二十四節気「穀雨」は氷点下の朝、フクジュソウが咲き終わったばかりの花壇には立派な霜柱。
奥羽の稜線はことごとく吹雪模様、目の前の里山でさえ灰白色に煙り明らかな雪降りである。
昨日から開通のはずの八幡平山岳道路は、新たな積雪のため全面通行止めが解除されないまま2日目を迎えると言う珍しい事態に陥っている。
雲の切れ目から時折陽射しがこぼれても、吹きつける冷たい北西風が全く温もりを感じさせない一日。
花冷えを通り越したこの寒さもさすがに明日で終わり、週明けには平年並みにまで回復しそう。
開花宣言があってから1週間も停滞したままの石割桜も、これでようやく本格的開花に向けて動き出すのだろう。
それにしても老いた我が身には、あまりにも辛い気候が続いたものだ。
やがてやってくるヤマメの好機に備えて、ここまでの体調維持が大変だったんだから・・・。