南畑池09:00、偶然にも釣友Y氏も同時到着。
薄雲を透して温かい陽射し、もうヘラ釣りに防寒着の必要はなさそう。
ここはやっぱり風の台地、時折南寄りの強い風が正面から吹き付け、相変わらず釣り難そう。
オラは10尺両ダンゴの底、氏は同じく10尺両ダンゴで宙。
エサ打ち30分、初め煩かったジャミが鳴りを潜めた瞬間、最初の1枚は7寸クラス。
そしてもう1枚追加するも、その後はアタリが遠ざかってしまう。
思い出した頃にポツンとくるだけで、地合ができる雰囲気はない。
1セット目のエサが尽きるまでに、6寸~1尺と不揃いながらも、なんとかツ抜けは達成。
丁度正午のチャイムが聞こえてきたところなので、ここで竿仕舞いとした。
そろそろワラビが出ているかと近くの草地を歩くも、期待に反し殆んど発生していない。
あと1週間経ったら、また来てみようかと・・・。
今季2度目の稗貫川は、前回来た時とは見違えるような変貌ぶり。
ヒカリを求めて毛鉤を振った4/22は、あまりの渋さに今年はもうダメなのかも知れないと思った。
水田に水が引かれて川は平水に戻り、充分に水温が上がってヤマメは高活性。
本日入川したポイントからは8~9寸クラスが出ることはなかったが、飽食してまるまると肥えた7寸クラスが気分良く軟調竿を絞ったのであった。
(以下釣行記へ)
快晴微風、外に出て少し動いただけで汗ばむ陽気である。
やっと田起こしが終わって裏の田圃に水が張られた。
水面を渡る薫風とカエルの鳴き声、周辺は俄かに初夏の様相を呈し始めた。
オラは袖をまくって腕に擦り傷を作りながら、蕾が膨らんできたフジ蔓の整枝を行う。
内陸は23℃前後となったが、太平洋沿岸部は冷たい海風が入って気温は上がらなかった。
これからはこの冷たい北東風(ヤマセ)の季節、太平洋側河川の遡上アユはどうなっているのやら。
それよりも心配なのは、未だにしっかりした確認ができていない米代水系。
この夏、北のアユはいったい・・・・・。
良く晴れて気温も上がり、絶好の釣り日和のはずだった。
R106沿いのとある場所でピンチョロを採取して、小本川で残りヒカリを爆釣、その後は余裕で山菜採りをするはずだった。
しかし、頼みのピンチョロは全く捕れず、小本川でもエサ捕りには苦労させられるし、寒いし、挙句の果てには突然の雷雨に見舞われて、山菜採りどころではなく慌てて撤収する破目になった。
どうもこのところお天気には全く恵まれないオラである。
さて、とんだ見込み違いだったヒカリも終わったし、アユまでの間何をしたら・・・。
(以下釣行記へ)
家の裏に1本植えてあるコシアブラ、まだまだだと思っているうちに旬が過ぎてしまった。
遅れていた季節が、ここのところの温かさで急速に進んでしまったらしい。
春の山菜採りはあまり得意ではないオラだが、のんびりしていると時期を逃してしまいそう。
明日もいい天気らしいし、ヤマメ釣りと山菜採りの二本立てで出かけてみるか・・・。
予報に違わず午後にはシトシト降りの雨になった。
乾燥気味だったこの周辺には、いい湿りになったはずだ。
気温は高めに推移してあまり寒さは感じないが、この時期にはやはり昨日のような晴天が似合う。
このところの温かさで奥羽山系の雪融けは加速して、雪ソロがピークを迎えている。
山にはまだまだたっぷりの残雪、日本海側の雪シロは例年になく長引き、収束は6月に入るのか。
米代河口部からはポツポツとアユ天然遡上の頼りがあるも、本格化するのはもう少し先のこと。
遅れに遅れた昨年をさらに下回る酷い状況ではある。
一方、太平洋側北上高地からは早々に雪が消えただけに、昨年同様の遡上を期待したいところだ。
残雪の岩手山を間近に仰ぐ山麓に、遅れてやってきた春を探すドライブ。
甲高くウグイスの声、飛び交うイワツバメ、雪融けの湧水・・・。
湿地を埋めるミズバショウ、牧草地の畔を飾るタンポポ、木立越しの陽射しを浴びてニリンソウの群落。
山全体が芽吹き始めて薄緑が広がる中に、点在するエゾオオヤマザクラは濃いピンクのアクセント。
しかし今満開のはずのソメイヨシノは、何処へ行っても花着きが悪く例年の華やかさはない。
一説には野鳥の食害だと言うが、どうもそれだけではなさそうだ。
小岩井の一本桜は未だ開花していないが、果たして見事に花を着けるのだろうか。
標高800m網張温泉、渡る風にもう寒さを感じることはない。
道理で雫石は25℃を超える夏日になったらしい。
残雪豊富な烏帽子岳を望む露天風呂に浸かり、暫しまどろむオラ。
あまりにゆっくり温まり過ぎたか、帰り道はともすれば居眠りがでそうないい気持ち。
嗚呼、いい一日だった・・・。
晴天微風、気温は20℃を超えて、やっと5月らしい気候になった。
近くのソメイヨシノは満開になったらしいが、花着きがまばらで例年になくみすぼらしい。
この周辺では滅多に姿を見せてくれないメジロやキビタキが花の間に見え隠れしている。
近郊の山道をドライブしてみたが、明らかに緑が増えて今日一日で景色が一変した。
田圃道を軽トラが忙しく走り回り、トラクターが軽快なエンジン音を響かせている。
夕陽が奥羽の山陰に沈む頃、昨日までの寒さではなく爽やかさを感じさせる風が頬を撫ぜた。
ニリンソウ
「立夏」が過ぎたEHATOVの郷は時ならぬ氷点下。
先日の雨が残した水溜りには薄氷、未だ水を引き込んでいない裏の田圃は真っ白に降霜。
2日前に裏の菜園に植え付けたトマト苗が霜害でしおれた。
もうじき開花を迎える近隣リンゴ農家にも、少なからず被害が及んだのではないだろうか。
しかし日中の気温はぐんぐん上昇して昼夜の寒暖差が18度にも達した。
秀峰岩手山頂の新雪も融け出して、この春何度目かの鷲の雪形が羽ばたいた。
殆んど葉桜になってしまったエゾオオヤマザクラ、残りの花びらが5月の風に舞って玄関に侵入。
開花から長い間花を楽しませてくれたチューリップなど春咲き球根も、やっと形が崩れ始めた。
セピア色に地肌が透けていた里山も、膨らんだ木々の新芽の薄緑やオレンジ色を広げている。
奥羽山系に源を発する河川はことごとく雪シロ真っ盛りで、5月一杯は続きそう。
北東北のアユ河川は、未だに天然遡上の確認ができてはいない。
昨年よりもさらに遅れるとすれば、もはや最上流部での釣りは不可能となろう。
この夏の楽しみは、放流河川に頼ることになるのだろうか・・・。
合宿3日目は遅めの起床。
遠く近くアカゲラのドラミング、木立をかいくぐってヤマガラのさえずり。
昨日からの雨は小康状態となるも、冷たく湿った空気と濁りはないが少し水位が上がった猿ヶ石川の流れが目に入るや、3日目の釣りへの意欲がたちまち萎む我らであった。
3日目の釣行は諦め、朝食後はそのまま解散と言うことになった。
帰り道のオラは、乗っ込み真っ盛りの田瀬湖を経由することに。
白土地区、道路から見下ろすワンド奥からは夥しい水音、岸辺のヤナギが激しく揺れる。
対岸には数人のヘラ師の姿。
ヘラ道具は積んできたものの、シトシト続く小雨の中で釣り座を構える根性もなく、オラは暫し眺めるだけで次のポイントへ。
横峯地区は釣り公園下のアプローチが楽なポイント、ワンド内では遠く近く幾つものモジリが見られ、間もなく始まるであろうハタキを待つ釣り人が数人小雨の中に待機していた。
しかしオラはここでも釣り台を出す勇気が湧かず、釣行は次回の楽しみに取っておくこととした。
柏木平の山あいに佇むコテージ村、賑やかな小鳥の声で目覚める。
無風高曇りの穏やかな朝である。
しかし天気予報は午後からの天候急変を告げている。
08:30、今日もまた不調真っ只中の気仙川へと向かう我ら。
その途中、眼下に広がる猿ヶ石川が気になって仕方のないオラは、ちょいと寄り道を・・・。
期待のその流れからはサカナの反応は皆無だったが、アユ釣りなら申し分のない河川改修に何故か満足を感じるオラであった。
(以下釣行記へ)
まずまずの天気、昨日まで続いていた低温も解消されそう。
かつて恒例だった5月のヤマメ合宿、震災以来3年ぶりに実施することになった。
08:30、釣具とたっぷりの食材とを積んで、仲間が既に先行している気仙川へと向かう。
荷沢峠を越え気仙川水系に入る頃には眩いばかりの春の陽射し。
満開を過ぎたばかりの桜、枝先にやっと緑が見えてきた山の木々、鶯の声、そこには遅れてやってきたみちのくの春があった。
(以下釣行記へ)
小雨が降ったり止んだりの不安定な空模様。
相変わらず気温は上がらないままだが、それでもここ数日のうちでは温かい方だ。
買い物帰りに、暫くぶりでアユ用品の品揃えが整った釣具店を覗いた。
種々物色するも値札を見ては溜息をつき、買入したのはアユ用品にあらずしてヘラ用小物であった。
さて明日は晴れて気温も平年並みにまで回復すると言う。
震災前までは恒例行事だったヤマメ合宿、3年ぶりの復活は明日から2泊。
ヤマメとヘラ両方の道具を積み込んだし、とりあえず明日日中は田瀬湖へ向かうべかと・・・。
今日もまた冷たい雨が降る。
八幡平アスピーテラインなど高い山は積雪に見舞われた。
南紀からは海開きの模様を伝える映像、こちら北国は未だにストーブを手放すことができない生活。
南の川の魚道を遡る若アユのライブ映像、羨ましく眺めては溜息が漏れるオラ。
雪シロ真っ盛りの北の川は、河口部においてさえ未だ遡上の確認がとれてはいない。
平年なら米代川30Km地点の二ツ井付近にまで達しているはずだが・・・。
どうなる今年のみちのく純情アユ。
そろそろ県内の人工放流も始まる時期に差し掛かっている。
数輪の開花があってから9日経過して、当地における桜は本日ようやく満開宣言となった。
暦は早くも夏も近づく八十八夜、しかし今日もまた馬鹿寒い一日となってしまった。
お陰で庭に咲くチューリップやヒヤシンスが、傷みもせず花が随分長持ちしている。
暖房が止まると家の中でも指先が悴み、毛鉤を巻く手元を狂わせる。
本来なら霜の心配がなくなる時期とされるも、もうじき開花を迎えるリンゴ農家は気が気ではない。
開花してもあまりの低温に受粉昆虫が飛ばないと言う恐れもあるらしい。
週末から徐々に平年並みにまで回復する予報を信じたい。
大型連休後半の3年ぶりのヤマメ合宿、是非好天の下で楽しみたいものだ。