ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

9月議会答弁

2014年11月23日 | 議会

9月議会一般質問のテープを文字化したものです。

 

広瀬:次に、要旨2.社会福祉法人監査結果についてお伺いいたします。細目1.公表時期ですね。平成24年度の社会福祉法人監査が、確か26年、今年の5月30日に公開されたと思うんですけども。本来であればもっと早い時期に可能ではないかと思うんです。というのは近隣市ではもっと早い時期に公表されておりますので、遅れた理由をお示しください。

 部長:はい。只今、監査結果の報告についてのお尋ねだったかと思います。監査結果については公表いたしておりません。

 広瀬:浦安市は5月30日にホームページで出していませんか?

 部長:はい。それは財務諸表について公表させていただきました。

広瀬:はい。すみません、厳密な言葉を使いませんで。その件でお伺いしております。遅れた理由をお示しください。

部長:はい。当初から平成24年度分につきましては監査が終わってから公表するという予定でしたので、遅れたという認識はございません。

広瀬:遅れた認識はないと。それでは監査に関連してお伺いいたします。監査は県から市に移譲になったと思うんですけども、どなたが監査に入ったんでしょうか?教えてください。

 部長:監査所轄庁である市長、まあ市でやるものですので、市が監査を実施しました。ただ専門的な分野にわたりますので、公認会計士の先生に立会い、あとは指導をお願いしたといったところです。

 広瀬:これは一般論にもなるんですけども、監査するのが市であったと、というのは市が補助金とか委託金とか出している団体さんでもあるわけですよね。そこに出している主体の人が監査に入るというね、これって、公平性っていうのはどこまで担保されるのか、ということについての市の見解をお示しください。

 部長:そのために公認会計士の先生に立ち会い、あと指導をお願いしたということです。当然、公認会計士の職務として、公正、あとは専門的な見地から監査を頂いておりますので、まったく問題ないというふうに考えております

広瀬:公認会計士は市と関わりのない公認会計士をお連れした、同行していただいたものなんですか?

部長:市の業務には携わってない方をお願いいたしております。

広瀬:それはどういう形で選定して、何人を選んでるんでしょうか?人数。

部長:はい。この社会福祉法人等にある程度精通していないと、会計が一般の企業と違いますので、その点を分かっている方を推薦していただいて・・・。やっていただいた方は一人です。法人自体が全部で4法人しかありませんので、一人で充分だというふうに考えてます。

広瀬:はい。わかりました。この監査に関して市がホームページで書いてあることについて関連してお伺いいたします。市のホームページで「決算資料の内容についての質問などは各位社会福祉法人に直接お問い合わせください」、という風に書いてあるんですけども、市が責任を持って監査、ましてや、そういう専門家もいれて監査を行ったのであれば、まず第一義的には質問、決算資料の内容についてですよ、市が公表しているものですよ、について質問などは各社会福祉法人に振るのではなくて、市が応えるのが筋ではないかと思うんですけども、いかがでしょうか?

部長:はい。第一義的には社会福祉法人だろうと考えておりますけども、市も責任を持って公表しているということですので・・・どこまで諸表上のものなり、あとはいろんなことがありますから、状況によってはかなり時間を頂き、法人にも問い合わせ等を必要となりますけども、市としても対応はしていきたいというふうに考えています。

広瀬:市も対応していただけけると、第一義的には該当社会福祉法人という認識ですか?いま、そのように答弁していましたけど。

部長:はい。一義的には法人、法人の財務諸表ですので、法人が一義的には説明責任があるというふうに考えています。

広瀬:もし法人が答えていただけない、あるいは会っていただけない場合は、市が責任を持って説明していただけるというふうに解釈してよろしいですか?

部長:はい。社会法人のこの財務諸表の閲覧ができるように、これはあの事務所等に揃えておかなければなりませんので。ただ、その、聞かれ方によって時間がかかる、あとは社会法人の整理士なり、公認会計士を頼まれてますので、その先生に聞かないとわからない事も当然あると思いますので、それはケースバイケースになろうかと思います。

広瀬:社会福祉法人が適切な対応をしてくれない場合は、市がちゃんと対応してくれると理解してよろしいわけですね。

部長:社会福祉法人は適切には対応しなければならないものになってますので、その適切、あとは対応というのが、広瀬議員が期待されている部分と、一般常識と、一般人が期待されているものと、どの程度乖離があるかわかりませんけども、通常は社会福祉法人が説明するということになっています。

広瀬:私がなんでここらへんをしつこく聞くかというと、以前、県が管轄だったときに、県に同じことを言われたことがあるんですよ。県の職員に説明を求めたならば直接社会福祉法人に聞いてくださいと。ただ、社会福祉法人の事が非常に初歩的なことすら答えていただけなかったというね。そういう苦い経験があるもので、最終的には市がホームページで、ここまで言っているから、市に説明を求められるということをここで確認させてください。

部長:初歩的なことであれば対応できると思います。

※何で「初歩的なことであれば」と限定をするのでしょうか。公認会計士までつけて市は監査しているのに、これでは何の為に専門家をつけているのかわからないです。

広瀬:はい、わかりました。では、最悪の場合は市を頼りにしたいと思います。

   細目2.監査の指摘事項。あの24年度に関してです。どのような指摘事項がなされていたか説明してください。

部長:いずれの社会福祉法人につきましても、事業につきましては適切に実施されており、特に法人の運営等に問題を有する指摘事項はございませんでした。ただ、事務的な部分での改善が必要な事項については、指摘をさせていただいたところです。

広瀬:この監査に関連して、さらにもう一点お伺いいたしますけれども、指定管理者、社会福祉法人であり、さらに指定管理者になっているところが、25年度の決算報告を議会の図書室に提出していただくのを、本来であれば6月の初めにはならなければならない物がなくて、7月になって出てきたという事例がありましたけども、これは理由は何があったんでしょうか?わかる範囲でお答えください。

部長:ちょっと、申し訳ございません。把握してございません。

広瀬:把握してないですか。課長さんから報告上がってないわけですね?

部長:今回の一般質問の質問される内容としては聞いておりません。普段の業務であったかどうかは記憶ありません。

 ※「一般質問をする内容としては聞いてない」との答弁ですが、そんなことに拘る必要が何処にあるのでしょうか。私の質問の意味が理解できないのであれば致し方ありませんが、この答弁からすると私の質問の意味は理解できていたように思います。でも、通告がないから答えないという意味のようです。

広瀬:関連という形でお願いしたんですけども、今の答弁はちょっと全く理解しかねる答弁なんですけども。何が何でも通告しないと答えないというね。そうすると、一問一答の意味というのが、非常になくなってしまう。細目というのは、細目の細目まで通告というのは不可能な話ですので、ですから先ほどから関連という形で質問したわけでございます。細目の細目までというのはあり得ないんですよ。というのは細目に対する、さらに質問をするには、細目に対する答弁を頂いとかないとさらに追及はできませんので、ですから1問目の細目までは通告する、これは当たり前。それ以上の細目は、さらに細目はできなるはずがない、それは私がいま申し上げているだけです。

※一問一答の意味が理解できていないように思います。


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