爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

15-10-16 枯葉釣法アユ編・2

2015年10月16日 | 枯葉釣法

<枯葉釣法に特化した道具立て>

竿:  8mが最も使いやすい。  20㎝前後の数釣りに適した自重190g程度と24㎝ぐらいまでなら引き抜きができる自重200g程度のものを2本揃えたい。  殆どの場合オトリの泳力に頼る釣りだけに感度の良否を含め高性能竿は全く必要としない。  メーカーに拘らなければ何れも実売価格10万以下で入手できるのが年金生活者には何よりもありがたい訳で・・・。

ライン:  水中イトに高価なメタルや複合は必要とせず、フロロ0.15~0.3を各サイズ揃える。  何しろ1仕掛けが120~130円で済むだけにどんどん張り替えることができるのが魅力。  なお空中イトにはPE0.3、中ハリスにはフロロ0.6~0.8を使用すること。

ハナカン:  ワンタッチのボックス入りの徳用品、5.5、6、6.5号の3サイズがあれば16~24センチまでの対応ができる。

目印:  水切れがよく適度の締まりがあるもの。  見栄を張らずにでっかく着けて加齢黄班変性でも見失わない目印にすること。  オーナーのスプール巻プロ目印(黄緑、白、桃色など)が使いやすい。

鈎:  軽さ優先で3本イカリを推奨する。  大会出場などがない限り鈎の形状を云々する必要はなく注意すべきは鈎先の傷みだけ。  オラはここ数年D社フックKの6、6.5、7号だけで1シーズンを過ごしている。

サカサ鈎:  衰えた視力でも視認性のいい商品、G社の白色のものが使いやすい。

背鈎:  殆ど使用する場面はないはずだが、着脱容易なものを準備しておくに越したことはない。

とまぁこんな感じで道具を揃える訳だが、次回からは実釣イメージトレーニング。
よれよれの爺つぁまアユ師が、一般アユ師に負けない釣果を上げるための思索とは、明日のココロってかぁ・・・?    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-15 枯葉釣法アユ編・1

2015年10月15日 | 枯葉釣法

オラの体力ではもう激しい流れの渡渉も、ガンガン瀬の立ち込みも、荒瀬からの引き抜きももはや無理となった。
若かりし頃にはこれぞアユ釣りとばかりに真っ先に向かった奔流も、足場の悪い岩盤の大アユポイントも諦めざるを得なくなったのである。
後期高齢者と呼ばれる日も目の前に迫っている昨今は、岸辺や浅場の安全ポイントに特化した釣りに完全切り替えを図っているオラなのである。

さてアユ師なら誰しもが狙いたいA級ポイントをきっぱり捨てたオラ、それでも以前と変わらぬだけの釣果はキープできている。
それはB,C級ポイント或はオラ自身がそれまでは全く見向きもしなかったスポットばかりを探っているうちに、実はそれこそが宝の山であったと言う場面に何度も遭遇するからなのである。
特にこの夏のように渇水傾向が続いた時、遡上量が少ない時、特定の河川に釣り人が集中する時、或は土用隠れと言われる時期ほど冴え渡る爺つぁま釣法の全て、オラと同じ悩みを抱くご同輩の参考になればと、次回から小出しに語っていこうかと思う次第。
先ずは道具立てからのお話し・・・それは明日のココロだぁ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-14 季節は進み

2015年10月14日 | ウダウダ日記

アユ竿を置いて1ヶ月、紅葉前線は平地に降りてきた。
カキの実が色付き、黄金成す稲田は綺麗に刈り取られた。
上空は強い風、雲の流れは速く、晴れ間と冷たい雨が交互にやってくる不安定な空模様。
雲の切れ目から覗く岩手山は、6合目付近まで雪化粧。
外輪山鬼ヶ城から裏岩手連峰に続く尾根筋にも積雪。
岩洞湖を擁する市内薮川ではこの秋初めての氷点下。
本格的冬の到来間近のEHATOVの郷、高空を渡り鳥の一群が南下して行った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-13 枯葉釣法ヤマメ編・5

2015年10月13日 | 枯葉釣法



さてヤマメの浮子釣りは使用するロッドが短いものであっても、長尺ロッドのゼロ釣法をはるかにしのぐ範囲をカバーできることから、足腰に衰えが来ている熟年釣り師にとっては、危険を伴う流れへの立ち込みがかなり軽減される願ってもない釣法であることは先刻承知済み。
加えて今回は、浮子釣り同様に広範囲を攻めることができる毛鉤の流し釣りについての考察である。

<盛岡毛鉤の流し釣り>

  • 使用ロッド: 浮子釣りと同じもの、5.4~6mのハエ竿硬調。
  • ライン: 0.8~1.0号ナイロン、流し浮子はロッド全長より若干短めに取り付け。  毛鉤数は浮子上40センチ間隔で4、浮子下50センチほどに1が標準。
  • 毛鉤: 盛岡毛鉤、季節によりサイズと色彩に変化を与えるもあまり重要ではない。  毛鉤巻きは意外に簡単なので衰えの来ている指先のリハビリを兼ねての自作を薦めたい。
  • 流し浮子: 市販のものでいいが自作も楽しい。 

釣り方は全く簡単で、流れと直角に対峙し浮子の重さを利用し、回し振りで少し上流目に打ち込む。
狙いのスポットはアユの泳がせ釣りとほぼ同じで流れの変化、そこを確実に毛鉤が通過することを意識する。
下流に向かって竿先主導で扇状に流すが、シモ45度付近で浮子下の毛鉤が一瞬向きを変える時に食いアタリが出る場合が多い。

以下、毛鉤釣りならでの特記事項を幾つかを羅列。
殆ど流れのないトロ場などでは、竿先を意識的に微振動を加えながら引いてヤマメを誘う場合がある。
無風状態よりもさざ波が立つ程度の風があった方がヤマメの食いは良い。
浮子釣りや脈釣りでは狙いきれない超浅場、対岸の樹木の下、増水後の沈みゴミの多いポイントも釣りになる。
手元には頻繁に明確な魚信があるが、当初はそのうちの2割を獲ることを目標にしたい。 
魚信が来る前の水面下の毛鉤を銜える直前、反転するキラリ一閃を捉えてのアワセが理想。
擬餌鈎だけに掛け損じやバラシがあるとそのスポットのヤマメからは見切られることが多く、同じ場所に粘らずに次のスポットに移動すること。
仕掛け振り込み時は頭上や背後の障害物に注意。

時として大釣りになる春のヤマメ・ヒカリ釣り。
曳き舟は常に携行し釣果は一旦キープした後、持ち帰りは最小限にとどめ極力リリースを心がけたい。
と言ったところで、次回からは枯葉釣法アユ編である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-12 枯葉釣法ヤマメ編・4

2015年10月12日 | 枯葉釣法

さて浮子釣りの何たるかがある程度イメージ出来たところで、メリットばかりではなく、どうしても逃れられないデメリットをまとめてみる。

<デメリット>

  • 浮子下調整ができない: ゼロに比べると広い範囲をカバーできるものの、予め想定した水深で浮子を固定するため、流す途中での水深変化に対応した細かい底どり操作ができない。  
  • 気になるほどではないがゼロよりは多い仕掛け絡み: 竿の調子、仕掛け類の形状や重さ、振り込みスタイルの個人差などによるので、慣れによって克服するしかない。
  • 浮子の自作: 市販品は殆どないものと思った方がよく、タラの芯や発泡プラスチックなどで自作する必要がある。

しかし枯葉軍団(熟年釣り師)にとっての浮子釣りには、上記を補って余りある多くのメリットがあることはご承知いただけたと思われる。
体力気力の衰えから往年の釣果を叩き出すことが難しくなっているご同輩には、ぜひ一度試していただきたい釣法であることを重ねて申し上げる次第である。
と言ったところで、ヤマメ浮子釣りの薦めは一旦終了。
次回は同じ竿を使って盛岡毛鉤の釣り、即ち流し毛鉤釣法のキモのひとくさりは・・・明日のココロだぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-11 枯葉釣法ヤマメ編・3

2015年10月11日 | 枯葉釣法

<実釣>

さて浮子釣りの道具立てがしっかり整ったところで、我ら枯葉軍団の実釣に適する河川の選択が必要。
幸い北東北には里川とも呼ばれる中小の優しい流れをみつけることは容易である。
潮騒の聞こえる最下流部にあってもヤマメ・ヒカリのポイントは豊富に存在する。
雪融けの季節、一斉に降海が始まるサクラマスの幼魚(ヒカリ)に焦点を絞るのもことのほか楽しい。


場所選び: 先ずはアプローチに難儀することなく、河原の移動が楽で頭上に障害物のない場所を選ぶ。
解禁初期には淵や深トロ、水温む中盤以降はトロ尻やザラ瀬と瀬脇、チャラ瀬など、初夏の頃には比較的流勢のある瀬などが存在する場所。

振込み: 柔らかい竿に慣れるまでは、浮子やオモリ部分への仕掛け絡みがあるが次第に馴染んでくる。
何度かの釣行を経て狙いのスポットへ思い通りの振り込みができるようになることが、浮子釣りにおける竿操作のキモである。

仕掛け: 仕掛け全長はサカナが手元でキャッチできる長さ、竿の調子にもよるがオモリ位置まで竿の長さよりも数10センチ短くする場合が多い。
浮子下は狙いの水深の1.1~1.5倍程度とし、オモリがコンコンと底石に触れて流れ、同時にエサが自然に踊ることをイメージする。
浮子は視認できる最小、オモリは振り込みが容易で底がとれる最小、浮子の残浮力はギリギリとする。
ポイントを移動するごとに浮子下の調整も必要だったりすることが、慣れるまでは煩わしいかもしれない。

流し方: 熟年釣り師に浮子釣りを薦める最大の理由は優しい竿操作にある。
春先に吹く空っ風や沿岸特有の吹き上げの風に惑わされることもなく、浮子に現れる明確な魚信だけを待つことができるのだ。
ゼロ釣法における釣り人の手にあたる部分が、浮子釣りにおける視認性の良い浮子にあたる。
即ち浮子釣りでは、表層を流れる浮子を基点にした一種のナチュラルドリフトが自動的に行われている。
一朝一夕には習得できない竿操作によって、底波を捉えたりエサの自然な流れを演出したりする動作の殆どは不要になる。
表層流に乗って浮子先行で流れる仕掛けに集中し、余計なことは考えずにイメージを膨らませることができるのがこの釣りの魅力なのだ。

アタリ: 根掛かりとは明確に区別できるククッと抑え込むような食いアタリを捉えることができる。
浮子下が長い割には浅チャラなどでも意外なほど根掛かりはなく、浮子が止まれば殆どはサカナが食っている。

と言う訳で、これまでド素人の釣りと下げ済まれがちだったヤマメの浮子釣りが、実は最新釣法には敵わぬまでもある程度は理にかなった釣法であったことが理解できたところで、次回まだまだあるメリットについてのお話しは・・・、明日のココロだぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-10 枯葉釣法ヤマメ編・2

2015年10月10日 | 枯葉釣法

<1・道具立て>

竿:
 浮子釣りの性格上、感度など各性能の良し悪しは関係なく、ひたすら軽くて操作性の良いものを選ぶことに尽きる。
オラは6.0mのハエ竿(硬調)を使っているが、中小型ヤマメの数釣りを目的にする限り、パワー不足による不安は感じたことがない。
北東北の本流では滅多にないことだが、手に負えないほどの良型に翻弄された場合には、迷わずハリスを切らせて竿の破損を回避することをお勧めしたい。(かつて秋田某河川で、時間はかかったものの40センチ超の野生化したニジマスを寄せ獲りしているので、結構潜在パワーはありそう)
S社製品を例にとると、6mで86gの軽さが、実質1万3千円程度と極めて廉価であることが何よりもうれしい。
尚、このハエ竿は後日紹介する流し毛鉤釣りにもそのまま使用できる。

ライン:
 競技の場でない限り、浮子釣りにおいてはあまり繊細なラインは必要としない。
フロロライン0.25~0.3号を竿全長より0.8~1m程度短くし後述の中ハリスを結ぶ。

浮子: 市販品のうちで使用できそうなものを探すが、この用途に見合ったものはなかなか見つからない。
オラは試行錯誤しながらも殆ど自作している。(岩手県宮古市石垣釣具店では店主の制作したものを通販している)

オモリ: 一般的なガンダマB~5号を各サイズ揃えておきたい。
ゴム貼りなど高価なものは必要ないと思われる。
オモリを噛ませるための中ハリス部分0.8号4センチ程度を設け、その両端の8の字結びこぶに水中イトとハリスを結ぶ。
この中ハリス部分は、振り込み時の仕掛け絡みを軽減する意味でも必要である。

鈎: 3~4号ヤマメ鈎に0.2~0.25フロロハリスを25~30センチ、中ハリスの結びこぶへチチワで結ぶ。
ハリスは実釣の中で、その日の最適な長さを決めるようにする。

エサ: 市販の各種渓流用エサでもいいが、面倒でも季節の推移に合ったカワムシを採取するのがいい。
オラは初期にイタドリかキンパク、中期にピンチョロ、後半はクロカワムシを多用する。 

以上が大まかな道具立てになるが、ほかに鈎ハズシ、カッター、ガンダマはずし、渓流ダモ、曳き舟は必携。
さて浮子釣りのための各種アイテムが揃ったところで、いよいよ実釣。
解禁まで5ヶ月を切った北東北の渓流、そのイメージトレーニングは・・・明日のココロだぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-09 枯葉釣法ヤマメ編・1

2015年10月09日 | 枯葉釣法

枯葉釣法ヤマメ編・1

北東北の渓流は3~4月にかけて次々に解禁される。
北国アユ師にとってアユが始まるまでの4ヶ月間、その年の天然アユの遡上量や成育状況、ポイントの状況確認も兼ねてのヤマメ・ヒカリ釣りを欠かすことはできない。
近年は長尺軽量ロッドによるゼロ釣法が全盛の時代。
しかし、この釣りに精通したトーナメンター級なら造作もないことが熟年釣り師にとってはことのほか難しく、実釣の場面ではなかなか教科書通りには出来ないのである。
それは千変万化の自然環境の中での長尺ロッドの取り回しの難しさにあると思われる。
春先特有の風の中でロッドに受ける風圧に耐えながらヤマメが定位する筋を狙う難しさ、底波を捉えることの難しさ、釣る度に手間取る小鈎はずし、何れも爺つぁまたちにとってはストレスを溜め込むだけで苦痛以外の何ものでもない。
そこでオラは、上記の苦痛を一気に解消すべく一旦ゼロ釣法から離れて、「短竿浮子釣り」別称「枯葉釣法」に移行することを推奨するものである。
「ヤマメの浮子釣り」、それは我ら熟年世代がまだ現役の時代には、「脈釣り」と呼ばれるゼロ釣法の叩き台になったものと双璧を成す標準釣法であった。
昔懐かしいその浮子釣りを近年発展目覚ましい各種素材で武装した時には、最新ゼロ釣法には敵わないまでも、体力気力の衰え著しい爺つぁまたちにとって必ずや納得のゆく結果が得られるはずである。
さてその道具立てについてのお話しは、・・・明日のココロだぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-08 枯葉釣法

2015年10月08日 | 枯葉釣法

 

既に脳裏から消えたはずのアユが、昨日の川見が原因で再びオラの頭の中を勢い良く泳ぎ始めた。
そこで今季渇水が続いた中でのアユ釣りをもう一度振り返りながら、意外なほどの好釣果を叩き出した我が「枯葉釣法」の解説も挟みつつ、じっくりと検証してみたいと思う次第である。
昔と違って数釣りができなくなったと悩むご同輩アユ師の参考になることを願って、8か月先の来シーズンに向けて、幾つかのキモとなる事柄をまとめてみることにした訳である。
ここからは、あくまでも体力に不安を感じているお年寄り向けの内容であることをお断りしたい。
アユを語る前に、先ずは何かと共通点の多い「ヤマメ釣り編」から・・・のお話しは明日のココロだぁ。

尚、「枯葉釣法」とは、熟年運転者に義務付けられている例のオレンジ色のワッペンに因んだもの。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-07 寂しい光景

2015年10月07日 | ウダウダ日記



太平洋上を北上する台風の影響なのか、この時期珍しい東寄りの冷たい強風。
陽射しはあっても足元からの冷え込みがきつく、予定していた近場の山歩きは中止。
岩手山山頂に次々に湧きあがる雪雲がいつもとは逆方向に高速で流れる。
その切れ目からはこの秋何度目かの積雪も確認できた。
そんな中、とあるアユ放流河川を覗き見る機会があった。
ハミ跡が消えて久しい流れの中に、上流を向いたままヨレながら流れ下る魚影、その動きはまさしくアユのものであった。
北東北のダム湖上流の川だけに、継代本能はあっても孵った仔魚が来春の遡上に貢献できないことは容易に想像でき、余計に寂しい光景ではあった訳で・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-06 西和賀

2015年10月06日 | ヘラブナ釣り

錦秋と呼ぶにはいささか早い今日現在の西和賀である。
昨今の釣況が解らない廻戸沼、10:00現在はオラ一人の貸切。
先ずは沼周辺の雑木林を歩いてキノコを探すも、数株の朽ちかけたナラタケを見つけただけだった。
何やら賑やかな鳴き声、快晴微風のはるか高空をガンらしき大編隊が南下して行った。

さて8尺浅ダナ両ダンゴのヘラ釣り。
貸切だけに餌打ち10分ほどでヘラの寄りを確信。
やがて本日の1枚目、9寸の銀白色が秋の陽射しを浴びた。
しかしその後はスレとカラツンの嵐で、カウンターはなかなか回らない。
手水を打ってみたり逆にボソっ気をだしてみたりのエサ調整。
ハリス長を弄ってみたり、アワセのタイミングを変えてみたりするも、最後はいつものようにパニック状態に陥った。
実釣4時間、訳が分からない中での20枚は、いいのか悪いのか・・・。
オラにとってのヘラブナは他の釣魚に比べてあまりに難解な訳で・・・。
水中がイメージできないまま14:00とうとうギブアップ。
今日もまた爽快感を味わえぬまま、釣り座を畳んだオラであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-05 ハクチョウ飛来

2015年10月05日 | ウダウダ日記



このところ清々しい秋晴れの日がない。
雨こそ降りはしないが日中はずっと曇り空で肌寒い。
岩手山山頂も一日中雲の中。
この日、とうとうEHATOVの郷にハクチョウが飛来したと言う。
冬を連想させる現象は、何もかもが早い訪れを示しているようだ。

ヘラは秋の荒食いで、万年初心者のオラにもそれなりに釣れる時期だとか。
何処かへ出かけるつもりで道具を積み込んではみたが、どうにも気分が乗らず取りやめ。
アユが終わってからはオラの行動範囲が狭まり、ハイブリッド車の燃料計は先月中旬から満タンのまま。
バッテリー充電を兼ねて、明日は何処かへ・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-04 ストーブ点火

2015年10月04日 | ウダウダ日記

裏の樹木を伝うホンドリスを見かけることが多くなった。
冬に備えての食料集め(貯食)の行動らしい。
数日前の岩手山初冠雪はその日のうちに消えたが、今朝方は再び白いものが見えたと女房が言った。
先日は渡り鳥らしき一群が南下する光景も見られた。
虫が捕り難くなった野鳥たちが、ヒマワリの種の餌場に集まるようになってきた。

良く晴れていても気温は上がらず、日陰に入ると肌寒さはひとしお。
とうとう我慢できずに、反射ストーブに火が入った我が家なのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-03 嵐のあと

2015年10月03日 | ウダウダ日記



北日本は未だ爆弾低気圧の影響下。
雲の流れは速く時に強風が吹き、雷鳴も聞こえて突然降り出す強い雨。
クリがパラパラとこぼれ、リンゴが数個落ちた。
そんな不安定な空模様は一日中続いた。

アカトンボを捕りたいと朝からやって来ていた孫たちも、部屋に籠ってゲーム三昧。
椅子でうたた寝するオラを起こして、2階の空き部屋で布団を敷いてマット運動・・・。
いつものように嵐のような遊びのフルコース。
午後4時、意気揚々と引き揚げていく彼らを見送った後に残るのは、散らかしっぱなしの部屋と疲れ果てた爺婆の姿だけ。
その台風のような彼らが、次の連休には再び襲来すると言う。
今度こそはアウトドア・・・、とは思っているのだが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15-10-02 持久走

2015年10月02日 | ウダウダ日記



強風は残るものの、明け方まで降り続いた雨は小康状態。
北東北河川は軒並みの大増水となっている。
中上流部に残っていたアユの殆どが、産卵場へと落ちるにはいい雨だった。
この後は簗、網、ガラ掛けから逃れた野アユたちが、無事世代交代ができることを願うのみ。

大風吹く中、孫たちの学校の持久走大会は予定通り行われると言う。
防寒着を着込み鼻水をすすりながら爺婆は応援に・・・。
このコンディションでは高学年ならまだしも、小さい子たちにはかわいそう過ぎる。
そんな中にあって、一生懸命に頑張る子供たちのけなげな姿。
爺婆の涙腺は終始緩みっぱなしであった訳で・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする