、

事実、自車の後ろには車が停まっていなかった。
残念ながら、運転手は年配の方であった。

タクシーの数もさることながら、高齢者のドライバーも
増え続けている。そのあたりもタクシーの事故の多さに
起因しているかもしれないと思った。

ともかくも、油断大敵なのである。




一滴の命

2014年06月17日 | ノンジャンル
昨日は、娘の22回目の誕生日だった。

早いもので、もう来年には大学も卒業となる。

6月生まれの彼女は、私にとっては本当に一粒の
真珠の様な輝きを持っていた。

生まれた直後に、私の腕の中で笑った顔は、
今でも忘れられない。

幼い頃と変わらない笑顔で誕生日を元気に迎えられた
ことは、親としては最も喜ぶべきことだろう。

なにより、多くの可能性に満ちた輝きを、
まぶしく感じる。

同時に、まだまだ負けてたまるかという、
何とかの冷や水にも似た対抗心もなくはない。

たとえ身は枯れても、子供達にはいぶし銀の様な輝きを
見せ続けていきたいものである。

ともかく、誰でもない、ありのままの自分から、
今いる此処から、そして、今からなのである。





レイニーブルー

2014年06月11日 | ノンジャンル
梅雨の季節、べたべた感に憂欝になる季節だが、
出張が多いせいか、あまり気にならなくなっている。

たまのお湿り感で、むしろ心地よい。

そういえば、6月は娘の誕生月。

病院から家へ帰るときも、雨だった。

何となくその頃から、梅雨があまり嫌いではなくなった。

もともとアマガエルが好きで、家で飼っていた
ほどである。

雨の日が特別好きではないが、傘を持ち歩くこと以外は
さほど嫌いでも憂鬱でもなくなった。

カエルと娘を同じにしたら、怒るだろうが、
なんとなく、可愛いと思うのは同じようなものである。

大学最後の年。悔いのないように頑張ってほしい。
いや、頑張らなくてもいいから、できることを
精一杯の年にしてほしい。

オタマジャクシは大きくなればカエル。
カエルは大きくなれば何になるのか。

娘にどやされそうなのでここで止めておく。





再出発

2014年06月03日 | ノンジャンル
今年もまた無事に6月1日を迎えることができた。

1日は日曜日だったので、クリニックへは30日と
2日に行って、自身の原点を改めて確認した。

3の倍数を節目としてこだわってきた自分にとっては、
丸9年というのはそれなりに大きな意味がある。

仕事にせよ、家庭にせよ、自身にせよ、あらゆる環境や
経歴において、9年前と同じくらいの、本当の意味での
再出発の覚悟を決めなければならない節目とも考えている。

ただ、ひとつだけ違うところは、9年前はマイナスからの
再出発だった。

今回は、少なくとも一からの再出発である。

また今から、ここから、自分から、新たな一歩を
踏み出していく。

断酒を始めるのに、けじめはいらない。やめると覚悟した
その時にやめるのである。
そのことを思い起こせば、悔やむべきこともずるずると
引きずることなく、きちんとけじめをつけられる。

今できることを精一杯。そこに後悔がなければ、
なかなかまともな生き方ではないか。

昨日・今日・明日。

昨日はどうであれ、今日を精一杯生きた者に、
明日は輝く。

また、空へ向かう。