いつ雨が降りだしてもおかしくない空模様。
釣り日和を待っていてはシーズンが終わってしまうので、思い切って出かけることに。
気仙川住田エリアは既に魚影は殆んどなく垢腐れが急速に進んでいる。
オラはポイントを見つけさえすれば釣りにはなるはずと読んで、ガラ掛け漁が盛んな下流部陸前高田竹駒地区に入る。
しかしこのエリアは膨大な数が半職漁の餌食になって、一頃に比べると魚影は全く薄くなった。
しかも既に雌はポッテリ体型、雄はゲッソリ体型となって、縄張り本能も薄らいでいる。
時折トロ瀬の中を移動する数10匹の群れアユが見られることから、産卵期直前のトロ巻き行動に入ったらしいことが伺われる。
オラは時間帯で突然スイッチが入って追い出すことに期待したが、結局最後までまともな追いはなく釣趣最悪のままであった。
実釣5時間、何とか脚で稼いでのツ抜けにはなったものの、今年の気仙川に終焉は異常に早くやってきそうな気配を感じながら竿を畳んだのであった。
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